街で見かけた魅力的な「貴婦人」に目を奪われ、ついふらふらっとお尻を追いかけてしまった。逃げ足が早くて、ついて行くのが大変なほど。つぶらな瞳に、丸顔のツンとした表情にはしかし愛嬌がある。ぷいっと突き出た丸いお尻もなかなかセクシー・・・などと、以前、擬人化した姿をブログに書いたことを思い出した。あるモーター・ジャーナリストは、独特の“かえる顔”に猫背型のボディなどと形容したが、失礼な。私にとっては「貴婦人」である。タイトルにある、ポルシェ911カレラのことだ(さしずめランボルギーニはイカしたお兄さんか)。
ポルシェ・ジャパンが新たに開発した水平対向6気筒ターボエンジンを搭載した新型911カレラを国内初披露したという記事を見かけた。1964年デビュー時の2.0リッターから拡大を続けてきた排気量(従来モデルは3.4リッターと3.8リッター)が、今回のモデルチェンジで初めて3.0リッターにダウンサイズされたが、2基のターボチャージャーの過給により、最高出力は20馬力多い370馬力に向上、燃費も改善し、軽々とレッドゾーンの8500回転まで吹き上がる超敏感なエンジンレスポンスは健在のようだ。今回はオンライン・ナビゲーション・モジュールとボイス・コントロールを備えたPCM(ポルシェ・コミュニケーション・マネージメントシステム)を標準装備し、インターネットへ常時接続することで、リアルタイムの交通情報によるナビゲーションや世界中の放送局を雑音なく聴取することが可能だという。ポルシェもとうとう情報端末と化した。
男はモノに執着するところがあるが、何よりポルシェの優雅な曲線美が憧れだ。アメリカ駐在したのはかれこれ20年近く前だが、写真集や1/24模型などを買い漁り、いまだに部屋を飾っている。ペナン駐在のとき、展示されている911カレラの運転席に生まれて初めて身を沈めた。何たる恍惚。
緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ・・・と山口百恵が歌ったように、ジジイになったら颯爽と乗り回すのが子供の頃からの夢なのだが、価格は1244万円からというから、夢のまた夢、か。
ポルシェ・ジャパンが新たに開発した水平対向6気筒ターボエンジンを搭載した新型911カレラを国内初披露したという記事を見かけた。1964年デビュー時の2.0リッターから拡大を続けてきた排気量(従来モデルは3.4リッターと3.8リッター)が、今回のモデルチェンジで初めて3.0リッターにダウンサイズされたが、2基のターボチャージャーの過給により、最高出力は20馬力多い370馬力に向上、燃費も改善し、軽々とレッドゾーンの8500回転まで吹き上がる超敏感なエンジンレスポンスは健在のようだ。今回はオンライン・ナビゲーション・モジュールとボイス・コントロールを備えたPCM(ポルシェ・コミュニケーション・マネージメントシステム)を標準装備し、インターネットへ常時接続することで、リアルタイムの交通情報によるナビゲーションや世界中の放送局を雑音なく聴取することが可能だという。ポルシェもとうとう情報端末と化した。
男はモノに執着するところがあるが、何よりポルシェの優雅な曲線美が憧れだ。アメリカ駐在したのはかれこれ20年近く前だが、写真集や1/24模型などを買い漁り、いまだに部屋を飾っている。ペナン駐在のとき、展示されている911カレラの運転席に生まれて初めて身を沈めた。何たる恍惚。
緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ・・・と山口百恵が歌ったように、ジジイになったら颯爽と乗り回すのが子供の頃からの夢なのだが、価格は1244万円からというから、夢のまた夢、か。