前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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いつかきた道

2009年04月12日 | Weblog
    福井新聞・・・・西川福井県知事は、政府の2009年度補正予算案に北陸新幹線金沢―福井間、敦賀駅部の整備が盛り込まれなかったことについて「認可がないと追加経済対策の対象にならないし、(事業化の)お金を(予算に)入れてもらえない。だから1日でも早く認可してもらう必要がある」と強調。政府・与党に対し、引き続き認可・着工の前倒しを求めていく考えを示した。「事業を少しずつ増やしているのでは、新しい構造の変化は生じない」と述べ、一気に整備を進めることで経済や地域の活性化に効果をもたらすべきだとの認識を表明。県内区間が早く認可されて既着工となることで、今後3年間で実施する追加経済対策での整備を前倒ししていく必要があると強調した。
    福井市が県に床取得を求めているJR福井駅西口中央地区の再開発ビル事業に関しては、福井市や地権者でつくる再開発準備組合、経済界などとの協議に「参画する格好になると思う。将来を見据え、みんなでビルの全体像を議論したい」と述べた。その上で「県全体のことでもあるので応援するが、直接の事業主体は市。まず市が主体性を持って頑張ってもらわないといけない」との考えをあらためて示した。

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   新幹線、福井駅西口ビルなど大型公共事業について、「経済対策」名目での「追い風」期待論がある。
   以前の「財政が大変だ。行革、行革」の看板ははずされたかのよう。
しかし、「大型開発優先での借金拡大」のつけが国民犠牲の増税や年金・福祉改悪につながったことを忘れてはならない。
   大事なことは、本当に国民・県民の内需を拡大するのに、短期・中期・長期でひとつひとつの政策を検証することではないか。
いまの政府も、総選挙直前ということで、取り繕いの「バラマキ」をおこない、さらに補正予算も、となっている。
    これも結局、2年後には消費税大幅増税のブーメランとなって国民を苦しめることにしかならないのが、自民党公明党の「財源論」だ。しかも、マスコミでも「消費税増税」を当然視する論調がほとんど。
    選挙前だからこそ、政党もマスコミも国民をミスリードしてはいけない。