朝、カミさんが残っていたチューリップを切って、花瓶に入れて玄関に飾った。こうすればまだ後、2回は見られるだろう。急に風が吹いてきたので、ツボミのチューリップを風の当たらない場所へと避難させた。その時、鉢の下に何かいた。
余りにも小さかったので土の塊か、それともただのゴミかと思いよく見ると、トカゲのようだった。いや、トカゲよりも小さなヤモリのようだ。全然動かないから、鉢を移動させたときに潰してしまったのかと思い、申し訳ない気がしたが、しばらくすると少し動いた。
ヤモリが何を食べているのか分からないが、乾燥アミエビを5匹ほど顔の前に置いてみたが見向きもしない。とりあえず、太陽の当たらない鉢の下にアミエビと一緒に置いてみた。以前もこれよりも大きなトカゲがいたし、カマキリもいたことがある。いったいどこからどうやって来たのだろう。
自然は不思議だ。見方によっては不気味でグロテスクだが、別の目で見れば愛嬌があり可愛くも感じる。このところ地震が多く発生している。人間は全てを把握しているようで、実は何も分かっていないのかも知れない。
せめて人間が創り出した社会くらい、自分たちの手でコントロール出来そうなものなのに、こんな社会はおかしいと思いながら、何も変えることが出来ない。民主主義は平等に与えられた1票を投じることから始まると言われ続けてきたが、どうして1票が新しい社会に結び付かないのだろう。
それに写真が横向きになってしまうのもどうしてなのか!