前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

原発をめぐり、関西地域でおおきな動き。「刑事コロンボ」、「別れのワイン」で偲びました。

2011年06月26日 | Weblog
        昨日は、打ち合わせ、会議、一般質問の準備でした。質問は水曜日。質問の詳細は前日の午前中でいいと思っていたが、前々日の午前中に、と県庁の担当者。しかし、なかなか思うようにすすみません・・・・・



        朝日・・・関西広域連合、原発協定申し入れへ 電力事業者に   2011年6月25日

       2府5県でつくる関西広域連合は25日、関西電力など電力事業者に「原子力安全協定」を締結するよう、来月にも申し入れることを決めた。西日本で原発事故が起きれば、近畿圏も広範囲で被害を受けるおそれがあることを踏まえ、各府県の知事は、広域連合として原発の安全対策や情報入手に一定の影響力をもつべきだとの考えで一致した。

 原子力安全協定は、福井県など立地自治体が原発再起動の可否を決めたり、電力会社側から安全情報を得たりする根拠となっている。一方、立地自治体以外の府県などが協定を結ぶケースは少なく、被害や影響が東日本全域に広がった福島の事故以降、各地の隣接自治体から不満の声が相次いでいた。

 福井県に隣接する京都府の山田啓二知事は22日、関電に対し協定締結を要請。島根原発に近い鳥取県も5月末、中国電力に対し県や近隣自治体と協定を結ぶよう申し入れている。 ・・・・・・・



  原発の苛酷事故が県境を越えた広域災害となることが明らかになった以上、こういう要望がだされてくるのは当然でしょう。立地地域と同様の大きな危険と隣りあわせであることが明らかになったのです。
さて、このような「危険」を隣に置き続けることを関西の住民のみなさんが認めるのかどうか。
      原子力行政はあらたな段階にはいり、おおきな「チェック、監視」機能でしばられ、転換をもとめられることとなります。




                  ★



       朝日・・・・・「刑事コロンボ」米俳優ピーター・フォークさん死去  2011年6月25日


       人気テレビドラマシリーズ「刑事コロンボ」で知られる俳優のピーター・フォークさんが23日夜、米カリフォルニア州ビバリーヒルズの自宅で死去した。83歳だった。米メディアが報じた。詳しい死因はわかっていないが、2008年にアルツハイマー病にかかっていることを明らかにし、闘病生活を送っていた。

 1927年、米ニューヨーク出身。3歳の時にがんで右目を摘出、義眼となったが、50年代後半にブロードウェーの舞台でデビュー、その後映画俳優に。71年からテレビシリーズ化された「刑事コロンボ」でロサンゼルス市警殺人課の警部コロンボ役を演じ、一躍人気者になった。コロンボはよれよれのレインコートにボサボサ髪、口癖は「ウチのカミさんがね」。それでいて完全犯罪をもくろむ裕福な犯人を心理的な駆け引きで徐々に追いつめ、「庶民のヒーロー」として多くのファンをつかんだ。

 当時珍しい、犯人を最初に視聴者に明らかにする倒叙式の展開で、日本でも広く親しまれた。このシリーズで米エミー賞主演男優賞を4度受賞した。・・・・




       初めてみたのは高校時代、たしか「構想の死角」。なにげなくみていたが、思わずのめりこんだ。
二見書房からでていたシリーズも買い揃えたりした。
最近でも、DVDでたまに楽しんでいた。

      ピーター・フォークの訃報に接し、昨夜は「別れのワイン」を楽しんだ。「かみさん」との電話でのやりとりのシーンもある。
ワインに「うるさい」犯人がデカンタを自分でやらなかったところに目をつけた。

最後の場面。

ワインの専門家の犯人を逮捕し、車のなかでデザートワインを提供する。
「よく勉強されましたな」
「なによりも嬉しいお褒めの言葉です」


    憎らしい犯人は徹底してやっつける。そうでない犯人には敬意と思いやりという面をも描いた。

そのシリーズを支えたのはピーター・フォークの演技。日本語版では小池朝雄さんの存在も大きい。

ご冥福をお祈りします。