ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

三条大橋のそばにある「うどん 篠田屋」。人気の「皿盛り」は、一度食べると癖になる美味しさ

2023-02-23 | グルメ

「わ~これが噂の皿盛り…」と、目の前に運ばれた大きなお皿の上には、揚げたてのカツととろりとしたカレーのルーがたっぷり。

三条大橋の東側にあるうどん、そばの「篠田屋」の看板メニューのひとつ「皿盛り」です。


三条京阪駅の上に位置するお店は、歴史を感じさせる店構え。
創業は、明治37年(1904)。現在4代目のご店主が、お母さまと奥様と共に、店を営んでいらっしゃいます。

「なんか一人で入りにくいかも…」と、その前をすでに何度も通っているミモロは、最近、知り合いから「あそこの中華そばと皿盛りは美味しいよ~」と言われ、ある日、暖簾をくぐることに…。


「初めて訪れるお店って、ドキドキしちゃう…」とミモロ。食いしん坊ですが、やはりそこは女の子…お店の雰囲気なども気になります。

「あれ~思ったより、中広いんだ~」と。清潔で、心地よく整えられた店内…お店の方のお客様への思いが伝わってきます。


テーブル席には、サラリーマンや近くまできた職人さん、観光客、外国人の姿も…。入れ代わり立ち代わり、次々にお客さんが訪れて、サッと注文し、サッと食べて立ち去ります。

ミモロも、のんびりお品書きを見ている暇はありません。「あの~皿盛りください~ご飯少な目で…」と大きな声で注文。

「はい、皿盛りですね~」と奥さんが、お水とスプーンを持ってきてくれました。

もちろん、ここには、他にもいろいろな品があります。

キツネうどんは、450円。にしんそばは650円、皿盛りは、ちょっと高額で800円です。
「ワンコインで食べられるなんて、うれしいね~」と、この良心的な価格の設定は、創業以来変わらぬそう。

修学旅行生も訪れ、昼時には、外に列ができることもしばしば。
しかも、以前は、昼と夜の二部制でしたが、最近は、昼11:30に開店し、材料がなくなると、閉店するため、14時頃に行くと、すでに閉店ということも。「え~15時までだと思ってたのに~。わ~また、食べられなかった~」と、実はミモロも3回ほど空振りだったのです。

やっと念願叶って、憧れの皿盛りが運ばれました。

「うわ~カツ大きい~こんなに食べられるかな?」とミモロ。
でもカツの肉は、薄めなので、それほどボリュームはありません。「揚げたての衣も同じくらいの厚さのお肉…この衣が美味しいね~」と。また、カレーのルーは、うどん店のカレーうどんの汁…透明感のあるとろりとしたルーで、だしのお味が効いて、「すごく食べやすい!」とミモロ。さすがにカツカレーは…という人でも、軽く頂ける品。

「ご飯、少な目って言ったけど、普通でも大丈夫だったかも…」と。

「美味しかった~なんか癖になりそう…また来よう!」と、今度は、お友達を誘って…。

ミモロのブログを見ている東京のお友達は、「次は、あそこに連れてってね~」と、ミモロが紹介するお店に行くのを楽しみ旅行計画を練ってくるようになりました。「ここも絶対行きたいっていうね~」と思われるお店のひとつです。

「他にも、中華そばって、評判いいんだよね~」と。

ここに来るお客様の多くは、「皿盛り」と「中華そば」を注文するとか。一度は、食べてみる価値があるお味です。

*「篠田屋」京都市東山区三条大橋東側 大橋町111 ☎075-752-0296 11:30~品切れまで(15時前には閉店)土曜休み

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「智積院」の名勝のお庭を拝見に。大書院の長谷川等伯一門の障壁画(複製)が桃山時代の華やかさを再現

2023-02-22 | 寺社仏閣

「今は、冬だから、お庭ちょっと寂しいね~」とミモロがいうのは、「智積院」の名勝のお庭です。


真言宗智山派の総本山「智積院」を訪れているミモロ。毎月1回、瞑想体験を行う「阿字観会」に参加、そしてリニューアルされた宿坊「智積院会館」の食事処で、お茶とお菓子を頂きました。

