友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

有権者の6割から7割の人が投票していない

2021年04月26日 17時42分27秒 | Weblog

 驚いた。昨夜のニュースで当落は分かっていた。予想通りの結果だった。衆院北海道2区は収賄罪の元農相の議員辞職のためだったし、参院広島区は自民党本部から1億5千万円を受け取って当選した河井安里さんが買収で有罪となり、当選無効となったための再選挙だった。

 北海道では自民党は候補者を立てなかった。広島では公明の推薦を受けての選挙だったが、野党が推した諸派の新人女性に自民党は敗れた。長野でも公明の推薦を受けたが、立憲の前議員の弔い選挙であり、野党の共闘が成功し、自民は勝てなかった。

 安倍政権から菅政権へと移行したものの、大臣や官僚、議員の不祥事が続き、自民党候補が勝てる材料は無かったから当然の結果だった。私が驚いたのは、相変わらずの投票率の低さだ。北海道は30.46%、長野は44.40%、広島は33.61%である。有権者の6割から7割が投票していない。

 名古屋市長選挙も投票率は42.12%しかない。河村さんが再選されたけれど、本当にこれでいいのかと思ってしまう。名古屋には知り合いも多くいる。私には市長になって欲しい候補が見当たらなかったが、果たして投票したのだろうか、いったい誰に票を入れたのだろう。

 今朝の中日新聞に、大村県知事のリコール運動団体で会長を務めた高須院長の談話が載っていた。「リコールをしようと言い出したのは河村さんなのに、私が言い出したとうそをついたことは許せない。いざという時に逃げ出す人とは今日をもって友だちをやめて絶交します」。

 日本の有権者は何を見ているのだろう。

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