友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

いま恋してますか?

2011年05月03日 21時14分51秒 | Weblog
 家に帰って、大き目のカップにコーヒーをこぼれるほど注ぎ、飲んだ。30日に続いて井戸掘りを行なったけれど、やはり水は出なかった。鉄管は8メートルも掘り進んだ。どんなに水を注ぎ込んでもその水が引いていく。「ヨシ、水脈だ」と言うので、水を汲み上げてみるがダメだった。この場所での井戸掘りはかなり力が要る。石と粘土が混じったような地質なので、鉄管で掘ることにしたけれど、その鉄管を回すのに力が要るのだ。両腕と腰の辺りが痛い。明日にはもっと痛くなってくるのだろう。まだまだ身体は若いと思っていたのに、衰えを感じる。

 中学時代からの友だちが、ブログで「恋愛に関するショート・ストーリー」を再開した。私は友だちの30代の娘さんに書いてもらった感想を載せなくてはと思いつつ、まだ自分が新聞記事をキチンと読んでいなくて切り口が見つからなかった。朝日新聞の土曜版に2週にわたって、『いま恋してますか?』が掲載された。ちょうど「桜の宴」の時で、そんなことが話題になっていた。娘さんが新聞を「見たい」と言うので、「感想を書いてよ」とお願いした。「あらお返事を書かなきゃ 文通を思い出してウキウキ 久しぶりの気持ちです」と絵文字交じりの手紙を受け取ったが、どう載せようかと悩んでいた。

 『いま恋してますか?』は、男性篇と女性篇になっていて、「はい」と答えた男性は42%、女性は39%であった。「誰に恋していますか?」の質問に対する男性の答えは圧倒的に配偶者が多かった。女性の答えも配偶者が1番多くその次ぎは芸能人で、男性の「職場の同僚」とは大きく異なっている。「いくつまで恋をできる?」の質問に、男性も女性も「80歳以上になっても」と答えている。アンケートの数字はこんなものだけれど、男性篇の記事は「人妻となり孫もいる高校の同級生と10年ぶりに再会し、(略)それから毎年、ふたりは年に一度、人知れず会っていた」とか、「日に日に妻が恋しい。いつまでも、若々しくいてほしい」という記事があった。

 女性篇の記事は「男性はまったく悪びれる様子もなく、彼女を食事や映画のデートに誘い、白昼でも腕を組んで歩いた。しかし、妻子を見限るつもりはないと言い切り、家庭サービスも怠らない」とか、「人生最後の恋だと思うと、彼を失うつもりもない。同性の友だちからは得られない心の張りと安らぎを与えてくれるし、なによりも、こんなに自分が輝いていられるとは思わなかった」ともある。「誰に恋してますか?」の問いに、多くが配偶者をあげているものの、実際に「命がけで恋の悦びとつらさ」を味わっているのは配偶者ではない異性ということなのだろう。

 そんな当然の結果に友だちの娘さんは、「このアンケートは何を導き出したかったのか」と厳しい目を向けている。アンケートに答えた年齢がわからないから、数値から読み取れるものは不確かな気がする。彼女はどうやって計算したのかわからないが、「配偶者に恋している人は」が男性は23%、女性は19%だといい、「やっぱりね、納得なっとく」と書いている。彼女の手紙についてあまり書けなかったので、この続きはまた今度にしよう。
コメント
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