ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

夏、一面に薄紫の世界を作る左京区の山里 久多の「北山友禅菊」。その苗植え作業のお手伝い

2021-05-02 | 体験

4月24日、ミモロはお友達といっしょに、左京区の最北端に位置する山里 久多に出かけました。まだ春の名残りのごとく、桜が咲く里は、まさに桃源郷のような美しさ。

「なんか山や畑とか、みんなピカピカ輝いて見える~」と、その景色は、コロナ禍の不安を忘れさせてくれる、心休まる美しさ。

「ここだね~今日、お手伝いするのは…」と、目の前に広がる畑を見つめるミモロです。


今は、何も植わっていない畑ですが、8月になると、そこには一面薄紫色の北山友禅菊が広がります。

約9年ほど前から、休耕田などを利用した観光プロジェクトが村おこしのためにスタートします。
そこでいろいろな学者さんなどのご意見を伺い、植え始めたのが、京都らしい風情を漂わす「北山友禅菊」だったのです。

昨年、初めて久多を訪れ、すっかりこの里の美しさに魅了されてしまったミモロとお友達は、その時、知り合った農家の常本さんから「北山友禅菊の苗植えのボランティア活動ができる」と伺い、参加することにしたのです。

「今年の夏のために、頑張ってお手伝いしないと~」と、張り切りミモロです。「あの~なにしたらいいですか?」
「では、あちらの苗の畑に移動しましょう~」と常本さんといっしょに少し離れた別の畑へ。そこは一面薄緑色の柔らかな絨毯が敷かれたような畑です。

「わ~キレイ~まだ赤ちゃんの北山友禅菊なんだ~」とミモロの背より低い苗が一面に…

「この北山友禅菊を、畑に植えるために、1本ずつバラバラの苗にしてください~」と。まずはお手本を披露。
 
「了解です~!」とやり方を飲み込んだミモロたちは、さっそく作業開始。

「まずは、この密集した苗を掘りだして、土を落として、1本ずつの苗にするんだよね~」

成長の早い北山友禅菊は、苗が密集しすぎると、美しい花を咲かせることができません。そこで程よい間隔で苗を畑に植えるのです。
「ヨイショ!ウ~」と全身の力と体重を込めて、シャベルで苗を掘り起こします。


それからパタパタと根に付いた余分な土を落とし、苗をバラバラにします。
「こんな感じかな?」

ほぐした苗は、運搬するケースに並べます。

お友達といっしょに黙々と作業を続けます。

「なんか風が気持ちいいね~」「そうね~」と、マスクをして、お話せずに黙々と…大変な作業もみんなで一緒にいれば苦になりません。

「そろそろいっぱいになったから、畑の方に持っていこうよ~」とミモロ。


同じ時刻に、他のボランティアの人たちは、畑での苗植え作業をしています。

雑草が生えないように、ビニールシートで畝を覆います。その作業もなかなか大変。

「苗、持ってきました~」とミモロたちは苗を植えている方々のそばに置くと、いっしょに苗植え作業に加わりました。

シャベルで、ビニールシートに空いた穴の部分の土を掘り、そこに苗を植えて、土を被せます。

「ネコの手のお手伝いだけど…がんばろう~」とミモロも一生懸命に作業を…。


ミモロが苗植え作業に入って間もなく、「そろそろお昼にしましょう~」と、常本さんの声。
「え?お昼!」と、とたんにミモロの手が止まりました。


畑の苗植え作業は、まだ半ば、お昼の後にも作業は続きます。


<ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自然豊かな京都の左京区北部... | トップ | 7月下旬から8月上旬に咲く「... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

体験」カテゴリの最新記事