冬至はやっぱり、日の暮れるのが早いから、寒さがいっそう厳しい。午前中、ひとりだったので卒業生に手紙を書いた。だんだん文字が歪んでしまうのは、万年筆を持つ手が痛くなるからだ。時間をおけばいいのに、一気に書こうとしてしまった。
投函しようと外に出ると、学校から帰る小学生の子どもたちに出会った。そういえば、茨城の次女の小3の娘も、今日が終業式だと言っていた。ダンナは一足先に単身で、大阪に転勤しているので、娘が3年を終了するのを待って、ふたりも大阪に引っ越す予定だと言う。そのために、家探しを年末にしたいようだ。
ダンナの実家は兵庫県だから、定年を迎えたら実家を継ぐことになるだろうから、丁度よい転勤だったのだろう。小3の娘に転校は気の毒だが、誰とでも仲良くなれる子だから上手くやっていくだろう。ただ、茨城の田舎から来たというだけで、子どもはいじめるから心配になる。
母親は学校での様子を、何でも「そうね、そうね」と聞いてやって欲しい。「それは違う」とか、「それはこうじゃーない」と、娘が話し終える前に口を挟んで欲しくない。どこかの先生が、「叱ることは慣れるだけ、褒められたことは蓄積される」と言っていた。いじめやいたずらは子どもにはよくあることだ。
聞いてくれる大人がいるだけで、子どもは救われる。次女も養護教諭として、問題を抱えた子どもたちと接触してきたから、その点は大丈夫だと思うけれど、自分の子となると冷静な判断が出来なくなることもある。まあー、頑張ってやってもらうしかない。年末と年始には会えるから、楽しみに待っていよう。
明後日はクリスマスイヴ、先輩がこの日に、「忘年会をする」と言う。家族が揃って過ごす日なのに、「みんな揃うの?」と聞けば、「大丈夫」と言う。クリスマスイヴは、家族で行う行事では無くなってきたのだろうか。マンションの友だち家族で行って来た忘年会だが、コロナ禍でしばらく出来なかった。また、楽しみが出来た。
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