いよいよ、本日となりました!
こくた恵二国会対策委員長を迎えての日本共産党演説会。本日午後2時から福井市文化会館です。
お天気も晴れ!だれの行いがよかったのでしょう?それは参加されるみなさん方ですね。
来年の大野市議選、いっせい地方選の予定候補も勢ぞろいします。
ご参加よろしくお願いします!
手話通訳、託児所あります。受付でお伝えください。
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福井新聞・・・・政府、滞納給食費を差し引きへ 11年度の子ども手当 (2010年12月18日)
政府は18日、滞納している給食費や保育料を、子ども手当から差し引くことができるようにする仕組みを、次期通常国会に提出する子ども手当法案に明記する方針を固めた。20日に開く関係閣僚会合で正式決定する。
子ども手当をめぐっては、財源の地方負担の継続を求める国と、全額国庫負担を主張する地方側が対立していた。差し引きができる制度の導入は、自治体が強く要望していた措置で、政府は地方負担についての譲歩を引き出すため、11年度の子ども手当から導入する方向となった。・・・・・・
これはひどい話だと思う。経済的事情で授業料や給食費、保育料などを滞納する家庭が増えているのを承知でやるのだ。これでは、「格差拡大」がますますすすむ。
本来、「子ども手当て」のようなやり方ではなく、「給食費無償化」など「教育費無償化」の基盤こそ拡大すべきだろう。
数年前、高校生になって奨学金をうけている子どもの関係者から「中学の時の給食費などの滞納分を中学の教師が子どもの高校にまで『差し押さえ』にくる」との相談があったことがある。
わたしたちは、「こどもの教育の奨学金を差し押さえるなんて許されない」と抗議した。しかも、自宅へ親にたいして請求にいくのなら理解できるが、高校へいって子どもに請求するのだからひどいではないか。子どもの胸中を思うと怒りで震えた。さすがに、県庁でも「そういうことがないようにしたい」との回答があった。
今回の民主党政権の方針は、このケースにも共通すると思う。さみしい、悲しい政治だなあ。