昨日は街頭宣伝を終え、中京大学の同窓会に出席しました。今回は初めて梅村清弘総長・理事長が参加。今後、中部圏の大学も「淘汰」されていく厳しい情勢のなか、3学部をあらたにつくる攻勢的な大学運営の方向を話されました。また、「学生は8時には学校に来て勉強している」との話には驚きました。就職活動の厳しさの反映でしょうか。
しかし、パワー前回の総長・理事長です。テーブルをひとつひとつ回られ、わたしにも「共産党も頑張らないと。いまの政治ではねー」と激励をうけました。わたしは学生時代に署名運動に取り組み、前理事長にお届けしたことなどもお話ししました。
越前市の川崎市議もおなじテーブル。同学年。学部学科が違うため学生時代の面識はありませんでしたが。越前市の友兼福祉保健部長をはじめ自治体関係者や教員関係の方も多く、いろいろお話することができました。「来年は頑張ってよー」と激励もいただきました。ありがとうございました。
★
佐々木衆議院議員・・・・10月4日から開かれていた臨時国会は、12月3日閉会しました。
――7月の参議院選挙の結果、衆議院と参議院で与野党の議席数が大きく逆転した「ねじれ国会」のもとで初めて開かれた国会でした。そのため、これまでになかった現象も生まれました。たとえば、国会運営です。与党の民主党は、できるだけ野党を刺激しないかたちで国会を運営しようとしていたように見えました。そのため、衆議院で強行採決は一度もありませんでした。
他方、野党の自民党も単純なボイコット戦術はとりませんでした。……表面だけみれば、たいへん円満な国会運営がおこなれたかのようですが、実はそうではありませんでした。
政策論戦よりも、もっぱら揚げ足取りと口汚い悪罵の応酬がおこなわれたことに特徴がありました。――たとえば、衆議院本会議で、自民党女性議員が代表質問で「ひきょう者」「まぬけ」「ウソだらけ」「詐欺」「ばかげたバラマキ」「寝とぼけ」と、ありとあらゆる罵詈雑言をならべたてました。こんな下品な代表質問は、かつて聞いたことがありません。
そのうえ「(答弁は)あなた自身の言葉で表明して下さい」と言ったのです。
イラッときた菅総理も、この挑発に乗って「原稿を読まないで答弁しろというなら、原稿を読まないで質問すべきだ」と言い返したのです。
こんなお粗末な調子で始まった国会でしたが、最終盤、目も当てられない低次元な話で終ってしまいました。――民主党の中井洽衆院予算委員長が11月29日の議会開設120年記念式典で、秋篠宮夫妻に対し「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」と発言をしたという理由で自民党などが懲罰動議をだし、これに対抗して民主党が、自民党の逢沢一郎国対委員長が天皇が着席していた本会議場で携帯電話の着信音を鳴らしたとして懲罰動議を出すという事態になったことです。まさに“懲罰合戦”です。
私は、衆議院議院運営委員会に出席していますが、12月1日の理事会では、民主党と自民党の理事がお互いにこの件で非難し合ったものの、さして険悪な雰囲気にもならず、議運委員長が「議員はお互いに品位を重んじるように」ととりなし、相互に矛を収めていたかのようにみえていたのです。
ところが、その後、自民党理事から「懲罰動議を出すことになった」と連絡が入り、私は思わず「そこまでやるのか」とあきれてしまいました。
こうして“懲罰合戦”となったのです。
私は、懲罰動議の取り扱いを協議した12月3日の理事会で、「動議は低次元のもので出すべきではなかった。マスコミでも取り上げられ、国会の品位を汚している。政策論争こそやるべきだ」と言いました。結局、これらの動議は採決にかけられずに終わりました。「毎日」(3日付社説)で「議会の歴史が泣いている。猛省を求める」と書かれるのも当然でしょう。
政権交代して1年3ヶ月たち、民主党政権の政治の中身が自民党政治に“先祖返り”している状況下で、いかにして「対決」姿勢を見せるかに腐心する。その「なれの果て」が、このような結末だとしか言いようがありません。――来年の通常国会は、いったいどのような展開になるのでしょうか。……野党としてなすべきは、切実な国民の要求から出発し政治の中身をただすことです。・・・・・・
まったく同感ですね。自民、民主は政策の違いがないので、揚げ足取りでの低次元の「対決」演出。恥ずかしい限りです。
国民、県民の願いを実現する政策の中味で勝負。がんばります!
