前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

前獨協中学高等学校教師・北原氏が若狭町議に当選

2009年04月07日 | Weblog
   福井県若狭町にはこれまで日本共産党の議員がいませんでした。
   今回、北原たけみち氏が出馬し、本日無投票で当選しました。北原さん、おめでとうございました。これから、若狭町民のみなさんの期待にこたえて頑張りましょう。
   北原さんは1945年生まれ。若狭高校、北海道大学修士課程をへて、古河電工勤務、東京文京区の獨協中学高等学校で教鞭をとられてきました。
   この春、学校を退職し、故郷にもどり、日本共産党議員としてがんばることになりました。
   ひきつづいて、総選挙で北陸信越ブロックでの空白克服、6月のあわら市会議員選挙での山川さんの勝利をめざします。

         ★

  今日の衆議院本会議で「北朝鮮によるミサイル発射に抗議する決議」が自民、民主、公明などの賛成で可決されました。社民は退席。日本共産党は反対しています。
  日本共産党しか理性的な対応をできない情けない国会です。
  だいたい松本官房副長官も「ミサイルと断定していない」と述べているのに、国会が「ミサイル」と断定するのは問題があります。よって、国連決議違反、との断定もできないはずです。
  ましてや「制裁強化」論は6カ国協議の合意から逸脱するものです。
  この間の政府・防衛省が地方自治体を巻き込んでの右往左往は、「騒ぎすぎ」との国民の批判もあります。韓国マスコミからも「日本は戦争態勢」などと揶揄される始末です。
  国権の最高機関なら、もうすこし世界に通用する理性的な対応をしてもらいたいものです。
  結局、一部マスコミが悪乗りして「防衛費増額を望む国民が多い」とやったように、いまでも5兆円ちかい世界トップクラスの軍事費の無駄遣いを援護するだけではないでしょうか。

ホームレスと宣伝カーの出会い

2009年04月07日 | Weblog
   昨日6日、かねもと幸枝さんらと県庁前で朝の街頭演説をしていたら、大きな声で激励。
    あとで話を聞くと、福井県出身の36歳のホームレスの方。昨年10月にパナソニック福井で派遣ぎりにあい、アパートもだされてホームレスに。以前は外食チェーンの店長をしていたこともあるという。派遣ぎり後、ハローワークで紹介してもらった建設業者にいったら、「暴力団まがい」のようなところで、給料も払われず使われ、「バールで殴られる」など暴行をうけて逃げ出した、という。
    福井市役所で生活保護を申請しようとしたら「若いのだから働け」と。そこで、マスコミもひきつれていったら、福祉住宅に入居できたそう。あまりの対応の変化に「行政はマスコミを気にするのですね」と。


    「生活保護とれるかどうか。就職しようにも身なりを整えることもできない。毎日の食事もできない。窃盗で捕まったこともある。ホームレスのために市役所の窓口におにぎりぐらい準備できないか。このままでは、また犯罪を犯しかねない。福祉の力でなんとかしてほしい」と涙。
     さっそく、西村高治元市会議員とともに市役所に出向き、彼とともに要望を伝えました。まずは、早く生活保護を受給して生活を建て直しながら、仕事をみつけてほしい。

     「なぜ共産党に声をかけたのか」。・・・「ホームレスの仲間に自民党や民主党ではなく、本当に困ったときは共産党に行け」と前の晩に言われたことがきっかけ。そして翌朝、共産党の宣伝カーと出会った。本人もあまりに「劇的」だったので驚いていました。
この間のホームレス支援活動の反映でしょうか。

  福井市も桜が満開。憲法25条が花開く福井県や福井市としたいものです。