「う~紅葉もう少しかな?今年は暖かい日が長かったからね~」と、毎年眺める鞍馬二ノ瀬の「白龍園」のお庭。
毎年、紅葉の時期に行われる「特別拝観」。
今年も多くの方が訪れていて、時間を区切り、人数制限して拝見するようになっています。
ミモロとお友達は、11時半のグループ…
入口で、「白龍園」の管理運営をする「青野株式会社」の青野社長が、拝観の注意事項などを伝えます。
雨上がりのお庭は、苔の緑が際立っています。
苔マニアにも人気の場所で、さまざまな種類の苔が見られるのです。
「苔をできるだけ踏まないように~」と注意しながら、石段を上ります。
「う~なんかパキッとした感じの紅葉じゃないね~今年は…」
そう、例年、とても鮮やかな赤に染まる山ですが、今年は、なんとなく茶色のベールが掛かっている感じ。
「ワ~キレイ!」と初めてここを訪れたお友達は、大感激。
「そうね~それなりに美しいよね~」と、ミモロは、立ち止まりながら周囲の景色を楽しみます。
「まずは、このお山の神様に参拝しないと~」と、ミモロは馴れた足取りで山の奥へ。
赤い鳥居の向こうは、霊域と言われるこの山の神様「白髭大神」と「八大龍王」を祀る祠があるエリアです。
季節を感じさせる飾りが施された手水で手を清めて参拝へ
「なんかここの空気さっきとは違う!」とお友達。
「そうなの~いつ訪れても、なんか違う…空気が澄んでいて、冷たい感じ…」というミモロ。
静かに参拝した後は、再び山を廻ります。
「こっちだよ~」とお友達を案内します。
「本当に素敵なお山ね~すごく整備されてて~」とお友達。
「うん、これ全部、青野さんのご家族と会社の皆さん、地元の方々などが50年以上かけて整備なさったんだよ~」とミモロ。
ミモロたちは、園内にある東屋へ
「ここからの眺めいいでしょ!この東屋も、みんなで建てたんだって~」
そう、園内の建物は、木材の選択、基礎工事、屋根ふきまで、みんなで工夫して作り上げたものなのです。
「あ、こんにちは~」と、下から声が…「は~い、また来ました!」
手を振っていたのは、このお山のお世話をなさっている川名さん。
美しいお山は、それをお世話なさっている方々のおかげなのです。
「今年は、高温や雨量不足で、昨年とは紅葉の状況が違うんです。いつもなら、遅く紅葉する場所が、先に色づいたり…」と。
「なんか今年の紅葉ハッキリしてない感じがするんですけど…」とミモロ。
「確かに、昨年の紅葉とは違いますが、木々は、それぞれの状況にあった形で過ごしているんです」と川名さん。
「そうだよね~キレイとかいうのは、人間の感覚で、木にしたら、それがベストの姿で、キレイとかキレイじゃないとか、大きなお世話だよね~」とミモロ。
「そうですね~それぞれの木が一生懸命生きている姿を見守っている感じですね~今年は、12月中旬くらいまで紅葉が楽しめるのでは?」と川名さん。
そう言われて、ミモロは改めて今年の紅葉を眺めます。
夏の猛暑と厳しい紫外線…そして雨が少なかった京都…木々もやはり疲れているはず…それでも頑張って紅葉しています。
「紅葉って、パワーいるんだって~よく頑張りました!」と木々を応援するミモロ。
「あ、ハートの苔…」園内には、ところどころにハートが
苔のハートのそばに寄り添うリンドウの花がなんとも可憐です。
そして、昨年から登場した双葉葵の窓
拝観者の撮影スポットです。
「白龍園」の特別公開は、今年は、12月3日まですが、12月中旬まで延長される可能性もあるそう…
「また来ちゃおうかな?」と、出町柳駅から叡山電車に乗れば…
まだ紅葉を楽しみたいと思う方は、ぜひ~
*「白龍園」の詳しい情報はホームページで
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「みんなのそばに行きたいなぁ~」というミモロです。
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ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
遠方から行く人にとっては、ありがたい情報です。
京都も一週間ぐらい遅れていると聞きます。
最近、紅葉状況を掲載しているサイトで
まだ見ごろでもないのに見ごろとしていたりしますね。
白龍園も是非、行ってみたいです。
京都の紅葉もやっと盛りになりました。
今年は、遅いけど、それなりにキレイです。
ぜひ、いらしてくださいね~