大寒。
大寒ってくらいだから、寒い。
寒さ(冷込み)の基準としては、キッチンのオリーヴ・オイルが壜の中で、凝固してしまい、少し温めないとオイルとして使うことが出来ない・・・そんな大寒の日。
今は、テレビ・ドラマ廃人と化しているけれど、在る時期(10年間くらい)、私は、テレビから遠ざかっていた時期があって、その頃のドラマの話をされても、全く分からない。
今でも、月9をみていないと、社食のランチの会話についていけない・・・とか・・・。
昔は、医療ドラマと言えば、主役は、『看護婦さん』か、不治の病の若い男女・・・結構、重たいシチュエーションドラマが主流だったような気がする。
『結核』→『白血病』→『癌』
・・・そんな流れだろうか?
テーマとなる病にも、流行り廃りがあって、かつての国民病である『結核』は、抗生物質などで、完治する病となったし、『白血病』も慢性でなければ、治るようだし、国民の二人に一人と言われる『癌』も、以前よりは、治癒する確率も上がっているということで、さて・・・次にくるのは、なんなんだろう・・・?致死率80%と言われるエボラなんかも、どうやら、治癒に光明が見えてきたらしい・・・???
最近の医療ドラマは、医学専門用語が、字幕となって、解説されるし、手術に使われる医療器具は、言うに及ばず、電気メスを使うとちゃんと煙?が上がっていたりする。
凄いですね~~~。
摘出する臓器なども、ステンレスのバット(これは料理用語か・・・なんていうんだろう?普通に、ステンレストレーってことでいいのかな?)に、バッチリ乗っている・・・アレは、一体、なんなんだ?動物の内臓???など・・・と思いながら、見たりしている。
医療ドラマには、毎回、完治が難しい病気の患者さんが入院してきて、その患者さんの生活・感情など、医師が、病の背景にある全てを、物語として、扱うパターンが、ほとんどだ。
病院という組織の中の権力争いは、『白い巨塔』に始まって、いま、更に進化して、トレンドアップしている・・・ような気がする。
現実の医療現場とは、たぶん、全く別のものなんだろう。
普通、医師が、あれほど、密接に、ひとりの患者に接してくれる病院は、暇な病院として、たぶん成り立たない。
医療ドラマは、やはり、想像の産物で、或る意味、理想なのかもしれない。