前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

原発再稼働反対の宣伝と対話はずむ。今日、福井県原子力安全専門委員会。県民の声を聞く機会を!

2012年04月16日 | Weblog
    昨日は、枝野大臣の原発再稼働押し付けに抗議する街頭宣伝を福井市内でおこないました。各地で、「原発は心配です。がんばってください」「応援します」など大きな声援をいただきました。ありがとうございます。県民の目にふれないように県庁に出入りして再稼働を押し付けた枝野大臣、堂々と再稼働反対を訴えて激励をうける日本共産党。鮮やかなコントラストです。

     午後からは足羽川堤防沿いの湊八幡神社での花見会に参加しました。満開の桜を愛でながら、みなさんとお話し。いろんな職業のみなさんから「福井県は原発再稼働を認めてしまうのですか。やめてください」「テレビでみました」などとりわけ、原発問題で再稼働にたいする懸念の声をたくさんいただきました。

ぜひ、県議会でも県民のみなさんの声を支えにガンバリマス。応援お願いします。


   さて、今日は福井県原子力安全専門委員会が開催されます。傍聴席は50席。希望の方は2時に福井県庁に集まり、抽選がおこなわれる、とのことです。

原子力安全委員会ですら、「大飯原発は安全だ、とは評価できない」と言っている大飯原発再稼働問題。
県の委員会でもあらゆる角度からの慎重な検討が求められます。
また、県民からの意見聴取・疑問にこたえる機会をつくるなど、学者間討議にとどまるのではなく、直接、県民の質問に答える機会をつくることなども必要です。なにしろ、国民的な注視の大問題なのですから。

以下、しんぶん赤旗です。


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■赤旗・・・原発再稼働  福島事故の重大さの認識ない

  政府は、野田佳彦首相ら関係閣僚の協議で関西電力大飯(おおい)原発3、4号機(福井県おおい町)の運転再開を妥当と認め、枝野幸男経済産業相が説明のために地元入りしました。政府は大飯原発の「安全性」と再稼働の「必要性」を判断したといいますが、安全を強化する対策はなく、安全抜きで「電力不足」を脅しに使う、“再稼働ありき”の決定です。

 政府の拙速な決定は全国の原発が停止してしまう事態は避けたいという“よこしま”な動機によるものです。いまも深刻な事態が続く東京電力福島原発事故の重大さの認識はまったくありません。

証明された「異質」の災害
 
  昨年3月11日の大地震で送電線の鉄塔が倒れるなど大きな被害を受け、十数メートルに達した大津波で非常用電源も働かなくなり、全交流電源を失った東電福島第1原発は原子炉の冷却ができずに炉心が溶融、発生した水素が爆発して建屋も大きく破壊されました。事故から1年余りたっても原子炉内部の様子は満足にわからず、放射性物質に汚染された冷却水が漏れ出す事故もたびたび起きています。

 有害な放射性物質の拡散で原子炉周辺の住民は避難させられ立ち入りを規制されているうえ、被曝(ひばく)を恐れて新たに避難する人も多く、16万人が避難生活を送っています。原発事故を起こせば、広い範囲で、長期間にわたり、社会そのものを崩壊させる「異質」の被害をもたらすことが浮き彫りになっています。事故の深刻さを受けとめるなら、事故原因を徹底究明し、全国の原発の地震や津波の対策を根本から見直し、危険な原発からの撤退をこそ政府は決断すべきです。

 ところが野田政権は、事故原因の究明は尽くされていないのに、大飯原発をはじめ原発の再稼働を急いできました。政府が再稼働を認めるために持ち出した「基準」には、福島原発のような事故を繰り返さない「安全対策」と呼べるものはありません。事故直後の緊急対策や机上の計算だけで、「福島」程度の地震や津波に耐えられるとしているだけです。政府が関電に提出させた「計画」では、水素爆発を防ぐ排気設備や事故に対応する免震事務棟の完成は3年後です。「計画」だけでは、安全性は向上しません。

 避難計画の見直しもこれからです。福島原発事故のあと、原子力安全委員会は避難が必要な範囲を、原発から10キロメートルから30キロメートルに広げました。大飯原発から30キロ以内には京都府や滋賀県も入ります。これらの地域の避難計画さえ示さず再稼働だけ押し付けるのは、まさに住民無視のきわみです。

原発に頼らぬ電源確保を

 政府は、大飯原発を再稼働させなければこの夏、電力が「不足」するといいますが、それは関電の言い分を受け入れただけで、政府自身はこの夏の全国的な電力需給見通しさえ示していません。原発以外の電源の調達や他の電力会社からの融通も検討しないで「不足」をいうのは無責任です。

 現在全国で動いている原発は北海道電力の1基だけですが、それが止まる前に大飯原発を再稼働させ、国民に「原発ゼロ」を体験させないようにするというのではあまりに“よこしま”です。原発の再稼働ではなく、いまから原発に頼らない電源対策や節約対策に取り組むことこそ政府の責任です。



枝野大臣、原発再稼働を押し付け。住民が福井県庁で厳しく抗議!たたかいは今から。がんばりましょう。

2012年04月15日 | Weblog
      昨日は午前中は日本科学者会議福井支部の原発問題シンポジュウムに参加し、午後は枝野大臣来福で重大な局面を迎えた大飯原発再稼働反対の行動に参加しました。

福井城址の桜は満開で、時代行列の賑やかさと枝野大臣がくるミスマッチ。しかも来福が決まったのは前夜。県庁関係者にも迷惑をかけるどたばたな感じ。休みに駆り出された職員もお気の毒です。

    再稼働反対を訴え、県内をはじめ県外各地からも参加されたみなさんはにぎやかにパフォーマンス。

しかし、枝野大臣は福井県民、国民に姿を見せることなく、県庁に入り、県庁から去っていきました。


     知事は「再稼働判断は福井県が決める」とか「消費地にも痛みを分け合うために使用済み核燃料受け入れを」などと述べたそうです。
しかし、このような態度は、福島事故で「原発地元」であることを強く認識した京都や滋賀や大阪の行政と住民の感情を逆なでするものです。私が指摘してきたように、福井県が国民から疎まれる、恨まれる存在となるような決着のつけ方は最悪です。

     だからこそ、時間をかけたていねいな議論が県内でも国内でも必要なのです。

朝日新聞は「再稼動なら政権と国民の信頼関係は崩れる」と書きましたが、先の議会で指摘したようにこのような政権と一蓮托生になることは県民の不幸です。


     明日には県の専門委員会での審議、その後県議会での審議がおこなわれます。が、拙速な結論を急ぐことなく、「福島事故も終わってない。心配だ」という国民、県民感情を考慮した審議スケジュールを考えることが必要でしょう。


