前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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深刻な自営業者、元自営業者の生活実態に心をよせる福井県庁・市役所に!

2014年10月28日 | Weblog
  昨日は、金元書記長、山田常任との街頭宣伝。私は、決算委員会での審議内容や、自民党の知事選への態度問題などについてお話ししました。庶民の暮らしの厳しさが増している中で、いっそう行政が暮らしを守る防波堤となることが求められています。また、自民党県連が来春の知事選で西川知事を推薦せず、別の候補をだす、と決定したことについて、原発推進、無駄遣い・県民負担の新幹線など大型公共事業推進県政の継続こそが問題だ、と批判しました。
  それにしても何人かの自民党議員と話しましたが、「知事候補のことは知らない」といわれました。自民党という政党は知事候補を誰にするか、という県政の最重要問題で県議会議員にも相談してないようで、これには驚きましたね。


 夜は日本共産党業者後援会のつどいでした。西村市議と私から県政市政報告をおこない、懇談しました。私からは、消費税問題や制度融資、住宅リフォーム助成、耐震助成などこの間の議会での論戦を紹介しました。
 参加のみなさんからは、「国保税が高すぎる。全国では引き下げているところもあるが福井市ではどうか」「商売がゆきづまり税金滞納で滞納整理機構にきびしく取り立てられている。延滞金も高く、雪だるまで増える」「借家住まいで国民年金。生活ができない。生活保護の申請にいったら、『働けばいい』と却下された。しかし、この年でハローワークでは年齢で門前払いされる」「4次、5次の下請けで、社会保険加入を義務付けられても、事業主負担が払えない」などなど自営業者や元自営業者のみなさんがおかれている深刻な実態がだされました。

 みなさんのお話を聞きながら、真面目に働いてきた人たちが、商売でゆきづまったり、廃業したりした後の生活が、「滞納税金の取り立て」「月6万程度の国民年金」ではほんとうに深刻です。日本の貧困問題。
 こういう人たちの生活を励まし、ささえるのではなく、いじめる県庁、市役所であってはならない、と痛感します。