4月24日、ミモロはお友達といっしょに、左京区の最北端に位置する山里 久多に出かけました。まだ春の名残りのごとく、桜が咲く里は、まさに桃源郷のような美しさ。
「なんか山や畑とか、みんなピカピカ輝いて見える~」と、その景色は、コロナ禍の不安を忘れさせてくれる、心休まる美しさ。
「ここだね~今日、お手伝いするのは…」と、目の前に広がる畑を見つめるミモロです。
今は、何も植わっていない畑ですが、8月になると、そこには一面薄紫色の北山友禅菊が広がります。
約9年ほど前から、休耕田などを利用した観光プロジェクトが村おこしのためにスタートします。
そこでいろいろな学者さんなどのご意見を伺い、植え始めたのが、京都らしい風情を漂わす「北山友禅菊」だったのです。
昨年、初めて久多を訪れ、すっかりこの里の美しさに魅了されてしまったミモロとお友達は、その時、知り合った農家の常本さんから「北山友禅菊の苗植えのボランティア活動ができる」と伺い、参加することにしたのです。
「今年の夏のために、頑張ってお手伝いしないと~」と、張り切りミモロです。「あの~なにしたらいいですか?」
「では、あちらの苗の畑に移動しましょう~」と常本さんといっしょに少し離れた別の畑へ。そこは一面薄緑色の柔らかな絨毯が敷かれたような畑です。
「わ~キレイ~まだ赤ちゃんの北山友禅菊なんだ~」とミモロの背より低い苗が一面に…
「この北山友禅菊を、畑に植えるために、1本ずつバラバラの苗にしてください~」と。まずはお手本を披露。
「了解です~!」とやり方を飲み込んだミモロたちは、さっそく作業開始。
「まずは、この密集した苗を掘りだして、土を落として、1本ずつの苗にするんだよね~」
成長の早い北山友禅菊は、苗が密集しすぎると、美しい花を咲かせることができません。そこで程よい間隔で苗を畑に植えるのです。
「ヨイショ!ウ~」と全身の力と体重を込めて、シャベルで苗を掘り起こします。
それからパタパタと根に付いた余分な土を落とし、苗をバラバラにします。
「こんな感じかな?」
ほぐした苗は、運搬するケースに並べます。
お友達といっしょに黙々と作業を続けます。
「なんか風が気持ちいいね~」「そうね~」と、マスクをして、お話せずに黙々と…大変な作業もみんなで一緒にいれば苦になりません。
「そろそろいっぱいになったから、畑の方に持っていこうよ~」とミモロ。
同じ時刻に、他のボランティアの人たちは、畑での苗植え作業をしています。
雑草が生えないように、ビニールシートで畝を覆います。その作業もなかなか大変。
「苗、持ってきました~」とミモロたちは苗を植えている方々のそばに置くと、いっしょに苗植え作業に加わりました。
シャベルで、ビニールシートに空いた穴の部分の土を掘り、そこに苗を植えて、土を被せます。
「ネコの手のお手伝いだけど…がんばろう~」とミモロも一生懸命に作業を…。
ミモロが苗植え作業に入って間もなく、「そろそろお昼にしましょう~」と、常本さんの声。
「え?お昼!」と、とたんにミモロの手が止まりました。
畑の苗植え作業は、まだ半ば、お昼の後にも作業は続きます。
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