昨日の強風から一転、穏やかな日曜日。
昨日は、強風の中、夕方から、相方と二度目の初詣。去年の交通安全の御守りを御焚き上げしていただくために、去年と同じ、地元で一番大きな神社へ。
去年も土曜日で、今年も土曜日の夕刻。
社殿では、強風は、納まっていて、陽の沈んだあとの寒さだけが、あたりを包んでいる。
焼きそばやお好み焼き、たこ焼きなどの屋台も出ていて、お正月色一色だ。
境内には、定番、筝曲の『春の海』。
これは、待ち合わせをしたショッピングモールの駐車場でも流れていた。
なんで、お正月の曲は、『春の海』なんでしょうかね???いつの時代から・・・???
御焚き上げのあと、去年と同じように、相方に、交通安全の御守りを買ってもらって、県西のカフェで、食事。
国道沿いのレストランやラーメン店などの駐車場は、何処も一杯だったけれど、月に一度くらいの頻度で訪れるこのカフェは、さほど、混雑していなかった。
しばらくすると、オバさんの3人連れ(推定60歳前後?)が、入店。樹木越しの隣のブースに着席するや、否や、話に夢中。ますは、プレゼント?交換から始まり、声高の話声。
私達は、小声で・・・。
(オバさんは、うるせーよな・・・)
(そりゃそうですよ。世の中で、一番恵まれた人種ですからね。当たり憚りなく、限りなくフリーダムだから。怖いモンなし。)
私の注文したサラダと熱々の魚介類とほうれん草のグラタンが到着。
ふーふー言いながら、食べている間中、となりのおばさんたちは、プレゼントの品サダメやら、世間話を続けている。
『あー、クリーミーで美味しかった。』
私が、熱々を食べ終わった頃、となりのオバサン達は、やっとこオーダーが決まったらしい。
ウエイトレスに
おばさん達:『ワタシ102番で。ワタシは、97番。』
ウエイトレス:『申し訳ございません。メニューの商品の名前でお願いします。』
それを、樹木越しに横目で、みながら、相方は、ニヤニヤ笑っている。
『彼女たちは、最強だね。』
食後にセットメニューの珈琲をゆっくり飲んだ。
ここの珈琲は、すごく美味しい。
お店を出るころには、十三夜の月が、寒い空で、カチンカチンに凍りついたような光を放っていた。