上の孫が曾孫を連れてやって来た。先週に来たばかりだが、ジジババとしては曾孫に会えることがとても嬉しいので、孫の心配りに感謝しかない。孫はダンナと子どもとの3人で暮らしているが、ダンナが出社して帰宅するまでは子どもとふたりだけになる。
「おっぱい飲ませて、洗濯などの家事をしていると、あっという間に夕方になってしまう」と、ちょっと寂しいというか虚しい気持ちになるようだ。そこで我が家ように、行けば必ず居るので、曾孫の話や毎日の出来事などを話すことで、多少の気晴らしになるようだ。
そんなことで役に立つなら「いつでもおいで」というより、「また来てね」と曾孫に切望してしまう。若い人たちは核家族で育っているので、赤子を見たことが無い、なぜ泣くのか分からない、授乳の仕方も知らない、そんな不安を抱えているようだ。
孫は15歳の時に妹が生まれたから、おむつを替えたり、抱っこしたりと母親のまねごとをしてきたので、子育ては曲がりなりにも経験してきた。私たちから見ても何の不安も無い。むしろあまりに堂々とし過ぎていて、もう少し丁寧に扱わなていいのかと心配になる。
自治体によっては、若い夫婦のための子育て教室を開いているところもあるが、シングルであったり、生活の場と出産の場が違ったりして、情報を知らなかったりするケースもあるようだ。たったひとりで、悩みを抱え込んでしまう人もいる。助けのための情報の発信が必要だ。