前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

原発再稼働反対署名に共感広がる。福井県関係国会議員の靖国参拝、真榊奉納を考える

2014年10月19日 | Weblog

  昨日は共産党の支部会議での県政報告、後援会のみなさんとの街頭宣伝、地域訪問活動などでした。
訪問活動では原発再稼働反対署名に多くの方が協力していただけます。大飯原発が野田政権の時に再稼働されましたが、県議会できっぱり反対したのは私と細川県議だけでした。ひきつづき、大多数の県民の声をになってがんばる元気をいただきました!
 また、街頭宣伝の声が聞こえたのか、元県庁幹部の方が家からでてこられて挨拶していただきました。私が「お元気そうですね」と言うと、「もう佐藤さんにいじめられませんから」とジョーク?
 たしかに、議会でも激しくやりあった関係ですが、このような形で激励いただくのは嬉しいものです。


 それにしても、どうしょうもない面々です。
ニュースで、「高市総務大臣、山谷国家公安委員長、有村女性活躍担当大臣の、安倍内閣の3人の閣僚が18日、秋の例大祭が行われている靖国神社に参拝しました。」との報道。全員女性です。小渕大臣も政治資金問題。とんだ「女性登用」です。
 「目玉の女性閣僚」ですが、アジアをはじめ世界との関係性をもっと考えるべきです。侵略戦争賛美の神社に参拝では、かつての「軍国の母」の再来になりかねません。
 しかも、福井県関係者が2人も!

 山崎参議院議長も真榊を奉納しています。

 かつて、福井県民はじめ多くの日本国民を死に追いやり、アジア各地を侵略した戦争を賛美する動きと、憲法9条を実質的に反古にし、集団的自衛権であらたな戦争参加と戦死者をうみだしかねない動きはおなじ勢力です。
 若者がふたたび戦死する事態になり、「靖国で会おう」ということを繰り返してはならないのです。
 こんな日本を取り戻そう、とする安倍政権は退陣しかありません。


 以下、報道です。・・・

■赤旗・・・・首相「靖国」に真榊   侵略肯定を世界に宣言

  17日、秋季例大祭開始に合わせて安倍晋三首相が行った靖国神社への真榊(まさかき)奉納は、神社の祭事に対して尊敬を示すものであり、参拝に準じる行為です。

 靖国神社は戦時中、国民を戦場に動員する役目を担いました。現在も、日本の軍国主義による侵略戦争を「自存自衛の正義のたたかい」「アジア解放の戦争」などと美化・宣伝することを存在意義とする、特殊な施設です。この施設に首相が参拝・奉納することは、侵略戦争を肯定・美化する立場に自らの身を置くことを世界に向けて宣言することに等しいものです。

 安倍首相と同様、塩崎恭久厚労相、衆参両院議長も真榊を奉納。衛藤晟一首相補佐官、小里泰弘環境副大臣、赤池誠章文部科学政務官が参拝し、高市早苗総務相も期間中の参拝を公言しています。閣僚・政府高官の靖国参拝は中国、韓国との関係を悪化させるだけでなく、日本をアジアや世界から孤立させる行動です。

 安倍首相は就任後から同神社に真榊などを奉納し、2013年12月には小泉純一郎氏以来、7年ぶりに首相として参拝を強行しました。

 その背景には、侵略戦争を正当化し、改憲を目指す「日本会議」の存在があります。安倍首相をはじめ塩崎、高市両氏、伊吹文明・山崎正昭衆参両院議長らは、同会と連携する議連の幹部を歴任するなど、深く関わってきました。

 「日本会議」は今年8月15日の終戦記念日に靖国神社で集会を開き、「中断されていた靖国神社の首相参拝を昨年末に復活した」として安倍首相を高く評価する声明を発表しました。さらに「(参拝に)反対している中韓両国に対して、我が国への外的圧力が無意味・無力であることを悟らせる」ために、同神社への首相の参拝継続を強く要望しています。

 この日の「内閣総理大臣」名による安倍首相の真榊奉納は、こうした歴史の逆流に呼応したものです。