     なにしろ、そう遠くない時期に総選挙です。いまの形での政権がつづく可能性は低いでしょう。原発が大争点ともなるなかで、日本のエネルギー政策の行く末を国民全体が考えることになります。

しかも規制庁すらできていません。

このような不安定な時期に大事な結論を急ぐことは好ましくありません。


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以下、報道です。


■毎日・・・大飯再稼働:関西圏の理解が必要…経産相要請に福井知事ら

定期検査で停止中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題で、枝野幸男経済産業相は14日、福井県庁を訪問し、西川一誠知事や時岡忍町長らに再稼働を要請した。枝野氏は政府が再稼働妥当と判断した経緯を説明したのに対し、西川知事や時岡町長は現時点での判断を保留した上で、「電力消費地の理解に責任を持って対応してもらう必要がある」と述べ、大阪市など関西圏の理解が必要との認識を示した。大阪市や京都府などは政府の再稼働に向けた性急な動きに反発を強めており、国は重い課題を突きつけられた格好だ。

 枝野氏は知事、町長、田中敏幸県議会議長らと相次いで会談した。大飯原発の現行の安全対策や関電が9日提出した中長期の安全対策の実施計画(工程表)が、政府の策定した判断基準に沿っていると最終確認したことを報告。また、関電の全原発が停止し続けた場合、夏場の電力供給不足の割合が最大18・4%になるとの試算を示した上で「(原発を)引き続き重要な電源として活用する」と強調、再稼働の必要性を訴えた。枝野氏は、国が町民説明会を開催する方針も示した。・・・・・・・


■時事・・都市も「痛みの分かち合い」を=核燃料貯蔵施設に言及―福井知事

福井県の西川一誠知事は14日、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に関連して「電力消費地にも(使用済み核燃料の)中間貯蔵施設の設置など、『痛みの分かち合い』をお願いしないといけない」と述べた。都市部は原発で生まれる電力の恩恵を受けるだけでなく、原発関連施設を引き受けることにより、事故によるリスクを地元と共有するべきだとの考えを示した発言だ。 ・・・・・・

今日、枝野大臣来福。安全ぬきの再稼働は許されません!15時から県庁前で抗議の宣伝へ

2012年04月14日 | Weblog
     昨日も、朝は福井県庁前の大飯原発再稼働反対行動に参加しました。
通りがかりの女性から「twitter,ブログ見てます。がんばってください」との激励をいただきました。また、「ここで座り込みですか」と参加してきた青年も、「さとうさん、twitter見てますよ」と。いやー、福井でもtwitterやブログなどで取り組みへの関心が広がっていることを実感しましたね。

    ひきつづき、相談活動や、訪問活動、相次ぐマスコミの取材などでした。

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     今日は、きゅうきょ枝野経済産業大臣が来福し、知事、おおい町長、県議会議長とそれぞれ面会し、再稼働へ協力要請をおこないます。

国民の大きな反対のなかで、「再稼働ありき」ですすめることに怒りを感じます。消費税増税へつきすすむ姿といい、原発再稼働につきすすむ姿といい、この政権は「国民合意」など眼中にないようです。

     今日は、原発問題住民運動福井県連絡会は午後3時に福井県庁前に集まり抗議の宣伝行動などをおこなう計画です。

枝野大臣が日程を終えるのは午後6時前、とのことですのでその時間ぐらいまでの行動になる予定です。
 

枝野大臣に県民の抗議の声を伝えましょう!

西川知事や田中県議会議長に、「安全ぬきの再稼働認めないで」の声を届けましょう!

「福島を忘れない」「福島を繰り返さない」「福島事故も終わっていないのに、なにが再稼働か!」。がんばりましょう!


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■NHK・・・志位氏 原発で政府対応を批判   4月12日


    共産党の志位委員長は記者会見で、福井県にある関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡る政府の対応について、「すべての原発の運転が停止する来月までに何とか再稼働させようという、よこしまな政治判断が働いている」と述べ、批判しました。

この中で志位委員長は、大飯原発の運転再開に関連して、「来月5日には、北海道電力泊原子力発電所3号機が運転を停止し、全国のすべての原発が停止する。このまま、ことしの夏を原発ゼロの状態で乗り切ったとすると、原発が本当に必要なのかが本格的に問われることになる」と述べました。
そのうえで志位委員長は、「政府には、そうした事態を何としても避けたいという思いが先にあり、来月5日までに何とか大飯原発を再稼働させようという、よこしまな政治的判断が働いている。国民の安全や原発事故の教訓を何も考えておらず、許し難い。こういうやり方での再稼働は、国民には絶対に理解されないし、断固反対していく」と述べ、政府の対応を批判しました。・・・・・・


■朝日福島・・・・みつばちの目   2度目の故郷喪失     2012年04月13日

    戻れない道のかなたに一本の白樺(しらかば)の木と風の棲(す)む家 この短歌は、朝日歌壇の常連で2011年歌壇賞受賞者の美原凍子さんが震災の1年前に詠んだものだ。

 福島県出身の美原さんは30代で愛する人と暮らすために北海道・夕張に渡り、炭鉱長屋に入った。お連れ合いが他界し、30年以上暮らした夕張は財政破綻(はたん)の街に。雪下ろしもままならない独り暮らしでは、と4年前に「第二の故郷」である夕張を去った。

 当時の夕張支局長で美原作品のファンの私が、朝日歌壇に再び彼女の名前を見つけるのに時間はかからなかった。今度は「福島市・美原凍子」の名で、山里の四季を情感込めてうたいあげていた。「風の棲む家」は、空き家となった夕張の古い炭住のことだ。

 そんな彼女を3・11が襲う。2度目の故郷喪失…。


 六万の人ら去りたる福島の山河さみしき春の陽炎(かげろう)


 この慟哭(どうこく)をきちんと受け止めたい。北海道から赴任しました。気づけば彼女を追うように。(本田雅和) ・・・・・・


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   学生時代に親しんだ灰谷さんや今江さんの作品をだした理論社の小宮山さんが亡くなられた。

ご冥福をお祈りします。


■朝日・・・・・小宮山量平さん死去 創作児童文学の理論社元社長

戦後を代表する出版人の一人で、創作児童文学を育てた、理論社元社長の小宮山量平(こみやま・りょうへい)さんが13日朝、老衰のため死去した。95歳だった。通夜、葬儀は近親者のみで行う。

