2日間も雪が降り続くとは思わなかった。写真は今朝7時過ぎに写したものだが、それからも止むこともなく降り続いた。今日は大和塾の例会、家から出られないという連絡もあったから、果たして何人の人が集まってくれるのかと心配した。結局、6人しか来られなかった。中には「家から歩いてきた」と言う人もいた。確かにこの雪では慣れない人は大変だろう。デイサービスの送迎している人たちを見たが、利用者を雪から守るために必死の様子だった。
それに比べ、子どもたちは大はしゃぎだ。寒さなんかものともせずに雪合戦で遊んでいる。雪だるま作りに夢中になっている。子どもはみんな元気だ。その方がいいけれど、近頃は「汚すな」「風邪を引く」と叱る親がいるそうだ。子どもの中には、親の言いつけを守っているのか、教室から出ることもなく、雪合戦を他人事のように眺めている子もいるという。服が汚れたら洗ってやればいいし、風邪を引かせないようにするなら、タオルで雪や汗をふき取るように教えてやればいい。自分の手間が増えることばかり気にするのは親のエゴだ。
今日の大和塾の例会で、大和塾としてこれからどんなことを取り組んでいったらよいかと話し合った。子どもたちに夢を与えるような企画もいいのではと言う。競書展や作文コンクールあるいは合唱コンクールなんかはどうだろう。優秀な子どもをみんなの前で表彰し、その作品を朗読してもらうとか歌ってもらう。文化活動のレベルを上がることになるというものだ。そこで元校長が「おそらくそれは難しいでしょうね」と言う。全体の教育レベルを押し上げることに熱心に取り組んで来たけれど、個人の突出した能力を引き出すことはむしろ抑えてきたからだ。
学習をすれば理解度を測るためにテストを行なう。テストなどしなくても先生がそれぞれの子どもを評価することはできるけれど、客観性があれば評価に対する説明もしやすいので、先生はテストに頼る。テストは数値ではっきり表れるから順位までもつくことになる。すると、子どもたちはもちろん中には親までも、この評価が絶対的なもののように思ってしまう。テストの結果などは長い人生のほんの仮の評価に過ぎない。よい高校へ行かなければよい大学へ行けない。それは現実ではあるが、だからなんなのさと思った方が真実には近づく。
どういう人生を歩くことになるのか、それは自分が決めればいいことだ。イヤならいつでも変わればいい。「必要があれば、人は変わる」と鎌田實さんは言っていたがそのとおりだろう。いろんな人生があっていい。学校の成績は学校の時のもの、社会に出ればそれはまた変わる。誰に出会うか、何をつかむか、何に関心があるか、愛する人はいるのか、いろんなものが重なったり、つながったりして人は生きていくのだ。人生の評価は自分がすることで、他人が出来ることではない。
午後になって、雪はすっかり溶け出した。明日はNPOおたすけで井戸掘りの試験作業が出来るのだろうか。今日よりも寒さは厳しいのだろうか。夜には新年会を予定している。
それに比べ、子どもたちは大はしゃぎだ。寒さなんかものともせずに雪合戦で遊んでいる。雪だるま作りに夢中になっている。子どもはみんな元気だ。その方がいいけれど、近頃は「汚すな」「風邪を引く」と叱る親がいるそうだ。子どもの中には、親の言いつけを守っているのか、教室から出ることもなく、雪合戦を他人事のように眺めている子もいるという。服が汚れたら洗ってやればいいし、風邪を引かせないようにするなら、タオルで雪や汗をふき取るように教えてやればいい。自分の手間が増えることばかり気にするのは親のエゴだ。
今日の大和塾の例会で、大和塾としてこれからどんなことを取り組んでいったらよいかと話し合った。子どもたちに夢を与えるような企画もいいのではと言う。競書展や作文コンクールあるいは合唱コンクールなんかはどうだろう。優秀な子どもをみんなの前で表彰し、その作品を朗読してもらうとか歌ってもらう。文化活動のレベルを上がることになるというものだ。そこで元校長が「おそらくそれは難しいでしょうね」と言う。全体の教育レベルを押し上げることに熱心に取り組んで来たけれど、個人の突出した能力を引き出すことはむしろ抑えてきたからだ。
学習をすれば理解度を測るためにテストを行なう。テストなどしなくても先生がそれぞれの子どもを評価することはできるけれど、客観性があれば評価に対する説明もしやすいので、先生はテストに頼る。テストは数値ではっきり表れるから順位までもつくことになる。すると、子どもたちはもちろん中には親までも、この評価が絶対的なもののように思ってしまう。テストの結果などは長い人生のほんの仮の評価に過ぎない。よい高校へ行かなければよい大学へ行けない。それは現実ではあるが、だからなんなのさと思った方が真実には近づく。
どういう人生を歩くことになるのか、それは自分が決めればいいことだ。イヤならいつでも変わればいい。「必要があれば、人は変わる」と鎌田實さんは言っていたがそのとおりだろう。いろんな人生があっていい。学校の成績は学校の時のもの、社会に出ればそれはまた変わる。誰に出会うか、何をつかむか、何に関心があるか、愛する人はいるのか、いろんなものが重なったり、つながったりして人は生きていくのだ。人生の評価は自分がすることで、他人が出来ることではない。
午後になって、雪はすっかり溶け出した。明日はNPOおたすけで井戸掘りの試験作業が出来るのだろうか。今日よりも寒さは厳しいのだろうか。夜には新年会を予定している。