福井新聞・・・・・障害の別なく生きる喜び歌に ハスの実の家45周年記念し公演(2010年12月26日)
あわら市の社会福祉法人「ハスの実の家」の創立45周年を記念した「ひろがれ いのちのうたコンサート」(福井新聞社後援)が25日、坂井市のハートピア春江で開かれた。施設利用者をはじめ、交流のある保育園児や中高生らも加わり、総勢389人が生きる喜びを高らかに歌い上げた。
ハスの実の家は、1965年福井市で産声を上げた。87年に社会福祉法人の認可を受け、88年に現在の場所に移転した。
第1部では、交流のある合唱団や芦原中吹奏楽部、坂井市のるんびに保育園などが出演。全国大会を控えた北陸高女子バレー部は、墨パフォーマンスの書家とコラボしながら澄んだ歌声を披露した。
第2部は、ハスの実の家の利用者や職員、交流団体の仲間らでつくる389人の「いのちのうた合唱団」が舞台へ。曲はすべて利用者や家族、職員の思いをつづったオリジナルで、利用者の心の声に耳を傾けてという「きいて きいて」など3曲はこの日のために作られた新曲。
障害のあるなしにかかわりなく、共に生きていこうという思いが込められた曲もあり、観客はじっくり聴き入っていた。 ・・・・・・・
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知り合いから誘われていたが都合で参加できなかった。記事からは、すばらしいコンサートが目に浮かぶ。
ハスの実の家を創設した青木達男さんを老健「あじさい」に見舞った時、室内で一心不乱に書を書かれていた。
わたしの事務所には「米寿なお 選挙たたかう 幸とせん」の書が掛けられている。
施設では、就職してきた青年が「音楽」に軍歌をかけて、青木さんが「激昂」された、という話もお聞きした。
亡くなられた後、県職員会館で開かれた「しのぶつどい」にも参加させていただき、追悼集「腰てぬぐい」をいただいた。
古財布 妻もひらいて カンパかな
党勝って 体調よろし退院す
老いてなお 読まんと思う 資本論
ハスの実の家も、福井の共産党も歩みつづけます。