そして向かったのは、名勝のお庭のある「講堂」と障壁画が見られる「大書院」です。

「阿字観会に参加したら、拝観券頂いちゃった!」と、頂いたものは、決して無駄にしないミモロです。

道場として使用されている「講堂」は、かつて「方丈」と呼ばれ、玄侑僧正が「智積院」を再興した時に、徳川家康から寄進された「祥雲寺」の「法堂」が基になる、お寺の重要な場所の一つです。現在の建物は、平成5年に完成したもの。


「法堂」の前から、建物に沿って奥へと進みます。
そこに広がるのは、利休好みと伝えられる中国の廬山を模した庭園。

奥は、自然石を多く使い野趣あふれる雰囲気。正面は、江戸時代に手を加えられた洗練された趣を作っています。
「春になると、ツツジなんかが咲いて、艶やかになるんだよね~」とミモロ。まだ冬が残る今は、庭の構造がよくわかる景色です。

「わ~大きな鯉がいる~」と池を覗くミモロ。


拝観者は、ミモロの他にもう一組だけ…静寂の中で眺める庭の贅沢さ…


「あの~どこからいらしたんですか?」と、フレンドリーなミモロが観光客に話しかけます。

「フランスからです~。日本に来たのは初めて…素敵ですね~。ずっと来たかったんです日本に…」と。

「そうなんだ~今は、まだ結構空いてる時期だから、ゆっくり楽しんでくださいね~」とミモロ。
「ネコちゃんですよね~」と観光客の方。「はい!そうです!」いつもクマに間違えられるので、一目でネコとわかってくれたことに感激。「わかる人は、わかるんだ~」と微笑むミモロです。

さて、池の広がるお庭は、「大書院」に面しています。

金色の障壁画が見事な座敷です。

「やっぱり桃山時代って華やかで素敵~」と艶やかな障壁画を前に…

これらの障壁画は、長谷川等伯一派の絵師たちが描いたもの。梅、桜、松、葵などをモチーフに描かれた絢爛豪華な作品です。

ここにある障壁画は、複製されたもので、本物は国宝なので「宝物館」に納められています。
「複製でも、近くでじっくり見られ、当時の雰囲気がわかるよね」とミモロ

尚、ミモロは、靴を履いていないと立てないので、畳の上に靴で立っていることをお許しください~

「大書院」をグルリと回って見学します。


「どこにいるんだろ?」と広い建物で、トコトコ歩いていたミモロは、気づくと「講堂」の大玄関に至っていました。
「あ!なんか楽しそう…」と、そこで拝見したのは、明治から大正に京都で活躍した月樵道人作の「布袋唐子嬉戯の図」。

にこやかな表情の布袋さまが、たくさんの子供たちと遊ぶ姿です。大正6年に描かれたこの襖絵には、世界の平和への願いが込められているそう。
「今見ると、心に沁みるね~。世界中の子供たちが、みんな笑顔で暮らせる社会にならないと…。この絵を描いた大正時代以上に、今は、多くの子供たちが泣いてる…」と、幼い子供たちが、紛争や地震など、よくわからない状況に巻き込まれて命を落としたり、涙を流す事態にいることを思うと…なんともやりきれない思いがミモロの胸につのります。

また他のお部屋には、京都を中心に活躍する後藤順一作の「百雀図」が…

「ホントに100羽雀いるのかな?」とミモロ。数えるのはやめて…。
なんでも99羽の雀が描かれているとか…「きっと誰か数えたんだ~」とミモロ。

すでに拝観時間の受付は終了しています。そのため、建物内には、ミモロと先ほどであったフランス人観光客カップルだけ…。
「すごく静かでいいね~」となんとも贅沢な時間を過ごしました。

4月4日には、境内中央部に「宝物館」がオープンします。

「また、見に来ようね~」。春になると、境内を、梅、桜、ツツジなどの花が彩り、初夏は、紫陽花や桔梗が見事です。

*「智積院」の詳しい情報はホームページで

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「智積院」で毎月行われる「阿字観会」。リニューアルされた宿坊「智積院会館」でのお茶タイム