 1916年、長野県上田市生まれ。東京商科大(現一橋大)を卒業後、北海道で軍隊生活を送り、戦後の47年に理論社を設立した。

 当初は雑誌「理論」を発行するなど社会科学書の出版が中心だったが、60年代からは創作児童文学の出版に専念。「兎(うさぎ)の眼」の著者灰谷健次郎さん、「ぼんぼん」の著者今江祥智さんなど多くの児童文学者を世に送り出した。

 出版界の営利本位的体質に批判的な評論活動も行い「編集者とは何か」など多数の著作を残した・・・・


大飯原発再稼働許さない!今日も福井県庁前行動です。繊維協会、中小企業団体中央会と懇談しました。

2012年04月13日 | Weblog
    福井県民、国民の大きな「安全抜きの原発再稼働はだめ」の世論と行動の盛り上がりのなかで、政府は再稼働判断をできず、福井県入りできずにいます。しかし、今日も関係閣僚会議を開催し判断したい、と報道されており、つばぜりあいのたたかいです。
     大飯原発を視察した、京都府知事や滋賀県知事も再稼働について「応急措置ではだめ」「この対策で安全とは信じられない」と批判しています。
    福島県の佐藤知事も「本当に原発事故の厳しさ、実態をわかっているのか」と述べています。
    まさに、オール日本で「大飯原発の再稼働は問題だ」となってきています。
  
    
    仮に、政府が「政治判断」での再稼働を福井県に要請してきても、福井県知事と福井県議会は、このような国民総批判の状況での再稼働を認めてはなりません。

     今日も「大飯原発再稼働を許さない福井県庁前行動」に原発問題住民運動連絡会などが煽り組みます。
午前8時から午後5時までの予定。10分でも20分でも参加しましょう。物心両面のご支援をお願いします。


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     昨日は、5月13日の志位委員長演説会のご案内などで、かねもと幸枝書記長とともに24団体を訪問・懇談しました。

    福井県繊維協会の伊藤正則総務企画部長、福井県中小企業団体中央会の油谷和典専務理事、伊藤重介事務局長とは、消費税増税によらず経済再建めざす日本共産党の提案も紹介し、県内の実情をお聞きしました。
「繊維では北陸が一番いい、と言われているが、不況下で消費者は衣料品をきりつめており厳しい。工賃を下げてくれ、の要求もつよく採算があわず、新規契約は厳しい」「業界内は二極化してきている。中小企業の数はますます細る恐れ」などとの状況をお聞きしました。
あらためて、中小企業の経営に打撃をあたえ、消費を冷え込ませる増税は許されない、と痛感しました。
みなさん、ありがとうございました。


    その後は、生活相談。「共産党は派遣ぎり問題の時にも一番がんばっていましたね」という方から、「雇い止め」に関する相談でした。まだまだ雇用問題の相談がつづきます。
不当な雇用破壊許さず、頑張ります。

原発政策の転換を!大飯原発再稼働ダメ!市民行進と福井県への署名提出。13日も県庁前行動です。

2012年04月12日 | Weblog
    NHK・・・・再稼働反対、署名提出

    大飯原発3・4号機の再稼働をめぐり先週から政府の関係閣僚で議論が進んでいることについて原発に反対する市民団体約20人が、11日県原子力安全対策課の岩永幹夫課長と面会し、県として再稼働に同意しないよう求める要望書と、原子力から自然エネルギーへの転換を求める7229人分の署名を手渡しました。

この中で、市民団体から政府が新しい安全基準を数日で妥当としたことは拙速だと思わないかなどと問われたのに対し、岩永課長は、「保安院が事故以降、指示してきたものが今回、安全基準になったと思っており1年間の取り組みを国としてまとめてきたものと理解すべき」と述べ、拙速な対応ではないという県の認識を示しました。関西電力が示した工程表で原子力災害が起きた際、免震事務棟」の建設など重要な対策が実施されずに残されていることについて岩永課長は「免震事務棟などは建設に時間のかかるもので、事故を防ぐ直接的な安全対策の議論とは別に考えるべきだ」と述べ、今後専門家の意見も踏まえた上で県として判断していきたいとしました。・・・・・・・



    昨日の行動はテレビや今朝の新聞でもとりあげていただいています。県議会の自民党も会議を開いて対応を決めたようです。

    福井市での大飯原発再稼働反対市民行進、雨にもかかわらず150人が参加。「安全ぬきの再稼働やめよ」と声をあげました。また、今回は長野県の共産党県議や衆院予定候補のみなさんや、滋賀県の労働組合の方々も参加され、連帯した行動となりました。雨の中、お疲れ様でした!がんばりましょう!


    大飯原発再稼働反対のデモ行進の後は福井県庁で要請活動。原発からの脱却をもとめる県民署名7229名分を提出し、「大飯原発再稼働に同意しないように求める要望書」を提出しました。
応対した岩永・原子力安全対策課長は「関電がだしたものをふくめて国がどう判断するか。国の具体的動きみえてない」と回答するとともに、今回の暫定基準をいってい評価する発言もありました。
    県の専門委員会の中川委員長も評価する発言をおこなっています。
    これでは、国民県民の不安にこたえる姿勢ではありません。


   枝野大臣が福井入りする日程は13日とも、14日とも、15日ともいわれています。

    国民多数が原発再稼働に反対です。NHK調査では賛成は15パーセント。しかも、京都や滋賀や大阪では住民のみならず、行政担当者が反対しています。常識では動かせる状況ではありません。

   枝野大臣も、こういう国民の状態で、福井入りは当分先送りすればいいのに、とも思います。

しかし、すべての面で今の政府は国民の気持ちを考えない政権ですから強行姿勢を崩していません。


    緊迫した状況がつづくなか、再稼働に反対する市民団体のみなさんは13日金曜日、午前8時から夕方5時までの予定で、福井県庁前で「安全抜きの再稼働反対」アピール行動をおこないます。
ぜひ、物心両面のご支援をよろしくお願いいたします。

力をあわせてがんばりましょう!


