前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

原発政策の転換を!大飯原発再稼働ダメ!市民行進と福井県への署名提出。13日も県庁前行動です。

2012年04月12日 | Weblog
    NHK・・・・再稼働反対、署名提出

    大飯原発3・4号機の再稼働をめぐり先週から政府の関係閣僚で議論が進んでいることについて原発に反対する市民団体約20人が、11日県原子力安全対策課の岩永幹夫課長と面会し、県として再稼働に同意しないよう求める要望書と、原子力から自然エネルギーへの転換を求める7229人分の署名を手渡しました。

この中で、市民団体から政府が新しい安全基準を数日で妥当としたことは拙速だと思わないかなどと問われたのに対し、岩永課長は、「保安院が事故以降、指示してきたものが今回、安全基準になったと思っており1年間の取り組みを国としてまとめてきたものと理解すべき」と述べ、拙速な対応ではないという県の認識を示しました。関西電力が示した工程表で原子力災害が起きた際、免震事務棟」の建設など重要な対策が実施されずに残されていることについて岩永課長は「免震事務棟などは建設に時間のかかるもので、事故を防ぐ直接的な安全対策の議論とは別に考えるべきだ」と述べ、今後専門家の意見も踏まえた上で県として判断していきたいとしました。・・・・・・・



    昨日の行動はテレビや今朝の新聞でもとりあげていただいています。県議会の自民党も会議を開いて対応を決めたようです。

    福井市での大飯原発再稼働反対市民行進、雨にもかかわらず150人が参加。「安全ぬきの再稼働やめよ」と声をあげました。また、今回は長野県の共産党県議や衆院予定候補のみなさんや、滋賀県の労働組合の方々も参加され、連帯した行動となりました。雨の中、お疲れ様でした!がんばりましょう!


    大飯原発再稼働反対のデモ行進の後は福井県庁で要請活動。原発からの脱却をもとめる県民署名7229名分を提出し、「大飯原発再稼働に同意しないように求める要望書」を提出しました。
応対した岩永・原子力安全対策課長は「関電がだしたものをふくめて国がどう判断するか。国の具体的動きみえてない」と回答するとともに、今回の暫定基準をいってい評価する発言もありました。
    県の専門委員会の中川委員長も評価する発言をおこなっています。
    これでは、国民県民の不安にこたえる姿勢ではありません。


   枝野大臣が福井入りする日程は13日とも、14日とも、15日ともいわれています。

    国民多数が原発再稼働に反対です。NHK調査では賛成は15パーセント。しかも、京都や滋賀や大阪では住民のみならず、行政担当者が反対しています。常識では動かせる状況ではありません。

   枝野大臣も、こういう国民の状態で、福井入りは当分先送りすればいいのに、とも思います。

しかし、すべての面で今の政府は国民の気持ちを考えない政権ですから強行姿勢を崩していません。


    緊迫した状況がつづくなか、再稼働に反対する市民団体のみなさんは13日金曜日、午前8時から夕方5時までの予定で、福井県庁前で「安全抜きの再稼働反対」アピール行動をおこないます。
ぜひ、物心両面のご支援をよろしくお願いいたします。

力をあわせてがんばりましょう!