2023-02-21 | 寺社仏閣

2月12日の日曜日、ミモロは、京都七条にある真言宗智山派総本山「智積院」で瞑想体験の「阿字観会」に参加しました。


「京都国立博物館」のそばに位置する「智積院」は、弘法大師に平安時代に開宗された真言宗。その後、一時衰退し、戦国時代に中興の祖 興教大師が、和歌山に根来寺を創建、多くの門徒を持つお寺に。天正13年(1585)、豊臣秀吉に全山を焼き払われ、当時の学頭であった玄侑僧正らは、難を逃れ、身を潜めます。元和元年(1615)に、豊臣家を滅ぼした徳川家康は、昔、秀吉の愛児鶴松の菩提を弔うために建立した「祥雲禅寺」を、根来寺ゆかりの僧、智積院能化に寄進、ここを真言宗智山派総本山と定めます。

全国に3000の末寺を擁し、「成田山新勝寺」「川崎大師平間寺」「高尾山薬王院」を大本山とし、信徒は約30万人におよぶと言われます。

「根来寺を焼き討ちした秀吉が、大切にしたお寺が総本山になるって、歴史の皮肉だね~。でも、豪華好みの秀吉が作ったお寺だから、障壁画やお庭なんか見事なの…桃山時代の華やかさが感じられるお寺だよ」とミモロの説明でした。

境内には、梅も多く、白梅がほころび春の訪れを告げています。


ミモロが参加する「阿字観会」の会場は、境内の中心部にある「金堂」の地下スペースです。
ご本尊、大日如来をお祀りする「金堂」では、毎日、ここで修行する若き僧侶たちの読経の声が響きます。


さて「阿字観」とは、弘法大師空海が、修行のひとつにされた真言宗の瞑想です。本尊を映す梵語の「阿」と描かれた紙の前に座り、印を結んで、目を半分閉じて、呼吸に集中。光が体をすっぽり包むようなイメージを抱きつつ、静かな時を過ごすのです。

京都では、坐禅、止観、阿字観など、心を鎮める時間が過ごせるのが魅力。しかも、それぞれの宗派の総本山や大本山という、言い換えれば本店で体験できるのです。ミモロも「南禅寺」「天龍寺」「建仁寺」「聖護院門跡」などでも、静寂の中、自分を見つめる時間を過ごしてきました。「観光だけじゃなく、本店で過ごす時間も、京都ならではなんじゃないの!」と、東京や海外から来るお友達をよく誘うミモロです。

事前に申し込みをしていたミモロは、受付へ。ご志納として500円を納めます。
会場である金堂の広い地下スペースは、絨毯敷で快適。お座布団と「阿」の梵字が置かれた場所に座ります。
僧侶の説明を伺い、お清めの「塗香」をして、「阿字観」の作法を教えて頂きます。
参加者には、初めて…という方も多く、気軽に参加できるのも魅力。

まずは、ウォーミングアップとして「清浄体操」というストレッチをして、背中、肩、腕などの緊張をほぐします。
そして、静かに座り、体全体の邪気を外に出すように、「あ~」とお腹から低い声を出し、さらに深い呼吸を繰り返します。

「阿字観」の間、ずっと穏やかなBGMと僧侶の声がミモロの耳に届いていました。

30分ほどして、「阿字観」は終了。「なんかすっきりしたいたい~」というミモロです。

この「阿字観会」は、毎月開催され、その日を楽しみに大阪や滋賀などから通う方も…。
事前申し込みは、「智積院」のホームページからできます。

「阿字観したら、喉渇いちゃった~」というミモロ。「お茶しようよ」ということで向かったのは、一昨年リニューアルされた宿坊の「智積院会館」です。
 
「すごいキレイになってる!」としばらく来ていなかったミモロはビックリ。

エントランスは、まるでホテルのよう。違うのは、フロントのスタッフがお坊さんだったことでした。

「なかなかロビーも快適だね~」


ここは、誰でも利用可能で、ベッドタイプのお部屋や大浴場など揃う快適なひとときが過ごせる宿泊施設です。
宿泊特典として、朝のおつとめに参加できたり、庭園など無料拝観も…「朝食の精進料理も美味しそうだね~」とミモロ。

ここは、宿坊としての宿泊施設と共に、だれでも利用できる食事処やお土産店があります。
 
「ランチや夕ご飯も食べられるんだ~」京都の味が楽しめるお膳なども…。

「あの~京の冬の旅のスタンプラリーでお願いします」とミモロは、またスタンプが3つ押された台紙をお店の方に渡しました。
「はい、ちょっとお待ちくださいね~今、ご用意しますから…」とお店の方。
やがてミモロの前には、お抹茶と焼き菓子が運ばれました。


