前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

降雪に思うこと

2010年12月26日 | Weblog
降雪がつづいています。予報では年末年始も雪マーク。最近は雪のない正月も珍しくなかったのですが。
まあ、この程度でおさまってほしいと思いますね。
6年前の豪雪の時には、西村きみ子市議や西村高治元市議らとともに高齢者の一人暮らし世帯の屋根雪や家の前の除雪作業に汗を流しました。


2006年3月議会では次のような提案もおこないました。

「56豪雪のときに課題とならなかった高齢者世帯や空き家、空き工場などの除雪、排雪対策などの新しい課題に対して、市町任せというのは極めて無責任であります。その地域が住み続けられる地域としてあり続けること。また、地域の安全を確保するためにも、県としての財政措置を含む支援スキームが必要であります。
 そこでお尋ねします。第2回福井県雪害予防対策協議会資料にあります市町が行う高齢者など要援護者宅の雪おろし助成金の拡充、地域ぐるみ雪おろし支援事業の見直しとか、空き家、空き工場の屋根雪おろしに関する制度の新設に対して、県としての支援のお考えをお尋ねします。」

いまだ、この提言が実現されているとはいえません。

小学校付近の県道の歩道除雪も、わたしの議会での提案がきっかけで実現しましたが、時代のニーズに応えた行政が求められてくると思います。

このような課題に取り組むためには、公務員、建設土木業者の役割はきわめて大きい。
「公務員を減らせ」「公共事業削減⇒地域の建設土木業者減少」だけではいけません。こういうみなさんは、いざという時には年末年始関係なく、住民のライフライン確保のために不眠不休で仕事をされることを知っています。

地域の業者を守り育てる「地域密着型公共事業」での支援や、高額の除雪機械の購入・維持への支援も考えることが必要でしょう。