前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

大飯原発再稼働に福井県議会議員の多数が賛成、反対2人だけ(毎日)、今日も福井県庁前で抗議活動へ

2012年04月10日 | Weblog
  昨日は、ひきつづき県庁前での「大飯原発再稼働反対」行動に参加しました。電力事業者の方が通りがかり、「あばたもえくぼになりませんかね」と声をかけてきました。

ちょうど関西電力が「工程表」を発表し、マスコミからの取材も。万全の安全対策ぬきで、暫定(とりあえずの)安全基準で再稼働を、と言っても国民、県民はNO!です。

   午後は共産党の会議で原発問題などの取り組みも協議しました。「佐藤さんのネット情報を見て、共産党事務所に原発署名をしに来られた方がいた」との報告も!長野県からは11日に大飯原発調査と福井市での市民行進に参加しますと。連帯の行動の広がり、うれしいことです。

  ネットで、口コミで、世論と行動を広げましょう。婦人団体の合言葉に「女のおしゃべり平和を守る」とかいうのがありましたね。
 男性も女性もどんどん声にだして、ネット上でもしゃべって、原発ゼロを実現しましょう。

マスコミでも週末の大臣福井入りが報道されはじめました。また、毎日新聞の調査で、福井県議会議員のうち再稼働反対は2人だけ、との報道も。
緊迫した日々がつづきます。

  福島原発事故は終わっていません。いったん苛酷事故が起これば取り返しがつかないのです。安全ぬきの無謀な原発再稼働は許されません。知事・福井県庁、福井県議会、おおい町・議会は、県民・国民の安全第一に判断すべきです。明日は、署名提出とともにつよく、福井県に要求します。がんばりましょう!


■毎日・・・<大飯原発>経産相、今週末に福井へ…政府打診 再稼働問題

定期検査で停止中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題で、政府が、今週末にも枝野幸男経済産業相を福井県に派遣する方向で同県に打診していることが分かった。打診を受け、県側は会談の日程調整を始めた。

 枝野経産相は西川一誠知事と会談し、原発の安全性に関する判断基準の内容を説明し、再稼働に理解を求める。関係者によると、同日、県議会議長らとも会談するという。

 ただ、県関係者は「要請に来てもらっても、その場で再稼働について判断するわけではない」としており、県は、県議会の議論や、有識者による県原子力安全専門委員会の助言を受けて、再稼働の可否を判断する見通し。・・・・・


■毎日・・・・大飯原発:福井県議、大勢が再稼働容認 毎日新聞調査

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働について、同県議会議員(35人)の9割以上が「容認」か「条件付きで容認」と考えていることが、毎日新聞のアンケートで分かった。県は再稼働への理解を国から求められた場合、県議会や有識者による委員会の意見を聞く方針だ。条件付き容認の場合の「条件」は近く実現する可能性が十分あるものが大半で、県議会の大勢が再稼働容認に傾いていることが判明した。

 アンケートは、野田佳彦首相と3閣僚が新基準「安全性に関する判断基準」を決定した直後の7〜9日に電話や文書で行った。再稼働について、3人が「容認できる」、30人が「条件付き容認」と答え、「容認できない」は2人だった。・・・・・・