「頂戴します~」と挨拶してお菓子を一口…「う!美味しい!なんか洋菓子みたいな味…」と目を丸くします。
焼きまんじゅうかと思って口にしたところ、なんとそれは洋菓子のようなクリームのお味。
「そのお菓子、洋菓子の「バイカル」さんとの提携の品なんですよ。売店でもお求めいただけますから、後でどうぞ~」と。

食事処の隣りにあるお土産物ショップには、京都らしい品がいろいろ。


その中に、「智積院特製」の品があり、ここだけでしか購入できない限定品。先ほど食べたお菓子「月水鏡」や

お寺の寺紋の桔梗の花がついたサブレーなどもあります。


修学旅行などでここに宿泊する人には、洋菓子の味の方が親しみやすく、人気なのです。
「バイカル」の店舗でも似たような品はあるものの、寺紋入りは、ここだけでしか買えません。
「今度、お土産にしようかな?」というミモロ。
「お寺の大切な紋を食べちゃって、バチ当たらないよね?」とちょっと心配そうですが、お寺のパワーを体内に入れると考えれば、ありがたさもいっそうなのでは?!

4月には、宝物館も完成。「また、来なくちゃね~」と、春を楽しみにするミモロでした。

「お庭も拝見していこうよ~」と「阿字観会」の参加者に配られた庭園拝観券を持って、境内を進みます。

*「智積院」の詳しい情報はホームページで

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小雨の中、開催された3年ぶりの「京都マラソン」。ゴールを目指すランナーを沿道から応援するミモロだち

2023-02-20 | イベント

2月19日は、3年ぶりに京都の町をランナーが走る「京都マラソン」が開催されました。
「あ、もうすぐ始まるよ~」と、スタートのテレビ中継を見たミモロ。

開催されると、必ず沿道で応援します。
「わ~雨が降ってる…ランナー大丈夫かな?」と心配そう。スタート時刻の9時頃には、西京極総合運動公園内の「たけびしスタジアム京都」は、あいにくの雨模様。ランナーたちは、ビニールのレインコートを着ています。

嵐山、仁和寺、金閣寺、大徳寺、上賀茂神社、府立植物園、下鴨神社、京都御所、銀閣寺など京都の有名観光名所をめぐり、ゴールの平安神宮を目指す42.195キロのコースは、京都らしいと人気。毎年多くの応募があり、なかなか当選できないとの声も…。京都市民とボランティアに参加した人は、幾分当選確率が高い優先参加の枠があるのだそう。「ミモロも今年、ボランティアしたから、来年、応募してみようかな…」え~自転車でも42.195キロ走れないのに…そんな~。

スタートの様子をテレビで見ると、大勢のランナーが全員スタートするには、かなりの時間が掛かる様子。その間、最初にスタートした車いすランナーは、すでに嵐山のフィニッシュ地点に到着していました。


「さぁ、出かけよう…今年は、雨で自転車乗れないから、お家から歩いて行ける場所で応援する」と。
午前中は、おうちで過ごし、お昼ごろ、応援に出かけたミモロ。そのころは、先頭のランナーが、すでにフィニッシュしていました。

出町柳に到着…。「まだたくさんランナーさんたちがいるよ~」鴨川の河川敷を色とりどりのウェアが、カラフルなラインを川沿いに描いています。


雨模様ということもあり、残念ながら応援する人の数は、例年より少なめ…。でも小雨の中を、ひたすらゴールへ歩みを進めるランナーの長い列…「みんなすごいね~だってもう30キロ以上走ってるんだよ」


「もう少し近くで応援しよう~」とミモロは、東一条通へ向かうことに…。
ランナーが通過する場所では、交通規制が行われて、車だけでなく、歩行者も道を横断できません。


ランナーは、鴨川沿いから、東一条通りを経て、京都大学のある百万遍へ向かいます。
 
「みんなビショビショになってる~雨かな?汗かな?」小雨ながら、幸い気温が高く、体が冷えることは、わずかながら抑えられそうです。「みんなビニールのコート脱いでる…」走っていると、ビニールの雨除けコートは、暑いのでしょうか、多くの人が濡れることより、体温調節を優先させているようです。