昨日も福井県庁前での大飯原発再稼働反対行動。今日は市民行進。県議会民主系会派会長も「再稼働に異議」

2012年04月11日 | Weblog
      昨日も県庁前での「大飯原発再稼働反対」の行動に参加しました。若い女性が署名への協力をしていったり、「がんばってください」の激励などいただきました。ありがとうございます。マスコミ調査でも「再稼働賛成はわずか15%」と報道されていましたが、このように国民が信任していない再稼動を強行することは許されません。

夜の地域訪問でも、ほぼ軒並みの訪問で対話しましたが、どこでも「福島をみると原発はやめてほしい」「原発はいやです」などの強い反応がかえってきました。


    今日は、「大飯原発再稼動は許さない!」市民行進です。ぜひ、ご参加ください。
午後1時半、福井市光陽3丁目の光陽生協クリニック前を出発し、福井県庁近くまでデモ行進をおこないます。その後、福井県庁に署名を提出し、要望活動をおこないます。


   さて、県議会議員の間でも再稼動をめぐり活発な議論が交わされています。
民主党系会派の会長をつとめる野田県議もみずからのブログで、「大飯再稼働に我れ異議あり。!」と表明しました。野田さん、がんばろう!
野田県議は書いています。

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   ・・・・ 野田政権が福島原発事故で、年末から打ち出している取り組み、「冷温停止状態」の宣言、この間の「除染作業」、さらに大飯原発の再稼働ありきの姿勢に、与党の一員とはいえ、強い疑義を持ちます。・・・
  知事の提案に国は応えていない。これでは知事もノーであろう。
私は、加えて問題提起する。
 不測の事態に至ったとき、現地での指示・対策をとる、免震重要棟やオフサイトセンターと体制は不十分。
 若狭湾、敦賀半島の活断層の分析評価と耐震
 前科のある保安院でなく、原子力規制庁の設置管理の下で
 防災避難計画の早期見直し策定、安定ヨウ素剤の服用体制
 国の事故調査検証委員会の結果反映       
などが生かされるべきだ。それにしても福井県原子力安全専門委員会のメンバーに千五百万円もの寄付「賄賂」が行われていたとは残念至極。
県も議会も、専門委員会も、県民の生命と財産を守るために、未来に責任を持つことに真摯でなければならないと決意しています。(野田県議ブログより)

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    私も野田県議の主張の通りだと思います。
県議会第2会派の会長の発言でもあり、県議会はその時がきたら時間をかけてあらゆる角度から慎重に再稼動の是非を議論しなくてはならないと思います。
 もちろん、野田会長らの視察中に拙速な結論をだすことを慎むべきであることは当然です。
 
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    環境社会学者・文化人類学者でもある滋賀県知事が大飯原発再稼動をめぐり独自の専門委員会を組織することになりました。

福井県の原子力安全専門委員会の委員に「原発マネーが流れていた」と報道されているなか、県民のなかにも「公正な判断ができない」と疑義があがるのは当然でしょう。市民団体も申し入れをおこないました。
私も議会で委員の選任をあらためるべき、と提案してきました。

    いづれにしても滋賀県の動きのように、福井の原発は福井県だけの問題ではなくなっています。
住民の安全を守るのが地方自治体の使命であり、原発事故時に影響をうける地域もふくめて「多重チェック」がかけられる趨勢は止まらないでしょう。福井県の原発政策も従来どおりではいかないのは自明であり、知事、県議会がこういう問題にも真剣に向き合い、「解」を求めることが必要です。「国まかせ」では、福井県と県議会にたいする近隣府県の信頼も落ちる、というものです。

また、滋賀県議会でも京都府議会でも、自民党も民主党も公明党も、原発再稼動に異議を唱えているのですから。政党の在りようも問われているのです。
日本共産党は、福井でも近畿地域でも、「再稼働反対」で一致しています。政策の一貫性ある責任政党です。

以下、滋賀県の報道です。

■NHK・・・滋賀県 原発の安全性検討委設置へ   4月10日

福井県にある関西電力の大飯原子力発電所の運転再開を巡る動きが活発になるなか、滋賀県の嘉田知事は、専門家を集めた委員会を作り、原発の安全性などを独自に検討していくことを明らかにしました。
関西電力大飯原発の運転再開を巡って、野田総理大臣ら関係閣僚は、関西電力から提出された安全対策の工程表が政府の新たな安全基準におおむね適合していると判断し、運転再開の必要性について、週内に最終的な判断を行うことにしています。

こうしたなか、滋賀県の嘉田知事は、10日の会見で、原子力やリスク管理など幅広い分野の専門家を集めた委員会を作ると明らかにしました。
委員会では、大飯原発をはじめとする福井県にある原発の安全性や将来的なリスクなどを独自に検討するということで、嘉田知事は「できるだけ速やかに立ち上げ、大飯原発の再稼働について意見をまとめたい」と述べました。

また、関西電力の管内では原発の運転が再開されないと電力が不足するおそれがあるという政府の電力需給の見通しについて、嘉田知事は「需要は高く、供給は低く見積もるということが関西電力や政府の去年からのやり方で信頼性に疑問が残る。再稼働に向けたシナリオのように感じ、不満だ」と批判しました。・・・・・・

大飯原発再稼働に福井県議会議員の多数が賛成、反対2人だけ(毎日)、今日も福井県庁前で抗議活動へ

2012年04月10日 | Weblog
  昨日は、ひきつづき県庁前での「大飯原発再稼働反対」行動に参加しました。電力事業者の方が通りがかり、「あばたもえくぼになりませんかね」と声をかけてきました。

ちょうど関西電力が「工程表」を発表し、マスコミからの取材も。万全の安全対策ぬきで、暫定(とりあえずの)安全基準で再稼働を、と言っても国民、県民はNO!です。

   午後は共産党の会議で原発問題などの取り組みも協議しました。「佐藤さんのネット情報を見て、共産党事務所に原発署名をしに来られた方がいた」との報告も!長野県からは11日に大飯原発調査と福井市での市民行進に参加しますと。連帯の行動の広がり、うれしいことです。

  ネットで、口コミで、世論と行動を広げましょう。婦人団体の合言葉に「女のおしゃべり平和を守る」とかいうのがありましたね。
 男性も女性もどんどん声にだして、ネット上でもしゃべって、原発ゼロを実現しましょう。

マスコミでも週末の大臣福井入りが報道されはじめました。また、毎日新聞の調査で、福井県議会議員のうち再稼働反対は2人だけ、との報道も。
緊迫した日々がつづきます。

  福島原発事故は終わっていません。いったん苛酷事故が起これば取り返しがつかないのです。安全ぬきの無謀な原発再稼働は許されません。知事・福井県庁、福井県議会、おおい町・議会は、県民・国民の安全第一に判断すべきです。明日は、署名提出とともにつよく、福井県に要求します。がんばりましょう!


