昨日は、知立まで足を延ばし、「第2回みんなの学校全国大会始動ミーティング」に参加してきました。
だーれも知ってる人のいない「ミーティング」。
緊張しました。気が小さい私
はじめに、「マイケルムーアの世界侵略のススメ」という映画を見ました。
学費が無償の国スロヴェニア、宿題のない国フィンランド、死刑のないノルウェー、給食がコース料理なフランス…。
いろんな国の「いいところ」をアメリカに持って帰ろうとするマイケルムーアのお話。
ドキュメンタリー映画でした。
知ってたことも知らなかったこともありました。
個人的には、死刑のない国の話が非常に考えさせられました。(勉強不足なので一つの結論は持っていません。)
途中少し眠くなってしまったのですが、それがちょうどいい具合に緊張をほぐしてくれ、映画が終わって部屋が明るくなった時にはゆったりした気持ちでそこにいられました。
こういう導入もありだなーと思いました。
時間はかかりますが。
このあと、ファシリテーター(進行役)を中心に、自己紹介から始めました。
1名前
2どこからきたか
3普段は何をしているか
4どうしてここにいるのか
5今どんな気持ちか
を、紙に書いてしゃべり、模造紙に貼っていきます。
こうやってガイドがあると、話しやすいものですね。
それに、話したことに周りの皆さんが大きくリアクションしてくれると、自信を持ってしゃべれます。
「ちょうど息子がショートステイの日だったので、『やったー!いける。』と思って来ました。」と言ったら、皆さん「オオーッ」って笑ってくれました。
参加者は、愛知の他に、大阪、岐阜、静岡とあちこちから来られていました。
その身軽さに驚嘆。
みんなの学校をキーワードに、会うはずのなかった人同士が会話する。
不思議でステキな感じ
自己紹介のあとは、昨年大阪で開かれた第1回全国大会の振り返りや、何のために第2回をやるのかという話をしました。
みんなの学校が撮られた大空小学校を「夢の国」のように思って、転入してくる人が後をたたない、という現状も教えてもらいました。
そのことで大空小学校は、また違う大変さと向き合っていると。
全国大会では、「みんなの学校」という映画をツールに、「自分たちの地域の学校」を「自分たちでつくる」ということを広めたいですね、と話し合いました。
ふつうの公立小学校の一つの実践であり、現実にあの時存在したのだから。
どこだって、誰だって、やってやれないはずない。
そう信じ、前向きに語った参加者は、
先生、障害児の母親、支援者、定年を迎えた男性、くくりの中に入らない人…いろんな人がいました。
この取り組みは、この、「どのくくりにも入らない人」や「そこいらへんにいる人」をどれだけ巻き込んでいけるかにカギがあると私は思います。
子どもたちのことと未来のことを、その「一般市民」の人たちも一生懸命考えてくれています。
実際、「どのくくりにも入らない」と言われた参加者は、とても熱くて魅力的な方でした。
発達障害が急速にメジャーになり、個を伸ばすための支援方法や情報は溢れています。
しかし、教育現場にその知識が行き渡っているかといえば、まだまだです。
そこの普及は大事。
でも、同時に、「普通」の土壌をしっかり耕すことを諦めないでいたい。
支援がいるのは、障害のある子だけじゃない。
外国からの転入、貧困家庭、いじめにあってる子、いじめている子。
いろんなニーズを分けて考えることには限界があります。
どんな子もここにいていい。
地域の学校に必ず居場所がある。
その保障をしてあげられる、土壌づくり。
そのための、個々のヒントを探すために。
「みんなの学校」というキーワードと、もう少し長く付き合ってみたいと思います。
そんなことを再認識させてくれた、昨日のミーティングに感謝です。
この長い文章を読んでくださった方、ありがとう。
私が地元で開いている座談会は、今週日曜日。
この続きの話も、するつもりです
だーれも知ってる人のいない「ミーティング」。
緊張しました。気が小さい私
はじめに、「マイケルムーアの世界侵略のススメ」という映画を見ました。
学費が無償の国スロヴェニア、宿題のない国フィンランド、死刑のないノルウェー、給食がコース料理なフランス…。
いろんな国の「いいところ」をアメリカに持って帰ろうとするマイケルムーアのお話。
ドキュメンタリー映画でした。
知ってたことも知らなかったこともありました。
個人的には、死刑のない国の話が非常に考えさせられました。(勉強不足なので一つの結論は持っていません。)
途中少し眠くなってしまったのですが、それがちょうどいい具合に緊張をほぐしてくれ、映画が終わって部屋が明るくなった時にはゆったりした気持ちでそこにいられました。
こういう導入もありだなーと思いました。
時間はかかりますが。
このあと、ファシリテーター(進行役)を中心に、自己紹介から始めました。
1名前
2どこからきたか
3普段は何をしているか
4どうしてここにいるのか
5今どんな気持ちか
を、紙に書いてしゃべり、模造紙に貼っていきます。
こうやってガイドがあると、話しやすいものですね。
それに、話したことに周りの皆さんが大きくリアクションしてくれると、自信を持ってしゃべれます。
「ちょうど息子がショートステイの日だったので、『やったー!いける。』と思って来ました。」と言ったら、皆さん「オオーッ」って笑ってくれました。
参加者は、愛知の他に、大阪、岐阜、静岡とあちこちから来られていました。
その身軽さに驚嘆。
みんなの学校をキーワードに、会うはずのなかった人同士が会話する。
不思議でステキな感じ
自己紹介のあとは、昨年大阪で開かれた第1回全国大会の振り返りや、何のために第2回をやるのかという話をしました。
みんなの学校が撮られた大空小学校を「夢の国」のように思って、転入してくる人が後をたたない、という現状も教えてもらいました。
そのことで大空小学校は、また違う大変さと向き合っていると。
全国大会では、「みんなの学校」という映画をツールに、「自分たちの地域の学校」を「自分たちでつくる」ということを広めたいですね、と話し合いました。
ふつうの公立小学校の一つの実践であり、現実にあの時存在したのだから。
どこだって、誰だって、やってやれないはずない。
そう信じ、前向きに語った参加者は、
先生、障害児の母親、支援者、定年を迎えた男性、くくりの中に入らない人…いろんな人がいました。
この取り組みは、この、「どのくくりにも入らない人」や「そこいらへんにいる人」をどれだけ巻き込んでいけるかにカギがあると私は思います。
子どもたちのことと未来のことを、その「一般市民」の人たちも一生懸命考えてくれています。
実際、「どのくくりにも入らない」と言われた参加者は、とても熱くて魅力的な方でした。
発達障害が急速にメジャーになり、個を伸ばすための支援方法や情報は溢れています。
しかし、教育現場にその知識が行き渡っているかといえば、まだまだです。
そこの普及は大事。
でも、同時に、「普通」の土壌をしっかり耕すことを諦めないでいたい。
支援がいるのは、障害のある子だけじゃない。
外国からの転入、貧困家庭、いじめにあってる子、いじめている子。
いろんなニーズを分けて考えることには限界があります。
どんな子もここにいていい。
地域の学校に必ず居場所がある。
その保障をしてあげられる、土壌づくり。
そのための、個々のヒントを探すために。
「みんなの学校」というキーワードと、もう少し長く付き合ってみたいと思います。
そんなことを再認識させてくれた、昨日のミーティングに感謝です。
この長い文章を読んでくださった方、ありがとう。
私が地元で開いている座談会は、今週日曜日。
この続きの話も、するつもりです