東一条通は、あと5キロの地点です。

「もう9割近く走ってるんだ~もう少しだね…もう少し…」とミモロ。
でも、実はここから銀閣寺まで、最後のゆるい上り坂が続き、自転車でも結構大変な工程になります。

沿道の給水ポイントで水や食べ物の補給をして、残りの距離に挑むランナーたち。


「あれ~、お友達が応援してる~」沿道にある発酵調味料を使った料理が評判の「ごはんや お福」の女将と娘さんの姿が…
「あれ!ミモロちゃん~」と気づいてくれました。「待ってて、今、そっちに行くから~」とミモロ。

「でも、道が渡れない…キョロキョロ…あの~どこかで横断できませんか?」とボランティアの方に尋ねます。
「もう少し先に行くと、渡れるところがありますよ」とのこと。
そこでは、ランナーの走行を妨げないように、ロープでコースを変更し、歩行者は、道の中ほどの島のような部分で待機し、コースが変わるのを待って横断するシステムが行われていました。「なかなか賢い方法だね~」と感心するミモロ。

「よかった~渡れた~」ミモロは、駆け足でお友達のところへ向かいます。


そしてお店の前でいっしょに応援…

「がんばれ~あと4キロで~す。ゴールまでもう少し…完走メダルGETしてくださ~い」と、大きな声でランナーを応援。

その声に、今まで歩いていたランナーの中には、再び走り出す人も続出。「やっぱり完走メダル欲しいよね」となかなかランナーの心を刺激するミモロの応援。
「ここまでがんばったんだから、完走メダル、絶対諦めないで!」との声に手を振ってこたえる方も多数。

ランナーが応えてくれると、応援する方もし甲斐があるというもの。いっそう張り切るミモロです。

そばにいるお友達の応援の声も、しだい大きくなって、3人で並んで「もう少し!がんばれ~」と応援にも熱がこもります。


沿道で応援すること、約1時間…。制限時間が刻々と迫ります。

ランナーの数もかなり少なくなってきました。
疲労のためか歩いている人が目立ちます。「ここまでがんばったんだから、諦めないで!完走メダルがあと少しでGETできますよ!」と、ミモロたちも必死に応援します。

「あ、ピックアップバスが見える…」通りの向こうから、制限時間の6時間以内に走れないランナーや途中棄権した人をピックアップして、ゴールの平安神宮に送り届けるバスが迫ってきました。


「どうぞみんな無事に完走できますように…」と祈るミモロでした。

「沿道の応援のみなさま~ありがとうございました~まもなく交通規制が解除されま~す」とアナウンスする黒いセダン車がやってきました。

その車が過ぎると、今まで沿道に立っていたボランティアの方々が、次々にロープなどの回収をスタート。一般車両を東一条通りに入れる準備が行われます。「かたづけもスピーディー、さすが~」

「もう終わっちゃった~一緒に応援できて、楽しかった~」と、あまりに大きな声で真剣に応援し、やや声がかすれているミモロは、お友達に挨拶して東大路通を離れます。

「ゴール地点の平安神宮まで行きたいけど、歩くの大変だから、もうここからお家に戻ろう…」と東大路通を百万遍方向に。

でも、百万遍から平安神宮まで、通常のミモロの足で歩いて30分弱で行ける距離です。さすがに応援で疲れたよう。走っていないのに…

京大沿いの東大路通は、まだ交通規制が行われ、ランナーの姿も…つまり、ここから南に向かうランナーは、確実に30分以内にフィニッシュできるということ。


しかも百万遍の交差点からは、微妙ながら下り阪が平安神宮まで続き、幾分走りやすいかも…。

自転車で走ると、土地の高低差がよくわかります。

3年ぶりに道路を走れた「京都マラソン」。1万6千人のランナーが駆け抜けた京都の町…
「ランナーさん、どうか風邪ひかないように気を付けて…なんか喉がゼロゼロする、ゴホゴホ…」応援のし過ぎのミモロです。
朝から降り続けた雨も止み、沿道には、ランナーの足音がフィニッシュ地点の平安神宮へと続きます。

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[京の冬の旅」で「東寺」へ。スタンプラリーでひと休み。あぶり餅とお茶を「かざりや」で頂きに

