80歳の私の友人が初めて、個展を開いた。彼女の友人が次々に訪れ、展示されている絵とともに彼女の人柄がうかがわれた。ギャラリーのオーナーは実におもしろい人で、ユーモア溢れる話し振りに思わず聞き入ってしまった。オーナーであるご主人は初めてお目にかかったが、ピアノを教えているオーナーの奥さんとは古くからの知り合いで、近くの喫茶店で1時間以上も二人で話したことがある。その話の中で、新婚旅行にヨーロッパへ出かけたことは聞いたが、ナポリでご主人が2曲も歌ったことは今日ご主人から始めて聞いた。
先日の講演で、金美齢さんは「夫婦は違うタイプの方がいい。」と言っていたが、このギャラリーのオーナー夫婦も文学少女のような奥さんと自ら宴会部長というご主人の組み合わせがとてもいいなと思った。そんなご主人のお話をたくさん聞かせていただいた後、たまたま今度の誕生日会に温泉旅行に出かける件で、友人から家に来てという電話が入り、友人宅へと出かけた。1泊7800円の部屋は無いというので、それならもう少し奮発してよい宿に泊まろうということになった。日曜日の泊まりならまだ部屋はあるというので即予約し、インターネットでどんな宿かを調べた。
不思議なことだけれど、まず出かけることが最優先しているので、泊まれるところが決まってから、その宿がどんな旅館なのかを見てみようということになったのだ。昔ならば、インターネットはなかったから、旅行代理店のパンフレットを見るまではどんな宿かもわからなかった。私たちは仲の良い4家族の7人だから、ざっくばらんに宿の予約をしてからその旅館のホームページを見るけれど、これが公にできない男女の秘密の旅行ならこんなふうにはいかないだろう。
夕方からは名演で、ミュージカル『おれたちは天使じゃない』を観に出かけた。ミュージカルは何と言っても映画『ウエストサイド物語』を高校生の時に観て、目からうろこ状態だった。しかし、やっぱり日本語はミュージカルに向いていないのか、日本語のよいミュージカルには出会わなかった。今回の作品も、まだまだ洗練されていないという思いで観ていたけれど、なかなかおもしろくよくできた作品であることは間違いないと感じた。
俳優の皆さんはとても声もよく出ていたし踊りもうまい、演出も見事だと思った。音楽はいずみたくが担当していたが、単調な感じがしたのは日本語の難しさかもしれない。たとえば、浪曲と浄瑠璃とかの方が日本語には合っている気がする。いや、これは逆だ。日本語を歌うと浪曲や浄瑠璃になってしまうということなのだろう。それで耳が慣れてしまっている人間には、ミュージカル仕立ては馴染めないのかもしれない。
芝居の中で死のうとした人に対して、「今、生きていることが一番大切なこと!」というセリフは、このミュージカルのテーマであり、大合唱になっていくのだが、実に意味のある言葉だと感じた。それはまた、中学高校からの友だちが昨今、なにやら深刻にブログに書いていることを気にしていたからかもしれない。そのことはまた、明日書くことにしよう。
先日の講演で、金美齢さんは「夫婦は違うタイプの方がいい。」と言っていたが、このギャラリーのオーナー夫婦も文学少女のような奥さんと自ら宴会部長というご主人の組み合わせがとてもいいなと思った。そんなご主人のお話をたくさん聞かせていただいた後、たまたま今度の誕生日会に温泉旅行に出かける件で、友人から家に来てという電話が入り、友人宅へと出かけた。1泊7800円の部屋は無いというので、それならもう少し奮発してよい宿に泊まろうということになった。日曜日の泊まりならまだ部屋はあるというので即予約し、インターネットでどんな宿かを調べた。
不思議なことだけれど、まず出かけることが最優先しているので、泊まれるところが決まってから、その宿がどんな旅館なのかを見てみようということになったのだ。昔ならば、インターネットはなかったから、旅行代理店のパンフレットを見るまではどんな宿かもわからなかった。私たちは仲の良い4家族の7人だから、ざっくばらんに宿の予約をしてからその旅館のホームページを見るけれど、これが公にできない男女の秘密の旅行ならこんなふうにはいかないだろう。
夕方からは名演で、ミュージカル『おれたちは天使じゃない』を観に出かけた。ミュージカルは何と言っても映画『ウエストサイド物語』を高校生の時に観て、目からうろこ状態だった。しかし、やっぱり日本語はミュージカルに向いていないのか、日本語のよいミュージカルには出会わなかった。今回の作品も、まだまだ洗練されていないという思いで観ていたけれど、なかなかおもしろくよくできた作品であることは間違いないと感じた。
俳優の皆さんはとても声もよく出ていたし踊りもうまい、演出も見事だと思った。音楽はいずみたくが担当していたが、単調な感じがしたのは日本語の難しさかもしれない。たとえば、浪曲と浄瑠璃とかの方が日本語には合っている気がする。いや、これは逆だ。日本語を歌うと浪曲や浄瑠璃になってしまうということなのだろう。それで耳が慣れてしまっている人間には、ミュージカル仕立ては馴染めないのかもしれない。
芝居の中で死のうとした人に対して、「今、生きていることが一番大切なこと!」というセリフは、このミュージカルのテーマであり、大合唱になっていくのだが、実に意味のある言葉だと感じた。それはまた、中学高校からの友だちが昨今、なにやら深刻にブログに書いていることを気にしていたからかもしれない。そのことはまた、明日書くことにしよう。
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