前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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経済界からも激励。福井新聞「越美北線 山越え谷越え」で思い出す。

2010年12月10日 | Weblog
   昨日も、こくた衆議院議員が来福する演説会のご案内で経済団体などを訪問しました。
「若い人が働く場所がない。県庁の職員も増やすなども考えてほしい。」と痛切な訴えもお聞きしました。
ある経済団体では、「来年は佐藤さんも頑張ってください」との激励も。日本共産党は地域経済と雇用を守る提案をだしていますから、共感があるのかもしれません。日本と福井の「閉塞」を打破する新しい政策が求められています。
夜は、共産党の集会で、西村きみ子、鈴木しょうじゅ両市議とともに、決意表明をおこないました。頑張ります!


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    今日の福井新聞から「越美北線 山越え谷越え 15日 開業50周年」という企画がはじまった。
福井豪雨後のことが書かれている。当時の県庁総合交通課長だった寺崎さんのコメントもある。
そう、あの時、「廃線」という文字が新聞にもおどった。

福井豪雨災害翌日、わたしは当時の美山町役場で町長らに実情を聞くとともに、大野市のJR鉄道部にもかけつけ、「代行バスの運行と、鉄道復旧を」と申し入れた。応対されたJRの方は、「代行バスは考えます」とは答えたが、「鉄道の復旧は・・・」とはっきり答えなかった。

災害翌々日には、日本共産党の高橋衆院議員が青森からかけつけた。わたしたちと越美北線の鉄橋が崩れ落ち、線路が流された現場をつぶさに調査した。美山町長とも懇談した。町長は、「いろんな政治家の方がたくさんきています。一番最初にきていただいたのは共産党の佐藤さんです」と言われた。実は前日は福井市からは美山に入れず、大野から入ったのだった。そして、「調査にこられた国会議員の先生、ひとりにつき1億円の支援をお願いしたい」と冗談とは思えない、悲痛な訴えはわたしたちの胸をうった。

高橋衆議院議員はわたしたちと福井市内の被災現場を調査し、福井市の「対策会議」も傍聴した。
その時、当時自民党の衆議院議員がはいってきて、「ちょっと」などと言って、議事を中断させ、自分の「訴え」をはじめたのには驚いた。その議員はその後、所属政党を変えているが・・・。

さて、その後の国会論戦、災害対策の集中審議のなかで高橋議員は越美北線の復旧問題をずばり取り上げた。
鉄道局長は、「JRにたいして復旧を指導します」と答弁した!
このことは、すぐにわたしたちにも伝えられ、わたしは寺崎課長にもすぐに伝えた。寺崎さんは、「本当ですか。ありがとうございます」と喜ばれた。

   地元のみなさんや、県庁のみなさんとともに、日本共産党と私も、越美北線の復旧の一端を担えたことは「誇り」だ。