2023-02-19 | 寺社仏閣

「え~こんなことする人いるんだ~ひどい!」とミモロが看板を見て怒ります。

「境内での犬の散歩、捨て犬、捨て猫は固くお断ります」という看板が出ているのは、真言宗総本山「東寺」の入口です。

「犬の散歩をする人はいるかもしれないけど…捨て犬、捨て猫ってする人いるってことだよね」とミモロ。今は、捨て犬はないと思われますが、捨て猫は今だいるかも…。慈悲深いお寺に持って来れば、どうにかしてもらえると思うのでしょうか。
「捨てる…っていうのは、すごく動物は傷つくんだよね~ミモロも前に…」と、以前、神社に置き忘れられた経験を持つミモロ。ごめんなさ~い。あれは、捨てたんじゃないよ!置き忘れちゃったの…これは一生言われるかも…。

ともかく、一度家族に迎えた動物を放置する行為は、絶対にやってはいけない…人間としての責任が問われること。

そんな看板で迎えられた「東寺」。

ミモロは、「京の冬の旅」で公開されている「五重塔」を拝見にやって来たのです。


落雷などで焼失し、江戸時代に徳川家光によって再建された「五重塔」は、高さ約55mと、日本で一番高い木造の塔。公開されたのは、初層の内部で、そこは極彩色の文様で彩られた世界が広がっています。中心の柱を大日如来に見立て、その周囲を金剛界の四仏が囲んでいます。

「他の上の層には、何があるんですか?」と案内係の方に伺うミモロ。「上は、特別なにもありませんよ」とあっさりしたお答え。
「そうなんだ~」と、ミモロもそれ以上聞けませんでした。


「高野山にいらしてからも、何度もここに来ていらっしゃるんだよね。遠いのに大変だったと思うけど…」とミモロ。
京都から、電車で行ってもかなり遠く感じる高野山…そこを歩いていらっしゃるのですから、弘法大師さまも大変だったと思われます。「京都でお仕事あったからね~」とミモロ。

改修工事も終了した「御影堂」は、弘法大師が住まわれていた場所。

今も、毎日、弘法大師がいらした時と同じように、お食事とお茶をお出ししているのだそう。

「東寺に来たら、ここに参拝しないとね~」そう、ぜひお忘れなく…。

ミモロは、金堂や講堂にも参拝して、「東寺」を後にしました。


桜の時期は、ライトアップも行われます。「五重塔と桜の景色素敵だよね~」。ミモロも何度か来たことがあります。

*「東寺」の詳しい情報はホームページで

さて、「京の冬の旅」では、参拝したお寺でスタンプを押してもらい、3個集まると、指定されたお店でお茶やお菓子などが頂ける「スタンプラリー」が行われています。ミモロの楽しみのひとつ…。

「ほら、3つスタンプ集まったから、お茶とお菓子頂きに行こうよ」と。

ミモロが向かったのは、京都の北エリアの今宮神社の参道にあるあぶり餅の「かざりや」です。

江戸時代創業のお店で、店先で作られるあぶり餅は、京都を訪れる人に大人気。

小さく千切ったお餅を竹串に差し、備長炭の炭火であぶり、それに白みそのタレをつけて頂きます。

「もう少し待っててくださいね~」とお店の方。


「は~い」というと、おとなしく店の縁台に座って待つミモロです。


「ここって、よく時代劇に出てくる撮影場所だよね~」ミモロが大好きな「鬼平犯科帳」の番組のエンディングにも登場しています。

「お待ちどうさま~はい、どうぞごゆっくり~」とお茶と一緒に、ミモロの前にあぶり餅が運ばれました。

「これこれ…なんか食べたくなるんだよね~」と、素朴な味わいは、ふと食べたくなるもの。

一人前は、10本ですが、スタンプラリーの場合は、5本です。「ホントは、もっと食べたい…」とあっという間、平らげたミモロは、少し物足りない表情です。

*「かざりや」京都市北区今宮町96 ☎075-491-9402 10:00~17:00 水曜休み


あぶり餅を頂いたミモロは、「今宮神社」に参拝してから、おうちへと戻りました。


「もう1回、どこかでお菓子とお茶頂けるんだ~」そう、スタンプラリーの台紙には、さらに3つのスタンプが集まっていました。

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