かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

ダッシュ参観

2009年06月10日 20時56分19秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんが年少になって、はじめての保育参観に行ってきました。
たくさんの大人に驚いたのか、まず部屋に入ってくれないところから始まり・・・。

「一緒にかばん置きに行こう」と説得したら、「どうやらかーちゃんも一緒らしい」とわかったらしく、私の手を引き、朝のお支度をやってくれました。
自分でかばんからタオルを出し、所定の位置にかけに行ったり、外遊び用の帽子をかぶったり。
少し声掛けはいるものの、さすが毎日のルーティン、「意外とわかってるやん。」と関心。

そこで先生に「そうちゃん、おはよー。一緒にシューズ(上履き)はこう。」と声を掛けられると・・・
「せんせい、バイバイっ」と言い残し、すごい勢いで園庭に逃走
なんで??

どうやら、部屋に近づき担任の先生と会話すると、かーちゃんが帰ってしまう、と思ったらしい。
それからしばらく、教室から遠く離れた場所で過ごしました

ま、その後もいろいろありまして。
いろんな意味でそうちゃんらしく、明るく元気よく、過ごしておりました。
そうちゃんダッシュにそうちゃんスマイル全開で、多分たくさんのお母様方に名前を覚えてもらいました;

それにしても、みゆみゆの年少での保育参観の時と、私の気持ちの違うこと!
そうちゃんが集団行動から外れても、ちょっと突拍子のないことやっても、笑って見ていられる。
保育園4年目、お母さん方の中に知っている顔が増え、「あらー、そうちゃん、大きくなったね。」なんて気軽に声を掛けてくれることが、うれしく、心の余裕につながっている気がしました。
先生方もそうちゃんのことをよく知っていてくれ、あったかい雰囲気を感じられたし。

まだまだマイペースで、お友達と一緒に行動することは難しいけど、そうちゃんはそうちゃんで、できることからやっていけばいい。まずは保育園でいつもの笑顔が出ていることに感謝しよう。

年少さん、あらためて周りを見てみると、結構みんな、お母さんに甘えて泣いている子あり、緊張して固まっている子あり・・・
個性豊かで面白かったです。

次の保育参観は、秋。
その頃には、どんな風に成長してるのかなー。