■毎日・・・<大飯原発>経産相、今週末に福井へ…政府打診 再稼働問題

定期検査で停止中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題で、政府が、今週末にも枝野幸男経済産業相を福井県に派遣する方向で同県に打診していることが分かった。打診を受け、県側は会談の日程調整を始めた。

 枝野経産相は西川一誠知事と会談し、原発の安全性に関する判断基準の内容を説明し、再稼働に理解を求める。関係者によると、同日、県議会議長らとも会談するという。

 ただ、県関係者は「要請に来てもらっても、その場で再稼働について判断するわけではない」としており、県は、県議会の議論や、有識者による県原子力安全専門委員会の助言を受けて、再稼働の可否を判断する見通し。・・・・・


■毎日・・・・大飯原発:福井県議、大勢が再稼働容認 毎日新聞調査

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働について、同県議会議員(35人)の9割以上が「容認」か「条件付きで容認」と考えていることが、毎日新聞のアンケートで分かった。県は再稼働への理解を国から求められた場合、県議会や有識者による委員会の意見を聞く方針だ。条件付き容認の場合の「条件」は近く実現する可能性が十分あるものが大半で、県議会の大勢が再稼働容認に傾いていることが判明した。

 アンケートは、野田佳彦首相と3閣僚が新基準「安全性に関する判断基準」を決定した直後の7〜9日に電話や文書で行った。再稼働について、3人が「容認できる」、30人が「条件付き容認」と答え、「容認できない」は2人だった。・・・・・・

枝野大臣14日福井入り。再稼働NO!、「第10回 越前湊さくら祭」、京都のみなさんの原発ツアー

2012年04月09日 | Weblog
      昨日は、大飯原発反対の宣伝行動に参加し、福井駅前で街頭演説をおこないました。朝8時ごろ橋のたもとに立っていると議会事務局職員の方が。お互い、「なにしてるんですか」と。職員の方は日直、とのこと。お疲れ様です。

「再稼働反対」のプラカードをもって歩道に立っていると、車からの声援や通行人からの声援も多数。「そうね、原発はやめてほしいわ」と言ってチラシを受け取る婦人も。行動には「twitter」で知って参加した青年も。

今日、明日もひきつづき福井県庁付近での宣伝行動。11日は午後1時半、福井市光陽3丁目の光陽生協クリニックを出発して県庁横の公園までデモ行進。その後、県庁へ署名の提出行動をおこないます。

枝野大臣が14日に福井入りする日程が決まったそうです。いっそう、「安全性ぬきの政治判断であぶない原発を動かすな」の世論と行動を強めましょう!

      また、福井県庁幹部が、大飯原発再稼働をめぐり自治体から要望された「30キロ圏内で新基準の説明会を」との要望を一蹴した、との情報が。真偽を確認します。事実なら許せません。「おおい町内だけの説明会で済ませよう」ということか?そもそも福井県として国に要請して、県民説明会を開催すべきです。



    昨日は快晴のなか、「第10回 越前湊さくら祭」が開催されました。
私の地元、福井市照手木町さくら並木通りが会場。桜はまだですが、大勢の人でにぎわいました。ステージでは、バンド、幼稚園のダンス、日本舞踊、ゴスペル、フラダンスなどなど。

お店は、スマートボール、そば、焼き鳥、赤飯、お好み焼き、クレープ、六条大麦製品、地酒、お寿司、一銭洋食焼きなどなど・・・・。わたしもついつい、魚屋さんのお弁当やお酒、障害者福祉の物販のへしこ、お好み焼きなどを買い込み、おそばをいただきました。テーブルにはきれいな桜の花。東京から取り寄せたそうです。心憎い演出にも舌鼓をうちました。
近所の方から「佐藤さん、いっぱい買って。糖尿病に気をつけて」と声をかけられてしましました。

さらに今回は、「橘曙覧 生誕200年記念」! 特別展示でパネル展示がされ、湊小学校の生徒さんの「たのしみは・・・」作品展示もありました。

そこで私も。「たのしみは 地元のまつりにぎわいて 子らの笑顔 満開の時」。いかがでしょうか。


    あわただしくまつりの会場を回り、関西電力美浜発電所PR館へ。京都の原発視察バスツアーのみなさんと合流し、関西電力、「もんじゅ」の説明を聞き、その後、大飯原発再稼働問題をふくめ、福井県政報告をおこないました。再稼働が緊迫する情勢のなか、いっそう力をあわせてがんばりましょう、と交流できました。ありがとうございました。


        ★


    今日にも関電は工程表をだすという。事故対策の拠点などの完成を1年早めるという。しかし、それまではどうするの?大地震は待ってくれないかもしれません。

無責任な「暫定基準」での「暫定安全運転」はやめていただきたい。


    NHK・・関電 来週初めにも工程表提出へ

   福井県にある関西電力大飯原子力発電所を巡り、政府が運転再開の前提となる新たな安全基準を決定したことを受けて、関西電力は、事故対策の拠点となる免震事務棟の運用を1年程度前倒しにすることを盛り込んだ、安全対策の工程表を、来週初めにも提出することにしています。

政府が決定した新たな安全基準では、ストレステストで一層の取り組みが求められると指摘された点の改善策や、時間がかかる安全対策について電力会社が今後の実施計画を示すことが盛り込まれ、枝野経済産業大臣は6日、関西電力に今後の安全対策の工程表を作成するよう指示しました。

これを受けて関西電力は、来週初めにも工程表を提出することにしていますが、ストレステストで前倒しを図るよう求められた、事故対策の拠点となる免震事務棟の設置については、これまでより1年程度早めるものの、3年後の平成27年度になっています。

工程表で示された安全対策をいつまでに実施すべきかについて、枝野経済産業大臣は6日の会見で、「最大限速やかに」と述べるにとどまり、具体的な時期などは何も示されていません。

政府は、関西電力が提出する工程表と新たな安全基準を基に大飯原発の運転再開の判断を行うとしていますが、課題となっている免震事務棟の設置時期など、工程表で示された安全対策をどのように評価して安全性を判断するのかが問われることになりそうです。・・・・・・・

今日は快晴、福井市木町通りでの「第10回 越前港 さくら祭」、福井県庁」前での原発再稼働反対行動。

2012年04月08日 | Weblog
    昨日は福井市内にも雪が舞い、冬景色に戻りました。花見酒の季節なのに、雪見酒・・・・・。

     というわけで、今日は快晴のなか、「第10回 越前港 さくら祭」が開催されます。
午前10時から午後3時半まで、私の地元、福井市照手木町さくら並木通り(三秀プール前通り)が会場です。桜はまだですが、ぜひご家族おそろいでおでかけください。