しかし、パワー前回の総長・理事長です。テーブルをひとつひとつ回られ、わたしにも「共産党も頑張らないと。いまの政治ではねー」と激励をうけました。わたしは学生時代に署名運動に取り組み、前理事長にお届けしたことなどもお話ししました。
越前市の川崎市議もおなじテーブル。同学年。学部学科が違うため学生時代の面識はありませんでしたが。越前市の友兼福祉保健部長をはじめ自治体関係者や教員関係の方も多く、いろいろお話することができました。「来年は頑張ってよー」と激励もいただきました。ありがとうございました。
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佐々木衆議院議員・・・・10月4日から開かれていた臨時国会は、12月3日閉会しました。
――7月の参議院選挙の結果、衆議院と参議院で与野党の議席数が大きく逆転した「ねじれ国会」のもとで初めて開かれた国会でした。そのため、これまでになかった現象も生まれました。たとえば、国会運営です。与党の民主党は、できるだけ野党を刺激しないかたちで国会を運営しようとしていたように見えました。そのため、衆議院で強行採決は一度もありませんでした。
他方、野党の自民党も単純なボイコット戦術はとりませんでした。……表面だけみれば、たいへん円満な国会運営がおこなれたかのようですが、実はそうではありませんでした。
政策論戦よりも、もっぱら揚げ足取りと口汚い悪罵の応酬がおこなわれたことに特徴がありました。――たとえば、衆議院本会議で、自民党女性議員が代表質問で「ひきょう者」「まぬけ」「ウソだらけ」「詐欺」「ばかげたバラマキ」「寝とぼけ」と、ありとあらゆる罵詈雑言をならべたてました。こんな下品な代表質問は、かつて聞いたことがありません。
そのうえ「(答弁は)あなた自身の言葉で表明して下さい」と言ったのです。
イラッときた菅総理も、この挑発に乗って「原稿を読まないで答弁しろというなら、原稿を読まないで質問すべきだ」と言い返したのです。
こんなお粗末な調子で始まった国会でしたが、最終盤、目も当てられない低次元な話で終ってしまいました。――民主党の中井洽衆院予算委員長が11月29日の議会開設120年記念式典で、秋篠宮夫妻に対し「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」と発言をしたという理由で自民党などが懲罰動議をだし、これに対抗して民主党が、自民党の逢沢一郎国対委員長が天皇が着席していた本会議場で携帯電話の着信音を鳴らしたとして懲罰動議を出すという事態になったことです。まさに“懲罰合戦”です。
私は、衆議院議院運営委員会に出席していますが、12月1日の理事会では、民主党と自民党の理事がお互いにこの件で非難し合ったものの、さして険悪な雰囲気にもならず、議運委員長が「議員はお互いに品位を重んじるように」ととりなし、相互に矛を収めていたかのようにみえていたのです。
ところが、その後、自民党理事から「懲罰動議を出すことになった」と連絡が入り、私は思わず「そこまでやるのか」とあきれてしまいました。
こうして“懲罰合戦”となったのです。
私は、懲罰動議の取り扱いを協議した12月3日の理事会で、「動議は低次元のもので出すべきではなかった。マスコミでも取り上げられ、国会の品位を汚している。政策論争こそやるべきだ」と言いました。結局、これらの動議は採決にかけられずに終わりました。「毎日」(3日付社説)で「議会の歴史が泣いている。猛省を求める」と書かれるのも当然でしょう。
政権交代して1年3ヶ月たち、民主党政権の政治の中身が自民党政治に“先祖返り”している状況下で、いかにして「対決」姿勢を見せるかに腐心する。その「なれの果て」が、このような結末だとしか言いようがありません。――来年の通常国会は、いったいどのような展開になるのでしょうか。……野党としてなすべきは、切実な国民の要求から出発し政治の中身をただすことです。・・・・・・
まったく同感ですね。自民、民主は政策の違いがないので、揚げ足取りでの低次元の「対決」演出。恥ずかしい限りです。
国民、県民の願いを実現する政策の中味で勝負。がんばります!