昨日の午前中は、そうちゃんの保育参観でした。
そうちゃんは1歳から保育園っ子。
参観も慣れてるはず…
と思っていたのですが。
12月に今の保育園にうつって初めての保育参観。
これは、そうちゃんにとっては、「初めての経験」の枠だったみたい。
先生方に、「いつもはもう少し落ち着いてるんですけど…」と何度か言われました。
気持ちが興奮し、他のお母さんに足が出るような場面もあって、
母としてもデビューだった私は、何度か謝って回りました。
給食の時も。
手を膝におき、とってもいい子に座っていたのに、
突然コップの牛乳をジャーッとこぼしてしまい、ついでに隣の子のもジャーッと!
わざと、牛乳をぶちまけて、満面の笑みを見せるそうちゃん。
叱っても、余計ゲラゲラ笑います。
一応、「ごめんって言いなさい。」と促しましたが、全く違う子の方を見てニヤニヤと「ごめんねぇ」と言っていました。
あー、わかってない、つながってないです、そうちゃん。
他のお母さん方も、明らかにそうちゃんに悪意はなさそうなのはわかるのか、「牛乳嫌いだったのかなー」とか、解釈を加えてフォローしてくださいます。(違うけど。気持ちは嬉しい。)
でも、どうしたらいいんだろ。謝りながら、床の牛乳を拭きながら、考えます。
スイッチが入っちゃってる。
この様子だと、違う子のも、次々やるだろう。
おかずを投げたりもするかも。
強く叱ると、絶対パニックになる。
他のお母さん達に、なんて言えばいいのかな?
とりあえず、机を離す?
「いただきます」をするまで、両手を押さえとく?
そこへ慌てて駆け付けてくださった加配の先生。
さっとそうちゃんの手を取り、こう言われました。
「ごめんなさい、お母さん、これは想定してませんでした。今日は気持ちが高ぶってますね。ちょっとお隣りの空き部屋で、落ち着かせてきます。」
その後、隣の部屋で、お気に入りの絵本を読み聞かせ、ピョンピョン身体を動かさせてくれた先生。
そうちゃんの笑顔が戻ってきたところで、担任の先生が呼びに来られました。
「そうちゃーん。ご飯食べるよー。みんな、待ってるよー。」
すぐに教室に戻って行ったそうちゃんは、
立ち上がることも、もちろん牛乳をこぼすこともなく、きちんと座ってお給食を食べられました。
うーん、素晴らしい。
そうちゃんの気持ちを大切にしてくださっている感じがして、嬉しかったです。
その後、給食をおいしそうに口いっぱい頬張って食べるそうちゃんを見ながら、
ホッとしたような、ちょっぴりほろ苦いような気持ちで、両目、一滴づつ、そっと涙をこぼしました。
まだまだ、メンタルの弱い母です;
なんだかんだ言っても、そうちゃんの一番ひどいときを思えば、上出来な園生活。
園の他のお母さんから、「そうちゃんは園の人気者」エピソードを聞いて、心があったまったりもしました。
先日は、そうちゃんがはじめて一人で折り紙を二つに折ることができ、
クラスのお友達全員でそれを喜んでくれたそうです。
「そうちゃんが、折り紙折れたんだよ!おれ、嬉しかったよ!」と、お母さんに報告してくれた子がいたみたい。
こんなに嬉しい話って、ありません。
きっと先生方が、そうちゃんなりの成長を喜んで下さっている姿を、子供達も見ているのでしょう。
保育参観。
発達に遅れを持つ子の親にとっては、必ずしも楽しみな行事ではありません。
定型発達の子達との歴然とした差を見せつけられ、しかも、いつもと違う環境に戸惑う我が子が人に迷惑をかけないか気を張って見ていなければならない…。
辛い時間でもあります。
でも、それもこれも、年長になってしまえばあとわずか。
ただの保育参観でも、
人の温かさに触れてウルウルしたりできるという「お得」は、
間違いなくそうちゃんからのプレゼントです。
あと少しの園生活。
親も、楽しまなくっちゃね!!
