前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

核燃料税、敦賀民間処分場問題・・・6月福井県議会に向けて議案審査会。雑誌「福井の科学者」が好評です。

2011年06月17日 | Weblog
       昨日は、福井県議会で6月議会にだされる内容の事前説明、議案審査会とつづき、いよいよ議会がはじまる、という緊迫感。

県側の説明は核燃料税、行政改革プラン、教育プラン、国体準備、敦賀民間処分場問題、中国の船舶会社提訴、そして6月補正予算と多数の事業提案、とヘビーなものがつづく。
うーん、4年ぶりの県議会、大変です。

ある自民党議員に、「佐藤さんは4年間のブランクを感じさせないな」と冷やかされたが、県側の説明を聞いていて「おかしい」「なにかある」と「直感する」感覚はまだ戻りません。きちんと資料を読み込み、分析をしなくてはならないのですが・・・・・。

       控え室にも他会派の議員がたずねてこられます。「不破さんの『時代の証言』を読んでるが面白いなあ」 とか、「原発問題ではなにを取り上げるんですか」とか。


      原発問題では、福井の科学者会議がだした雑誌が好評なようです。
日本科学者会議福井支部発行、雑誌「福井の科学者」115号は原発問題特集。4月に福井大学で開催されたシンポジュウムの内容に加筆した論考など4本。申し込みは福井大学・森透研究室。0776-27-8725。


               ★


      西川知事は先の記者クラブでの講演で述べています。・・・


「外国では独伊などで脱原発、反原発の動きがあるが、それと同調のものではない。福島原発事故で、国の原子力政策や原発の安全性などさまざまな問題がクリアになってきた。事態はきわめて深刻だ。メディアや外国でも脱原発を唱える声もある。一部の自治体の長も言っている。しかし、代替エネルギーの問題などもあり、一朝一夕には解決できない。」


      そうまさに事態はきわめて深刻です。そこで、従来の延長で「あらたな対策で、これで安全だ」と思い込まされたら、そこから新たな「安全神話」がはじまります。
日本の国土のどこにも、「ここなら原発をつくっても大丈夫」といえる土地はないことこそ認識すべきです。
ましてや、直下や近傍に活断層がある福井の原発は「きわめて深刻」です。