前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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すばらしいイタリアの勝利!今度は日本で!「原発からの撤退を」提言がだされました。

2011年06月14日 | Weblog
      NHK・・・・伊国民投票 脱原発が圧倒的多数


       イタリアで行われた原子力発電所の是非を問う国民投票は、原発に反対する票が90%を超え、圧倒的多数で脱原発が決まりました。福島第一原子力発電所の事故のあと、国民投票で脱原発を決めたのは、イタリアが初めてです。

イタリアの国民投票は、チェルノブイリ原発の事故を受けて24年前に決めた脱原発の方針を転換し、原発を新規に建設する計画の是非を問うもので、12日と13日の2日間にわたって行われました。イタリア内務省によりますと、投票所の95%で開票が終わった時点で、原発への反対票が94.6%となり、圧倒的多数を占めています。


また、国民投票の成立には有権者の過半数の参加が必要で、投票率が焦点となっていましたが、投票率は50%を超え、国民投票は成立し、脱原発が決まりました。これについてベルルスコーニ首相は、開票を前に、早々と民意を受け止めて原発の新規建設計画を断念する考えを示し、今後は、自然エネルギーをさらに推進していくと強調しました。ヨーロッパでは、福島第一原発の事故のあとドイツやスイスの政府が脱原発の方針を決めましたが、国民投票で脱原発を決めたのは、イタリアが初めてで、各国で活発化する脱原発の動きを後押しするなど影響を与えそうです。・・・・



       まさに、ビバ イタリア!
「投票に行くな」の原発推進派の攻勢をはねかえして、イタリア国民が原発ノーの審判をくだしました。
福島原発事故をうけて、ドイツ、スイス、イタリアが原発からの大転換。
今度は、日本に住むわたしたちが、世界に恥じない決意をしめす時ではないでしょうか。


日本共産党は、昨日記者会見で政策を発表しました。


「原発からのすみやかな撤退、自然エネルギーの本格的導入を・・・国民的討論と合意をよびかけます」


http://www.jcp.or.jp/seisaku/2011/20110612_genpatsu_teigen.html



      「原発、と聞くと難しい用語で頭がいたくなる」ということもよく言われます。
今回の提言は、難しい専門用語はなく、国民の気持ちに寄り添って書かれています。

笠井あきら衆議院議員は、「当事国である日本の決断と知恵と力、スピードが求められている。科学の立場とリアリズムを貫いた」と語られましたが、本当にそうだと思います。


       私も昨日は、ふたつの会議でこの提言を読み上げ、福井県内での運動についてお話しました。参加されたみなさんからも好評です。
ぜひ、この提言を多くのみなさんに広げ、福島とならぶ集中立地の福井から、「原発からの撤退」の世論と行動をおこしていきましょう!