ステージでは、バンド、幼稚園のダンス、日本舞踊、ゴスペル、フラダンスなどなど。

お店は、スマートボール、そば、焼き鳥、赤飯、お好み焼き、クレープ、六条大麦製品、地酒、お寿司、一銭洋食焼きなどなど・・・・

    そして、今回は、「橘曙覧 生誕200年記念」!。特別展示でパネル展示がされます。
また「特別講演 橘曙覧をとりまく人びと」が子孫の吉田季氏がおこないます。
午前11時より 旧五雲閣にて。ぜひお聞きください。


            ★


    今日から、大飯原発再稼働をゆるさない行動WEEKです。今週末にも枝野大臣来福か、と報道されているなかで、「安全性ぬきの再稼働はだめ」の世論と行動を盛り上げていきましょう。

本日は8時から17時まで福井県庁前で宣伝、監視抗議行動をおこないます。
9日、10日もおこないます。ぜひご参加ください。

11日は、再稼働反対市民行進をおこない、福井県庁に署名を提出します。
お手許にある原発署名用紙をお持ちよりください。
福井県に県民の声を届けましょう!


■赤旗・・・・原発「安全」基準   再稼働ありきでは信用されぬ

 政府は、野田佳彦首相と経済産業相、原発事故担当相、官房長官の4大臣会合を開き、定期点検などで停止中の原発の再稼働の前提となる「安全」基準を決定しました。原発の「ストレステスト(耐性試験)」だけで再稼働を強行しようとして住民や地元自治体に反発されたためですが、決定された基準には新しい安全対策と呼べるものは何もありません。まず「再稼働ありき」では国民に信用されないのは当然で、政府は住民や自治体に再稼働を押し付ける態度を改めるとともに、原発からの撤退をこそ政治決断すべきです。

再稼働押し付ける口実に
 政府は新しい基準にもとづき関西電力大飯原発3、4号機について再稼働を近く正式に決定し、関係自治体の同意を求めるとしています。まさに基準を口実に再稼働を押し付ける態度そのものです。しかも政府はこの基準をこれから再稼働が問題になる原発にも適用する方針です。文字通り「再稼働ありき」の態度は明白です。

 政府が決定した基準は、まず地震や津波で電源がすべて失われても原子炉の冷却ができなくなったりしないよう、電源設備や冷却・注水設備などの対策を求めていますが、その中身は政府が昨年の東京電力福島原発の事故直後、各電力会社に指示した「緊急安全対策」そのものです。実態は非常電源車や消防車などを配備しただけで、小手先の対策です。福島原発事故のような地震や津波が起きても冷却を続け燃料損傷が起きないかどうか確認するというのも、結局は「ストレステスト」の1次評価が実施済みかどうか確認するだけです。なんら新しい対策と呼べるものはありません。

 「ストレステスト」の結果、原子力安全・保安院から改善が求められた項目や、保安院が福島原発事故の検討から示した30項目の安全対策についての基準も、電力会社が計画を提出すればいいだけです。再稼働の前に安全対策を強化しようというものではありません。保安院が示した30項目の対策自体、原発の「安全神話」をふりまき、推進してきた保安院が勝手に持ち出したもので、なんら信頼できる対策と呼べないものです。

 たとえば保安院は、福島原発は地震による原子炉本体や重要な配管の破壊は確認できないとの立場のため、その対策は含まれていません。保安院自体その不十分さを認め、「今後さらに分析を加え内容の充実を図っていく必要がある」としています。そうした対策を金科玉条にし、それさえ、やりやすいものはやるがあとは計画を提出するだけというのでは、安全強化などと呼べないのは明らかです。

「原子力ムラ」に丸投げ
 重大なのは、野田首相らが基準の検討にあたり、口先では「納得がいくまで議論したい」などといいながら、実際には保安院に丸投げし、わずか3日で決めてしまったことです。保安院は電力会社と一体で原発を推進してきた「原子力ムラ」の一員で、本来3月末で廃止されていたはずの機関です。こうした決定過程自体、国民の不安を顧みず、再稼働を推進していることは明らかです。

 政府の基準決定に対しても住民や自治体は不安と不信を募らせています。政府は再稼働を押し付けるのではなく、そうした国民の声にこそ耳を傾けるべきです。


湊小学校入学式。「大飯原発再稼働認めないで」、福井県に申し入れました。

2012年04月07日 | Weblog
    昨日は地元の湊小学校の入学式、午後は原発問題住民運動連絡会で福井県への申し入れでした。入学式では、校長先生が赤ちゃんの人形をとりだして話をしたり、PTA会長が手品をしたりと、「退屈」になりがちな話をいかに新入生をひきつけるか、で工夫されており感心しました。
いい学校で、元気に勉強し、遊んで成長していっていただきたいと思います。おめでとうございます!

   全国では桜満開のニュースですが、福井の桜開花は遅れています。それでも福井城址の桜もつぼみがふくらんで、いよいよの期待が高まります。
福島原発事故の被災地でも、めでられることのない桜が咲くことでしょう。


    政府が原発再稼働の「新基準」をつくった6日、原発問題住民運動福井県連絡会、原発住民運動福井・嶺南センターの2団体が福井県にたいし「関西電力・大飯原発3号機4号機の再稼働を認めないように」との緊急申し入れをおこないました。申し入れには県連絡会代表委員の奥出春行、河内猛、多田初江、私のほか、林事務局長、山本敦賀市議らが参加しました。

    連絡会・嶺南センターの参加者は「福島原発事故が解明されてないのに再稼働を認めないで」「再稼働に地元住民の不安はつよい」「地震の評価について実証データがない」「県の専門委員会でも関西電力の事故対策の不十分さが明らかになった」などを指摘し、「知事として再稼働を認めない立場で対応」することを求めました。

    応対した岩永幹夫・原子力安全対策課長は「県としては福島事故の知見をいかした基準を、と求めてきた。具体的な内容がしめされれば、県原子力安全専門委員会の意見を聞く。活断層の連動については国の意見聴取会でまだまだ意見がでており、注視している。原発の機器に与える検証の必要性も指摘されている」などと答えました。

また、「県として専門委員会の意見を聞くだけでなく、国が県民に新たな基準について説明し意見を聞く場を設けるべき」との要望には、「国に伝える」と答えただけでした。

    両団体では、8日から福井県庁付近を中心に監視・抗議行動をおこないます。また、11日には再稼働反対の市民行進と署名の提出、22日には大飯原発隣の小浜市での集会を計画するなど、「安全性ぬきの再稼働を許さない」たたかいを展開します。県内、全国にも支援をよびかけています。

    NHKの報道にもありますが、・・・・原子炉工学が専門の、核・エネルギー問題情報センターの舘野淳事務局長は、「大飯原発の運転再開ありきで基準を作っているという疑念をどうしても拭えず、これでは国民の信頼を損なうことになる」と厳しく指摘しています。・・・・

このような「安全ぬきの再稼働は許されない」との世論と行動をつよめましょう!がんばりましょう!


