かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

救急車

2011年08月03日 22時27分38秒 | みゆみゆとの生活
昨日からなんとなく熱が続いていたそうちゃん。
最高でも38.0℃くらいで、昼間は37℃台が中心。
そうちゃんとしては、大したことない熱、と思っていました。

熱のせいか、普段よりさらにハイテンションなそうちゃん。
新聞屋さんより早起きし、朝6時半に家を裸足で脱走。
脱走・・・グセがこの前以来ついたみたいです。
行き先がわかってるので途中で捕まえられますが。
(ちなみに今日は捕まえそこなってご近所さんにご迷惑かけてしまいました;ごめんなさい。)

朝8時には煮詰まり、9時には家にいられなくなって。
どちらにせよ、安静にできないなら、と、一番そうちゃんが安定すると思われるコース、名港水族館へ、仕事を休んだ私と行きました。
中でシアターを見、1時間以上は安静にできたはず。

帰宅後、布団に寝かせようとあの手この手で1時間頑張りましたが、結局全身で抵抗し、寝ることはありませんでした。

午後はドライブしたり少しお買いものしたりして過ごし。
夕方、機嫌良くビデオを見ていたそうちゃん。

突然、腰かけていたリビングテーブルからずり落ち、床にひっくり返りました。
 あらあら、転んじゃったねー。
 痛かったねー。
と見ていたら。

あれ?
なんかおかしい。

覗き込むと、身体がけいれんし、唇は真っ青、白眼になって、泡吹いてる!!
心臓は動いてるけど、息してない!!

後頭部を打ったせいか?
と血の気が引くほど驚き、大慌てで救急車を呼びました。

「事故、後頭部打撲、呼吸確認できず」
という電話を119にかけたためか、救急車と消防車両方出動し、7人ほどの救急隊員が駆けつけてくれました。
ご近所の方々もびっくりされたことでしょう、相当の方がうちの周りに集まっていました。

結局、意識がなかったのも息が止まっていたのも1分強くらいで、救急車が到着したころには意識は戻っていて、大事には至りませんでした。

病院に運ばれてからは、そうちゃんらしくいろんな処置を拒否しまくり。
じゃあもういいよ、と言ってくれた看護師さんの前で、
「これおわったら、ごまめ屋さんね~」とラーメン屋の名前を言うまでに快復

CTの結果も問題なく、熱が39.3℃まで上がっていたために、
「熱に誘発されたけいれん(熱性けいれん又はてんかん)」という結論となり、入院することもなくそのまま家に帰されました。

あー、大変な一日だった。
そうちゃんがどうなってしまうのかと、ものすごく、動揺しました。

たまたま義母が来ていて、夫も帰りが早くてよかった。。

明日は夫が仕事を休んで、そうちゃんの様子を見てくれます。
何事もありませんように。。。
そうちゃん、早くいつもどおりのそうちゃんにもどって~。