前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

今日、枝野大臣来福。安全ぬきの再稼働は許されません!15時から県庁前で抗議の宣伝へ

2012年04月14日 | Weblog
     昨日も、朝は福井県庁前の大飯原発再稼働反対行動に参加しました。
通りがかりの女性から「twitter,ブログ見てます。がんばってください」との激励をいただきました。また、「ここで座り込みですか」と参加してきた青年も、「さとうさん、twitter見てますよ」と。いやー、福井でもtwitterやブログなどで取り組みへの関心が広がっていることを実感しましたね。

    ひきつづき、相談活動や、訪問活動、相次ぐマスコミの取材などでした。

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     今日は、きゅうきょ枝野経済産業大臣が来福し、知事、おおい町長、県議会議長とそれぞれ面会し、再稼働へ協力要請をおこないます。

国民の大きな反対のなかで、「再稼働ありき」ですすめることに怒りを感じます。消費税増税へつきすすむ姿といい、原発再稼働につきすすむ姿といい、この政権は「国民合意」など眼中にないようです。

     今日は、原発問題住民運動福井県連絡会は午後3時に福井県庁前に集まり抗議の宣伝行動などをおこなう計画です。

枝野大臣が日程を終えるのは午後6時前、とのことですのでその時間ぐらいまでの行動になる予定です。
 

枝野大臣に県民の抗議の声を伝えましょう!

西川知事や田中県議会議長に、「安全ぬきの再稼働認めないで」の声を届けましょう!

「福島を忘れない」「福島を繰り返さない」「福島事故も終わっていないのに、なにが再稼働か!」。がんばりましょう!


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■NHK・・・志位氏 原発で政府対応を批判   4月12日


    共産党の志位委員長は記者会見で、福井県にある関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡る政府の対応について、「すべての原発の運転が停止する来月までに何とか再稼働させようという、よこしまな政治判断が働いている」と述べ、批判しました。

この中で志位委員長は、大飯原発の運転再開に関連して、「来月5日には、北海道電力泊原子力発電所3号機が運転を停止し、全国のすべての原発が停止する。このまま、ことしの夏を原発ゼロの状態で乗り切ったとすると、原発が本当に必要なのかが本格的に問われることになる」と述べました。
そのうえで志位委員長は、「政府には、そうした事態を何としても避けたいという思いが先にあり、来月5日までに何とか大飯原発を再稼働させようという、よこしまな政治的判断が働いている。国民の安全や原発事故の教訓を何も考えておらず、許し難い。こういうやり方での再稼働は、国民には絶対に理解されないし、断固反対していく」と述べ、政府の対応を批判しました。・・・・・・


■朝日福島・・・・みつばちの目   2度目の故郷喪失     2012年04月13日

    戻れない道のかなたに一本の白樺(しらかば)の木と風の棲(す)む家 この短歌は、朝日歌壇の常連で2011年歌壇賞受賞者の美原凍子さんが震災の1年前に詠んだものだ。

 福島県出身の美原さんは30代で愛する人と暮らすために北海道・夕張に渡り、炭鉱長屋に入った。お連れ合いが他界し、30年以上暮らした夕張は財政破綻(はたん)の街に。雪下ろしもままならない独り暮らしでは、と4年前に「第二の故郷」である夕張を去った。

 当時の夕張支局長で美原作品のファンの私が、朝日歌壇に再び彼女の名前を見つけるのに時間はかからなかった。今度は「福島市・美原凍子」の名で、山里の四季を情感込めてうたいあげていた。「風の棲む家」は、空き家となった夕張の古い炭住のことだ。

 そんな彼女を3・11が襲う。2度目の故郷喪失…。


 六万の人ら去りたる福島の山河さみしき春の陽炎(かげろう)


 この慟哭(どうこく)をきちんと受け止めたい。北海道から赴任しました。気づけば彼女を追うように。(本田雅和) ・・・・・・


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   学生時代に親しんだ灰谷さんや今江さんの作品をだした理論社の小宮山さんが亡くなられた。

ご冥福をお祈りします。


■朝日・・・・・小宮山量平さん死去 創作児童文学の理論社元社長

戦後を代表する出版人の一人で、創作児童文学を育てた、理論社元社長の小宮山量平(こみやま・りょうへい)さんが13日朝、老衰のため死去した。95歳だった。通夜、葬儀は近親者のみで行う。

 1916年、長野県上田市生まれ。東京商科大(現一橋大)を卒業後、北海道で軍隊生活を送り、戦後の47年に理論社を設立した。

 当初は雑誌「理論」を発行するなど社会科学書の出版が中心だったが、60年代からは創作児童文学の出版に専念。「兎(うさぎ)の眼」の著者灰谷健次郎さん、「ぼんぼん」の著者今江祥智さんなど多くの児童文学者を世に送り出した。

 出版界の営利本位的体質に批判的な評論活動も行い「編集者とは何か」など多数の著作を残した・・・・