昨日は、街頭宣伝や地域訪問活動、新幹線問題の会議で県議会論戦の報告をおこないました。新幹線問題では討論集会の開催などについて協議しました。
また、福井市長がフラトン市の「慰安婦」の平和モニュメント建設に関して、同市に書簡をおくって「特定の国や民族への差別を助長する表現を認めない。設置に強く反対する。公共の場は政治的な闘争の場ではない」と抗議していることについて、撤回などを求める申し入れを共産党としておこないました。党側は、藤岡北越地区委員長、西村・鈴木市議、私が参加。市側は市民生活部長らが応対しました。
そもそも「従軍慰安婦」はその強いられた行為から明らかなように「性奴隷」であり、国際犯罪です。日本軍が展開したアジア各地に組織的に「開設」されたのであり、侵略戦争推進・拡大と一体化した「施設」でした。多くの中国、韓国、オランダなどの女性が犠牲になったことは否定できない史実です。
朝日新聞で問題になった「吉田証言」が取り消されても、「慰安婦問題」の事実が消えるわけではまったくありません。「河野談話」にも影響をあたえません。
福井市は、「慰安婦問題がなかったかのような立場に受け取られかねない」強硬な政治的メッセージをだし、それが侵略戦争否定の「靖国派国会議員」の質問に利用されたのです。
さらなるアメリカ、アジアとの国際関係悪化につながりかねない重大な問題です。
福井市には、かつての日本の戦争犯罪ときちんと向き合う立場と、友好都市との関係では「慎重で冷静な」対応をお願いしたいものです。海外で「慰安婦問題なんてデタラメだ」などと発言する福井市民が増えていくようでは、アジア、アメリカとの真の友好関係の基礎をくずすことになるのではないでしょうか。
いま、安倍政権が海外で戦争する国づくりをすすめようとしている時だけに、かつての戦争にたいする態度もいっそう問われてきます。
赤旗の報道です。
■赤旗・・・ 首相「性奴隷は中傷」 日本軍「慰安婦」問題で重大発言
安倍晋三首相は3日の衆院予算委員会で、朝日新聞が日本軍「慰安婦」問題で「慰安婦を強制連行した」とする吉田清治氏の証言を取り消した報道に関連し、「日本のイメージは大きく傷ついた。日本が国ぐるみで性奴隷にしたと、いわれなき中傷が世界で行われている」と述べ、性奴隷制という「慰安婦」問題の本質を事実上否定する重大な発言を行いました。自民党の稲田朋美政調会長に対する答弁。
稲田氏は政権党幹部でありながら、日本政府に対する国連の「慰安婦」問題の勧告や米国下院の対日謝罪要求決議などを非難し、「国連からは性奴隷国家と名指しで批判され、米下院では謝罪しろ、教科書で未来永劫(えいごう)教えろと言われている」と国際世論を敵視。首相は「客観的な事実にもとづく、正しい歴史認識が形成され、日本の取り組みが国際社会から正当な評価を受けることを求めていく」と同調しました。・・・・・
また、福井市長がフラトン市の「慰安婦」の平和モニュメント建設に関して、同市に書簡をおくって「特定の国や民族への差別を助長する表現を認めない。設置に強く反対する。公共の場は政治的な闘争の場ではない」と抗議していることについて、撤回などを求める申し入れを共産党としておこないました。党側は、藤岡北越地区委員長、西村・鈴木市議、私が参加。市側は市民生活部長らが応対しました。
そもそも「従軍慰安婦」はその強いられた行為から明らかなように「性奴隷」であり、国際犯罪です。日本軍が展開したアジア各地に組織的に「開設」されたのであり、侵略戦争推進・拡大と一体化した「施設」でした。多くの中国、韓国、オランダなどの女性が犠牲になったことは否定できない史実です。
朝日新聞で問題になった「吉田証言」が取り消されても、「慰安婦問題」の事実が消えるわけではまったくありません。「河野談話」にも影響をあたえません。
福井市は、「慰安婦問題がなかったかのような立場に受け取られかねない」強硬な政治的メッセージをだし、それが侵略戦争否定の「靖国派国会議員」の質問に利用されたのです。
さらなるアメリカ、アジアとの国際関係悪化につながりかねない重大な問題です。
福井市には、かつての日本の戦争犯罪ときちんと向き合う立場と、友好都市との関係では「慎重で冷静な」対応をお願いしたいものです。海外で「慰安婦問題なんてデタラメだ」などと発言する福井市民が増えていくようでは、アジア、アメリカとの真の友好関係の基礎をくずすことになるのではないでしょうか。
いま、安倍政権が海外で戦争する国づくりをすすめようとしている時だけに、かつての戦争にたいする態度もいっそう問われてきます。
赤旗の報道です。
■赤旗・・・ 首相「性奴隷は中傷」 日本軍「慰安婦」問題で重大発言
安倍晋三首相は3日の衆院予算委員会で、朝日新聞が日本軍「慰安婦」問題で「慰安婦を強制連行した」とする吉田清治氏の証言を取り消した報道に関連し、「日本のイメージは大きく傷ついた。日本が国ぐるみで性奴隷にしたと、いわれなき中傷が世界で行われている」と述べ、性奴隷制という「慰安婦」問題の本質を事実上否定する重大な発言を行いました。自民党の稲田朋美政調会長に対する答弁。
稲田氏は政権党幹部でありながら、日本政府に対する国連の「慰安婦」問題の勧告や米国下院の対日謝罪要求決議などを非難し、「国連からは性奴隷国家と名指しで批判され、米下院では謝罪しろ、教科書で未来永劫(えいごう)教えろと言われている」と国際世論を敵視。首相は「客観的な事実にもとづく、正しい歴史認識が形成され、日本の取り組みが国際社会から正当な評価を受けることを求めていく」と同調しました。・・・・・