2月23日は、「聖護院門跡の塔頭 積善院準提堂」で「五大力尊法要」が行われます。
「今年もお詣りに来ちゃった~」と毎年伺うミモロです。いつも楽しみにしているのは、参拝者の無病息災を祈願するかす汁の接待です。
でも…
今年はコロナ禍のため中止です。「う~残念…具沢山のかす汁で、すごく美味しいのに~」と、指をくわえて寂しそうなミモロです。
かす汁のために来たわけじゃないでしょ!お詣りしなくちゃね…「うん、もちろん…」そういうと境内へ、まずはアルコール消毒…
「コロナ禍になってから、神社仏閣でのお清めって、手水のお水じゃなくて、アルコール消毒になっちゃったみたい…」とミモロ。
確かに、至る所でお清めが行われる状況です。
「五大力法要」は、不動明王、降三世明王、軍茶利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王の五大明王のお力を授かり、その化身、五大力菩薩によって国の平和や人々の幸福を願うもの。
この日、本堂では、秘仏の五大力尊が開帳されます。
本堂にお詣りします。「ろうそく献上するんだ~」と。
「ろうそく1本…」とマイクで告げられ、献上した人に無病息災などの祈願が行われます。
「あ、いらした~」と、顔なじみの僧侶の方。
「ミモロちゃん、今年もお詣りにいらしたんですね~」と笑顔で。「はい、節分にも来たんだけど、知ってる鬼さんに会えなかったの~」と。
実は、ミモロが一番初めにこちらの僧侶の方にお目にかかったのは、鬼さん姿でした。以来、仲良しになったミモロ。
「もうあの鬼さんは、お坊さんになっちゃったから、会えないの…?」とちょっと寂しそうに…。
「いいえ、本当は、今年も鬼さんになるつもりだったんだけど、コロナの影響で、鬼さんの姿は、交代できなくて…」と。
「え~そうなんだ~。お坊さんになっても、また鬼さんに戻るんだ~」とミモロ。
「はい、鬼さんは、実は結構ベテランのお坊さんが変身してるんですよ~」と。「え~鬼さんって侮れないね~気軽に抱き着いたりしちゃ、失礼だね~気を付けよう…」とミモロ。
「あ、節分の時、いらしてましたね~」と別の僧侶の方に声を掛けられたミモロ。
「はい、豆まきなかったから、ちょっと残念…」とポツリ。「あのお坊さんも鬼さんになったことあるのかな?」と小さな声で…。
「来年は、いつものようになるといいですね~」とご挨拶して境内を後にしました。
今年は、体の悪い所を錫杖で触れたりして厄払いをしてくださるという山伏さんたちによる錫杖加持も中止されました。
「ホント、コロナって、人のふれあい阻害してる~」と、人ができるだけ触れ合わないようにする社会になったことが寂しくてたまらないミモロなのです。
「ここも今年、なんにもやってない…」とトボトボと聖護院前の道を歩くミモロ。
毎年、八ツ橋の老舗「西尾」では、餅つきが行われ、きな粉餅などの接待があるのです。
「あ、みたらし団子だって、接待じゃないけど、食べたい…」
香ばしい匂いがミモロの鼻をくすぐり、それに引き寄せられたよう。
「あの~1本ください~」とお小遣いから120円で、みたらし団子を食べることに。
「どうぞ、お茶も用意しますから、中で召し上がってください~」と言われ、店内へ。
焼きたてのみたらし団子…「美味しいね~」と口の周りにタレをつけながら…。
「試食もできるんだ~」と食いしん坊のミモロ。
いろいろな八つ橋を頂戴しました。う~あんまり試食ばかりしないで…「だって、美味しんだもの…」と、平気な顔…。
きっともうすぐ緊急事態宣言も解除されるかも…。「待ち遠しいね~」と、春の訪れと共に、なにかいいことがありそうな予感がするミモロです。
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