ワレモコウが咲き始めました。学名は「Sanguisorba officinalis」で、バラ科ワレモコウ属の多年草です。写真を拡大して見てください。先端のほうがほんのり恥ずかしそうにピンクに色づいています。ワレモコウは仲秋の名月の頃、活花の材料などとして花屋さんで見かけることがありますね。名月を背景に黒く浮かぶこの独特の花穂と尾花(ススキ)の影の組み合わせは、風情がありそうですね。暗い赤紫色の花を見てこの花の色は何色と表現するか・・・と議論になって、諸説あった中で、何処からともなく「吾は赤色だ!」と花の声がしたから、和名が「吾亦紅」となったとの説が有力のようですが、伝説じみた話ですね。この植物の根は止血効果のある生薬として使用されると記述されていました。写真は牛久自然観察の森で7月末に撮影したものです。
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