前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

議員の政務調査費

2009年04月11日 | Weblog
    いよいよ4月となり、県議会議員も市議会議員も昨年度の政務調査費のまとめを終わった頃だろう。いくつか、政務調査費の処理について問い合わせもあった。毎月、県議会議員には30万円、福井市会議員には15万円の政務調査費は別枠でだされる。
    つい、数年前までは、市民団体の公開の求めに応じて公開していたのは、福井県議会では日本共産党だけだった。
それが全国的な流れもあり、領収書ふくめてきちんと公開されることに遅ればせながらなってきた。
   以前は議会報告などあまりみたことがなかった議員が、きれいなカラー印刷の議会報告の発行を突然始めたりして、「情報公開」というのは議員の襟を正させる効果もあるだろう。
    かつて、当時の某自民党県会議員は「政務調査費の30万を財布に入れて、韓国などに『視察』にいったらいつの間にかなくなっていた」と語っていたそうだが、税金のそのような使い方は本来その当時も許されることではなかったはずだ。
   「政務調査費での海外調査」など本当に必要な調査なのかどうか、吟味も必要だろう。実際、決算質疑で「県議会議員の海外調査については、県政への効果はなかった」ということも指摘されたこともある。当時の議会事務局幹部も「個人的には海外調査よりも、国内調査をもっと丁寧にやったほうがいいと思いますね」と語っていたが・・・・。
    パフォーマンスでなく、実のある政務調査活動とそれにもとづく議会論戦が納税者への責任だと思う。