季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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オモダカ(面高)

2007-08-11 19:37:25 | 趣味・季節の花
休耕田の中に綺麗な白い花が咲いていたので、撮影しました。図鑑で調べると、「オモダカ」でした。もともとは中国から伝来したもののようですが、万葉集にも出てくると記述されていますから、日本古来の草と考えても良いかもしれません。学名は「Sagittaria trifolia」で、オモダカ科オモダカ属の水生植物のようです。葉が鏃(やじり)のようになっていて三角の葉ですから特色があります。和名はこれが人の顔のように見えて、真ん中の葉脈が高くなっていることから、「面高」と言われるようになったと記述されていました。花は1cm程度の小さな花です。写真で拡大していただけると3弁の花であることがわかると思います。水田では雑草として嫌われるようですが、荒れた休耕田に水が溜まり、そこに咲いていると寂しくも有り、良くぞ美しく咲いたと褒めてもやりたい気になる可憐な花です。写真は8月11日に霞ヶ浦周辺の休耕田で撮影しました。
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キンミズヒキ(金水引)

2007-08-11 08:09:08 | 趣味・季節の花
日本、朝鮮半島、及び中国などに分布する夏の可憐な花です。牛久自然観察の森で咲いていました。約1cm程度の小さな黄色い花が房のようになった花穂をつけています。遠くから森の中で見ると、黄金色に見えますので、目立つ花です。学名は「Agrimonia pilosa var. japonica」で、バラ科キンミズヒキ属の多年草です。花は、小さいですが、写真を拡大してよーく見ると5弁で同じバラ科のイチゴの花に似ていることが解ります。細く長く伸びた花穂が縁起の良い金色の水引のように見えることから命名されたようです。ミズヒキというタデ科の花(赤色と白色あり)がありますが、これよりもっと花穂が太くて豪華に見えます。写真は8月5日に牛久自然観察の森で撮影しました。まだ咲き始めた頃ですので、もうしばらくは美しい花が鑑賞できると思います。
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