前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

大満足の柳家一琴落語会。いやー、やはり「生」はいいですねえ。無謀な原発運転再開は許されません。

2011年06月08日 | Weblog
     昨日は、打ち合わせ、生活相談、落語会などでした。相談では、これまで県関係者といろいろやりとりしてきたがいっこうに埒があかない、ということで相談にこられた業者の方。話もなかなか込み入っていてすぐには理解できない。けっきょく、根掘り葉掘り2時間ちかい相談となりました。しかし、解決の糸口は・・・・・・。こういう相談が一番、「つらい」。

夜は、ご案内いただいていた「第10回 天祖天神 萬両亭」で柳家一琴師匠の落語会。神明神社の会館でおこなわれました。小三治師匠の門下の方。初天神、試し酒、寝床の3席を演じたあと、マイクの調子が悪かったから、と「勘定板」を熱演。ていねい、サービス満点のダイナミックな落語で良かったですね。
やはり、生はいい。こういう落語会がきちんとつづき、お客さんが集まっているのは素晴らしいことです。ばったり女性後援会員の方とも。常連さんだそうです。
関係者のみなさんのご努力にも敬意を表したいと思います。
一琴師匠は、ちかく宮城県へ慰問落語会に行かれるとか。勘定板はその地方の「方言」だとか。「先の展開がわかっている」のに、笑わせる力、というのは凄い、と改めて実感しました。



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福井新聞・・・・7月までの再起動、経産相示す 県反発、「安全基準明示を」(2011年6月7日)


海江田万里経済産業相は7日、閣議後の記者会見で、定期検査で停止中の原発の再起動について「夏場の電力ピークが7月であることは頭の中に入っている」と述べ、7月までの再起動を目指す考えを示した。ただ、福井県など全国の原発立地道県の知事が求めている安全基準の提示などで踏み込んだ発言はなく、県は「何も進んでいない」と反発しており、政府の思惑通りに運転再開できるかは不透明だ。

 東京電力福島第1原発事故を受け、福井県などが暫定的な安全基準を求めている点に対し、海江田経産相は「緊急安全対策は既に示した通り。同時に東電の事故、教訓を踏まえた安全対策は今後も適切に取る」と説明した。

 その上で「原発の立地県、立地の自治体の考えもあるだろうが、今後も条件が整えば自ら出向いて説明したい」と述べ、電力供給に万全を期すため、立地自治体に対し再起動への理解を求めていく考えを示した。

 一方、定検中のプラントの再起動をめぐって県は、暫定的な安全基準の明示や、福島での知見を生かした高経年化対策を繰り返し国に求めてきており、2日の近畿ブロック知事会議でも「現段階では再起動は認められない」との考えを示している。7日の経産相の発言に対しても石塚博英安全環境部長は、運転再開の是非を判断できる「安全基準を早く示してほしい」と求めた。

 浜岡原発以外の原発の運転には支障はないとしている点に対しては、本県など14道県知事でつくる原子力発電関係団体協議会が先に、根拠を示すよう経産相に要請。本県と歩調をそろえている。

 また、停止中のプラントの再起動について県内の立地自治体の首長も県とほぼ同じ考えを示しているほか、県会最大会派の自民党県政会も県の姿勢を支持。国から具体的な基準などが示されない中で、地元が再起動を認める状況とはなっていない。 ・・・・・・・



大臣の「浜岡原発以外の原発の運転には支障はない」は、私も全員協議会で指摘しましたが、まったく理解できません。
ましてや、浜岡同様、活断層の上や近傍につくられている福井県の原発がどうして安全なのか?
事故をおこした福島と同型の日本最古のMARK1がどうして安全なのか?

政府はいいかげんな取り繕いはやめるべきです。

「危険な原発」継続ねらう自民との大連立の動きも要警戒です。