    8日からの住民団体の行動にご支援いただける方は連絡会事務局長の林さんまでご連絡ください。090-8263-6104


            ★


以下、NHKの報道です。

   NHK・・・・・安全基準 専門家「再開ありき」  4月7日 4時3分

   野田政権が6日に決定した、原子力発電所の運転再開の前提となる、新たな3つの安全基準は、その1つが、事故後まもない去年6月までに全国の原発で実施された対策を、そのまま取り入れているほか、別の、長期間かかる対策を対象にした基準は、電力各社に実施計画の提出を求めているものの、その期限はなく、専門家は「再開ありきの基準だ」と厳しく批判しています。

野田政権は、6日、福井県にある関西電力の大飯原発を巡る3回目の関係閣僚会議を開き、運転再開の前提となる新たな3つの安全基準を決定しました。
このうち1つ目の基準は、「地震や津波によってすべての電源が失われても、事故の拡大を防ぐ対策が取られていること」を求めていて、電源車の配備や、深刻な事故を想定した訓練などの対策が盛り込まれました。
これらの対策は、原子力安全・保安院が去年10月から半年にわたり、専門家との議論を重ねて作った、福島第一原発の教訓を踏まえた30項目の対策のうちの15項目を選んでいます。
しかし、その内容は、保安院が、事故後まもない去年3月と6月に電力各社に指示した、津波と深刻な事故に備えた対策をそのまま取り入れていて、全国の原発ですでに実施済みだということです。
また、別の、長期間かかる対策を対象にした3つ目の基準は、電力各社に対し実施計画の提出を求めているものの、その期限は設けられていません。

この結果、新たな安全基準では、停止中の原発は、2つ目の基準のストレステストの結果について国の確認を受けたうえで、残る対策の実施計画を提出すれば、再開が認められることになります。
これに対し、原子炉工学が専門の、核・エネルギー問題情報センターの舘野淳事務局長は、「大飯原発の運転再開ありきで基準を作っているという疑念をどうしても拭えず、これでは国民の信頼を損なうことになる」と厳しく指摘しています。
また、新たな安全基準には、住民の避難などの防災対策については、何をどこまで求めるのかは一切触れていません。

枝野経済産業大臣は会見で、「地域の防災対策は運転再開とは別次元で、徹底的にやらなければならず、整備を進めている。運転再開と一緒に議論すると混乱してしまう」と述べるにとどまりました。
これに対し舘野事務局長は、「住民にとって最大の関心は、防災や避難をどうするかだ。現実の事故が起きたとき、必ず直面するわけで、それに触れてないのは、住民の共感を得られないと思う」と指摘しています。


大飯原発再稼働、「暫定基準」での「暫定安全運転」なんて許されない。今日、緊急に福井県へ申し入れます。

2012年04月06日 | Weblog
     昨日は原発問題住民運動福井県連絡会の会議で大飯原発再稼働をめぐる情勢などを協議し、今日、緊急に福井県に申し入れをおこなうことや、8日からの監視・抗議行動の具体化をおこないました。

「暫定基準」は、再稼動のための方便にすぎず、しかも抜本的対策が講じられる前に「再稼働」を認めるものです。まさに「暫定基準」での「暫定安全運転」であり、福島事故をうけて不安をいだいている国民県民の願いに背くものです。

あらたな「安全神話」づくりはダメです。


    さらに官房長官は「再稼働に地元同意は必要ない」との法律論をかざしはじめました。

福井県内のみならず、京都、滋賀、大阪など近隣府県にひろがる「反対論」をけん制するつもりなのでしょうが、このような強権政治で原発の安全議論を「打ち止め」にして再稼動の実績づくりに励むことは許されません。

福島原発事故を完全に収束もできない電力業界と政府の言うことを国民が信用できないのは当たり前ではありませんか。

「国民合意」が崩れた原発推進政策こそ政府は見直すべきです。


            ★


     NHK・・・・・原発運転再開判断 来週も協議か

     福井県にある関西電力大飯原子力発電所を巡り、野田政権は6日、3回目となる関係閣僚会議を開き、運転再開の前提となる新たな安全基準を了承する方針です。
ただ、運転再開の判断については、安全性の確認に、なお必要な作業があることから、来週も会議を開催し、協議を続けるものとみられます。

大飯原発の運転再開を巡り、野田政権は5日夜、2回目の関係閣僚会議を開き、新たな安全基準の案について協議しました。
案では、福島第一原発を襲ったような地震や津波が来ても全電源喪失という事態の進展を防ぐ対策が取られていること、ストレステストの1次評価の結果を国が確認していること、さらにストレステストで一層の取り組みを求められたことなどについて電力会社が実施計画を示していることの、3つの基準を示しました。


これについて、出席者からは「表現が難解だ」という指摘が出されましたが、内容は、おおむね了承されました。
これを受けて政府は、5日夜の案を、より分かりやすい文章に修正したうえで、6日に3回目の関係閣僚会議を開き、運転再開の前提となる新たな安全基準を正式に了承することにしています。


ただ、大飯原発の運転再開の判断については、新しい安全基準をクリアしているのかなど、安全性を確認するのに、なお必要な作業があることから、来週も関係閣僚会議を開催し、協議を続けるものとみられます。
一方、こうした政府の動きに対し、大阪市の橋下市長や滋賀県の嘉田知事らは「安全基準づくりには時間をかけるべきだ」とか、「見切り発車だ」などと批判しており、政府の対応に地元や周辺の自治体の理解が得られるかどうかは不透明な情勢です。・・・・・・・

大飯原発再稼働を決断し、8日に来福?しかし、安全性ぬきの再稼働は言語道断です!

