「晴れたね~頑張って石段上がってお詣りするんだ~」とミモロが、午前11時前に京都、一乗谷の「狸谷山不動院」を訪れました。
「わ~狸の雪だるまだ!」参拝者が作ったのでしょう愛らしい狸が迎えます。
ここは、洛北一乗寺村の狸谷と呼ばれる場所。建長3年(1249)に安置されたと伝えられる尊像のことを知った木喰行者養阿上人が、享保3年(1718)に開山。狸谷山修験道を開き、自ら刻んだ石造不動尊像を本尊に。修行場として多くの参籠者を招き、人々の厚い崇敬をも集めた場所です。
「きっと狸谷山っていうんだから、タヌキさんたくさん住んでたんだろうね~」と想像します。
叡山電車の「一乗谷駅」から住宅地の坂道を20分ほど歩きます。
午前中は、まだ道には昨夜降った雪が積もり、坂道は滑りやすい状態。車で来るには危険な感じが…。
「ふ~やっと到着!」山に入る麓の駐車場に到着しました。
「さぁ、がんばって250段の石段登って本殿に行かなくちゃ!」と張り切っていたミモロ。
「あれ~進入禁止だって~」と、山に入る部分に看板が出ています。
「はい、本日は、山は閉山しています。石段の雪が深く、危険な状態なんです…」とお寺の方。
「もし、転倒でもしたら大変ですからね~。山伏による護摩炊きの法要は関係者だけで執り行います。がん封じの笹酒の接待は、ここで行いますから、準備ができるまでしばらくお待ちください」と。
通常でも登るのが大変な250段の石段。そこに雪が積もっているのですから、滑る危険はかなり…。28日中には除雪作業を行い、29日からは通常どおり本殿での参拝ができるそう。
この日は、山に続く道は、深い雪に覆われて、閉山を知らずに進んだ人も、石段の前で引き返して来ました。
ミモロは、知らずに山に入ろうとする人を見つけると「そっち入れないんだそうです!」と声を掛けます。
「あれ~もしかしてミモロちゃん…前にもここに参拝してますよね~。え~今日は、帽子やコート着てるんだ~」と以前参拝したときにお目にかかっていた方。
「わ~覚えていてくださって嬉しい!」とミモロは、うれしくて飛びつきました。
「こんなに雪が積もるのは珍しいから、ここで笹酒の接待をするのは、初めてなんですよ~今、山からお酒を下ろしてきますから、もう少し待っててくださいね~」と。
駐車場の奥には、小型のケーブルカーが…
「あ、お寺の人が上に行っちゃった~いいなぁ~ミモロも乗りたい…」と思いながら、手を振るミモロ。
山の本堂と麓に物資を運搬するための設備です。「こういう便利なものがあるんだ~」と感心。
この日は、がん封じの笹酒の接待がある日。麓にある自動車祈祷殿がその会場に…。
厄除け、がん封じ、また交通安全などの御力で知られる「狸谷山不動院」。
特に、広い駐車場を持つ「自動車祈祷殿」には、多くの車が安全を願い訪れています。
1月28日は、特にがん封じにご利益がある笹酒の接待が11時から行われます。
車で来た人のためには、持ち帰り用の瓶詰も用意されています。
「もうすぐ始まるって…」笹酒の準備ができたよう。
青竹に入れたお酒が振舞われます。
「いただきま~す」と、なぜか青竹のそばにいたミモロは一番先に頂戴することに。
次々に参拝者に振舞われる笹酒…
「温まるね~」と、笹酒はぬる燗の温度…冷えた体が幾分温まります。「がんになりませんように~」と祈りながら頂戴しました。
本殿に上がることはできなかったけれど…周囲の雪景色の美しさを見られたことだけでも感激。
2月3日の節分には、節分祭が行われ、11:30、13:00、14:30に豆まきや賞品が当たる福豆くじ200円が…。
「そのころは、雪もないね、きっと…」と、青空が広がる空を見上げるミモロでした。
*「狸谷山不動院」の詳しい情報はホームページで
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