「秋に一度来てみたかっったんだ~わ~やっぱり迫力ある~!」とミモロがいうのは、大原の「古知谷 阿弥陀寺」です。
紅葉の木々にすっぽり包まれたように、このお寺があるのです。
さて「古知谷 阿弥陀寺」は、大原「三千院」から若狭街道を少し北に進んだ山にあります。駐車場のそばの山門の脇には、大きな楓が茂ります。
「もうこれだけ見ても満足しちゃいそう~」というほど、見事な紅葉。
でも、ここで満足してはいけません。そこから、山道を約15分ほど登って本堂へ行きましょう。
ミモロは、昨年、まだ紅葉前の時期に、MKタクシーさんの案内でここを訪れています。その時、タクシーは、山道を登り、本堂の近くまで行くことができました。「一般車も、結構近くまで行けるんだよね」とミモロ。山道の上に一般車両用が数台駐車できるスペースがあります。
「でもすごく狭い道だから、対向車来ないように~」と、ミモロが傍らで祈る中、いっきに山道へとミモロカーを運転しました。
一般駐車場からも、まだ本堂までは距離があります。
でも、歩く先には、色づいた楓がミモロを待っています。
さて、「古知谷 阿弥陀寺」は、慶長14年(1609)に、弾誓上人が、念仏道場として開創。美濃に生まれた上人は、なんと9歳で自ら出家し、山奥で念仏三昧の修行を積まれること20余年。その後、諸国行脚の旅で、さらに修行を重ね、最後の修行の地としておいでになったのが、ここ京都大原の古知谷でした。はじめは岩穴に住み、念仏三昧の日々を過ごされますが、村人たちとのご縁により、寺を創建することに。ご本尊は、自ら草刈り鎌で刻んみ、ご自身の頭髪を植えられた尊像です。
それから4年後、弾誓上人は、巌窟に彫られた石の柩に生きながら入られ、即身仏になられます。今も、ミイラ仏としてそこに安置されているのだそう。
本堂までの道の両脇に茂る楓・・・ここには樹齢800年と言われる楓の老木をはじめ、300ほどの楓が江戸時代から山を彩り、その時代から紅葉の名所と言われていたとか。
「う~確かに木が大きい~」
石段を上がり到着した本堂前のお庭を拝見します。
「わ~ここもきれい~落ち着いた素敵なお庭だね~」とミモロ。
白砂と苔のよく手入れされた枯山水のお庭です。そこに秋は、楓が艶やかな色どりが包み込みます。
今回は、本堂に参拝した後、紅葉に浸ります。
再びお庭に出たミモロ…「わ~下にも楓が広がって見えるよ~」と、山の中腹から身を乗り出して、紅葉を眺めようとするミモロ。
見たい気持ちはわかるけど、落ちたら大変…もっと下がって~
「うん」というとミモロは、ちょっと後ずさり。
「ミモロちゃん、ありがとう。ここ来たかったの。本当に素晴らしい紅葉ね~」といっしょに行ったお友達も嬉しそう。
なかなか車がないと行きにくい場所ですが、京都バス「大原・小出石行」で「古知谷」下車徒歩25分です。
「ちょっと行きにくいけど、行く価値十分だよ~」
「江戸時代の人たちも、ここの紅葉楽しんでしょ?!わかるなぁ~」というミモロです。
*「古知谷 阿弥陀寺」京都市左京区大原古知平町83 ☎075-744-2048 拝観時間9:00~16:00 拝観料500円
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