朝方迄、雨。日中晴れて、ほっとするような暖かさ。
昨日の深夜。例の如く、起きていて、暫くお休みしていた水筆習字など始める。
色々と文字を書きつらねても、すぐ消えてしまうなぁ。まるで、言葉のようだね。文字にしても残らないからな・・・などと、愚にもつかぬことを思った。
暫くして、何やら、気持ちが悪くなってきて、ああ・・・そう言えば・・・前日は、随分と過食してしまったことを思い出した。しかも、アイスクリームだとか、チョコレートだとか・・・お菓子類ばかり、食べても、食べても、満足せず、おなかは、一杯なのに、食欲は、一向に、静まらない(普段は、その逆で、おなかは、空きすぎて、空腹なのに、食欲が、全く無い状態)。
私の変態性食欲のなせる(悪)ワザかね。
胃の中は、モタモタしていて、全く消化が進まないようで、嘔気がこみあげる。
やっぱり来たか・・・。極寒や猛暑の深夜に起こることが多かったりする。
その数十分後、寒い深夜、階下のトイレを行ったり来たり・・・。
手と脚は、冷え切っているのに、背中は、汗びっしょり。
動悸はするし、おなかも痛い。
海老のように背中を丸めて、この気持ちの悪さが去るのを、じっと待っている。
何処にも不快感のない健康な普通の状態が、有難く感じる瞬間である。
こんな真夜中の明け方前の一番寒い時間。
年に何度か、起きる症状だから、時間が経過すれば、元に戻る・・・でも・・・。
もし戻らなかったらどうしよう・・・。
この間は、裏のアパートの前に救急車が来ていたよなぁ・・・。
あのヘンもよく救急車がくるけれど。
遅かれ、早かれ、ヒトとして生まれたからには、間違いなく死ぬのだろうし、どうせ死ぬなら、こんな痛みや不快を感じず、穏やかに死にたいものだ。
頑張って?生きていても、この先、何も、良い事なんて、起こらないだろうし。
だったら、さっさと死んでしまった方がラクだろうな。
でも、以前と違って、お勤めをしていないから、仕事の心配は、しなくてもいい。会社に行かなくてもいいということは、こういうときに、ものすごく、有難い。
具合が悪ければ、いつまで寝ていてもいいのだから・・・そう思うと少しだけ、安堵する。
そうそう、死ぬ前には、相方に電話しなくちゃ・・・。
でも、夜中の3時だもんな・・・。
疲れているのに起こしちゃ悪いか・・・。
じゃあ、メールにしようか・・・でも、打てないや・・・画面みると気持ち悪いし。
なんてことを逡巡しているうちに、冷え切った手足が、自己発熱で、温まってきて、少し、ラクになって、うとうと眠ったら、相方からのメール着信音で、目をさました。
時刻朝6時少し前。
これから家を出ます・・・って・・・。
毎朝、寒いのにご苦労な事だ。
来月には、会社が無くなるというのに。
また、うとうとしたら、午前8時半を過ぎていた。