いつものような風もなく、穏やかな乾燥した一日。
一昨日、那須からの帰りに、相方から仕事を頼まれた。
『明日の土曜日(10日)、業務報告書の作成で、午後からお願いできますかね?ネタは、出しますので、文書化して欲しいのだけれど。』
・・・という訳で、土曜日の午後、相方の会社へ。
他の部員も出勤していたが、設計屋さんばかりだから、とても静かだ。
下書きは、出来ていたので、ベタ打ちしてから、ちょこっと手を加えて、A4サイズ3枚程度の書類作成。
久々の仕事だ・・・って、賃金の発生は、ない。
来月には、無くなる会社の仕事だ。
来週、予定している食事が、この仕事の賃金?らしい。
会社の中で、パソコン打つのも久々だ。
・・・こんなんで、給料貰えるのなら、ラクでいいよな・・・っていうくらいの仕事だ。
データ化するだけだから、パソコンさえ、扱えれば、何の問題もない・・・ってくらい。
昔は、たしか、こんな感じだった。
言われただけの仕事をして、わからないところは、命令者に質問して・・・みたいな。
前職では、命令者(上司)は、いるにはいるが、何を聞いても、分からない。
そう、どうせ、子会社に移譲するまでのツナギの仕事だから、細部に渡っては、理解していない。
月額1億円をゆうにこえる金額を、ひとりで動かすのは、プレッシャーだったから。
提出先の経理部は、出納さえ間違っていなければ、それでいい・・・。
そんな仕事のために、どれだけの労力を使ったか・・・。
全く無駄な仕事をしていたものだ・・・と改めて思う。
そのために、私は、疲弊してしまったのだ。
仕事とは、言えない、遊びと言えば、遊びだけれど・・・。
たった2時間弱の賃金の発生しない仕事だったけれど・・・。
会社という場所で、仕事らしい仕事をするのは、本当に久しぶりだった。