そうちゃんは1歳から保育園っ子。
参観も慣れてるはず…
と思っていたのですが。
12月に今の保育園にうつって初めての保育参観。
これは、そうちゃんにとっては、「初めての経験」の枠だったみたい。
先生方に、「いつもはもう少し落ち着いてるんですけど…」と何度か言われました。
気持ちが興奮し、他のお母さんに足が出るような場面もあって、
母としてもデビューだった私は、何度か謝って回りました。
給食の時も。
手を膝におき、とってもいい子に座っていたのに、
突然コップの牛乳をジャーッとこぼしてしまい、ついでに隣の子のもジャーッと!
わざと、牛乳をぶちまけて、満面の笑みを見せるそうちゃん。
叱っても、余計ゲラゲラ笑います。
一応、「ごめんって言いなさい。」と促しましたが、全く違う子の方を見てニヤニヤと「ごめんねぇ」と言っていました。
あー、わかってない、つながってないです、そうちゃん。
他のお母さん方も、明らかにそうちゃんに悪意はなさそうなのはわかるのか、「牛乳嫌いだったのかなー」とか、解釈を加えてフォローしてくださいます。(違うけど。気持ちは嬉しい。)
でも、どうしたらいいんだろ。謝りながら、床の牛乳を拭きながら、考えます。
スイッチが入っちゃってる。
この様子だと、違う子のも、次々やるだろう。
おかずを投げたりもするかも。
強く叱ると、絶対パニックになる。
他のお母さん達に、なんて言えばいいのかな?
とりあえず、机を離す?
「いただきます」をするまで、両手を押さえとく?
そこへ慌てて駆け付けてくださった加配の先生。
さっとそうちゃんの手を取り、こう言われました。
「ごめんなさい、お母さん、これは想定してませんでした。今日は気持ちが高ぶってますね。ちょっとお隣りの空き部屋で、落ち着かせてきます。」
その後、隣の部屋で、お気に入りの絵本を読み聞かせ、ピョンピョン身体を動かさせてくれた先生。
そうちゃんの笑顔が戻ってきたところで、担任の先生が呼びに来られました。
「そうちゃーん。ご飯食べるよー。みんな、待ってるよー。」
すぐに教室に戻って行ったそうちゃんは、
立ち上がることも、もちろん牛乳をこぼすこともなく、きちんと座ってお給食を食べられました。
うーん、素晴らしい。
そうちゃんの気持ちを大切にしてくださっている感じがして、嬉しかったです。
その後、給食をおいしそうに口いっぱい頬張って食べるそうちゃんを見ながら、
ホッとしたような、ちょっぴりほろ苦いような気持ちで、両目、一滴づつ、そっと涙をこぼしました。
まだまだ、メンタルの弱い母です;
なんだかんだ言っても、そうちゃんの一番ひどいときを思えば、上出来な園生活。
園の他のお母さんから、「そうちゃんは園の人気者」エピソードを聞いて、心があったまったりもしました。
先日は、そうちゃんがはじめて一人で折り紙を二つに折ることができ、
クラスのお友達全員でそれを喜んでくれたそうです。
「そうちゃんが、折り紙折れたんだよ!おれ、嬉しかったよ!」と、お母さんに報告してくれた子がいたみたい。
こんなに嬉しい話って、ありません。
きっと先生方が、そうちゃんなりの成長を喜んで下さっている姿を、子供達も見ているのでしょう。
保育参観。
発達に遅れを持つ子の親にとっては、必ずしも楽しみな行事ではありません。
定型発達の子達との歴然とした差を見せつけられ、しかも、いつもと違う環境に戸惑う我が子が人に迷惑をかけないか気を張って見ていなければならない…。
辛い時間でもあります。
でも、それもこれも、年長になってしまえばあとわずか。
ただの保育参観でも、
人の温かさに触れてウルウルしたりできるという「お得」は、
間違いなくそうちゃんからのプレゼントです。
あと少しの園生活。
親も、楽しまなくっちゃね!!