2012年04月05日 | Weblog
      今朝の地元紙では大飯原発再稼働を総理が決断し、8日にも枝野大臣が来福、との記事。
しかし、昨日の安全専門委員会の議論でも関西電力の福島事故と同様な事態が発生した場合の対応がまだまだ不十分であることが浮き彫りになりました。安全ぬきの政治決断はクレイジーです。許されません。

      昨夕は、そういう情報の確認を県庁安全環境部と議長におこないましたが「東京のマスコミのリークでしょ。そんな日程はありません」と言下に否定していました。それなのに、1面トップに。
地元紙がそろって「誤報」?、それとも福井県庁もあずかりしらないところで勝手に政権中枢が決めている?

           ★


     昨日は、福井県原子力安全専門委員会が開かれ傍聴しました。

関西電力、日本原電、原子力研究開発機構が福島原発事故をふまえた安全対策の実施状況を説明し、質疑がかわされました。

    やりとりのなかで「耐震の重要度が低い機器が壊れることが、上位の機器に影響はないのか」との質問に「きちんと700ガルで評価している」とか、「冷却機能が喪失した場合どうするか」との質問に「すべての機能がつぶれるところまではあまりないと考えている」とか、「福島のようにパラメータが見られなくなった場合の対応は」との問いに「そのような訓練はされていない」と回答するなど、まだ不十分な面が多いことが浮き彫りになりました。

     関西電力や保安院は「福島と同じ地震津波でも大丈夫」と喧伝していますが、「福島とおなじような機器の危機をどう克服するか」ということになるとまだまだという状況であることがはっきりしました。


「安全ぬきの再稼働はダメ」と言いましょう。声をあげましょう!

低気圧による暴風雨、大丈夫でしたか。3.11よびかけ人の一人、白崎良典師死去。再稼働緊迫。

2012年04月04日 | Weblog
     昨日の低気圧の暴風雨は全国各地に大きな被害をもたらしました。みなさんのところは大丈夫だったでしょうか。

また、昨日は「さよなら原発福井県集会inつるが」の呼びかけ人のお一人でもあった白崎良典光照寺住職が亡くなられ、お通夜にお参りしました。ご冥福をお祈りいたします。


          ★

    大飯原発再稼動をめぐり、首相らによる初協議が開催されました。首相は福井県が求めていた「暫定基準」をしめすことを指示しました。
今週中にも2度目の協議がおこなわれ、枝野経済産業大臣が福井入りするとの情報もあります。
原発立地のおおい町はじめ、敦賀市、美浜町、高浜町の行政・議会からは福井県や議会にたいして再稼働判断をもとめる要望もだされました。

    しかし、冷静に考えなくてはなりません。

福島原発事故は終わったのか?

あのような事故を起こさないことを国や福井県の政治家が国民・県民に確約できるのか?

日本各地で大震災予想がだされている時期に、原発に固執し日本の将来を危うくしないか?


   以下、報道です。


■共同・・・・・大飯原発再稼働で首相ら初協議 「安全しっかり判断」
 
    野田佳彦首相は3日夜、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)再稼働をめぐり枝野幸男経済産業相ら関係3閣僚と官邸で初めて協議した。冒頭、「国民の視点から再稼働に必要な安全性が確保されているかどうか。われわれでしっかり判断する」と表明。京都府、滋賀県など原発周辺自治体には慎重論が根強く、首相は協議を複数回重ね慎重に判断する構えだ。
 原発事故以来の課題となっている再稼働の是非に関する政治判断のプロセスがスタート。大飯原発再稼働の是非をめぐっては、福井県やおおい町が要望している東京電力福島原発事故の教訓を踏まえた新たな安全基準を設定するかどうかも焦点。


■時事・・・・大飯原発、再稼働の基準づくり指示=首相「安全を徹底検証」―判断先送り

    野田佳彦首相と枝野幸男経済産業相ら3閣僚は3日夜、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を協議する初めての会合を首相官邸で開催した。野田首相は席上、休止した原発の運転再開の判断が分かりにくいとの指摘が多いことを踏まえ、「暫定的であれ基準を整備し、提示してほしい」と述べ、政府としての再稼働の基準を策定するよう指示した。週内にも次回会合を開く。
 首相は冒頭「これまでの安全対策の実施状況など、全ての事実を徹底的に検証したい」と述べ、原発の安全性に関する論議を尽くして国民の不安を払拭(ふっしょく)する姿勢を強調した。ただ、大飯原発が再稼働した場合、安全性が確保できるかという議論をこの日は行わず、次回以降に持ち越した。首相の指示を受け、経済産業省原子力安全・保安院が基準案づくりに取り組む。 


チェルノブイリ原発事故視察報告をお聞きしました。大飯原発再稼働問題、本日関係閣僚会議。

2012年04月03日 | Weblog

     昨日は街頭演説や原発問題での研修会、各団体との調整活動などでした。

議会での研修は、福井県立大学の江川誠一先生と井上武史先生を講師にチェルノブイリ原発視察報告をうけました。福井県議会の民主党・自民党の議員有志がチェルノブィル視察調査をおこなうのに先立って開催されたものです。

おもな内容は・・・・・・
・ベラルーシ、ウクライナとも都市部を離れると広大な平原がひろがっており、土地はいくらでもあるので除染はしていない。原発は作業しているため除染しているが、そこへ向かう森なども除染してなく、バスでそこを通過する間の数分間は線量計の警報が鳴る。

・ベラルーシ共和国のコマリンの中等学校では汚染地区へ戻っている。事故で38000人の居住者すべてが避難、現在は14000人が居住。合理的に「正しく怖がる」ことで「住み慣れたふるさとで健康に暮らし続ける」。

 ただし、食物由来の内部被ばくもあり、甲状腺がんなどの発症率は高くなっている。また堕胎率も高いが、因果関係は不明。

・農地は汚染状況と土壌状況によって、どのような作物を育てるのが適切か研究。セシウムを吸着するような作物、直接食する作物ではなく肥料になる作物を植えるなどの対策。安全性に加えて、経済性が重要な判断基準。

・ベラルーシでは、チェルノブイリ原発事故地域の医療費はすべて無料。

・チェルノブイリ博物館は1992年に開館。ウクライナで9.2万人、ベラルーシで2.5万人が真実を知らされないまま強制的に避難。新聞記事もほんの小さいもの。

・チェルノブイリ原発の30キロ圏内は立ち入り禁止。最近、25周年記念公園がつくられた。事故で住めなくなった町のプレートが並んでいる。公園の中心には「HIROSIMA」とともに「FUKUSIMA」のモニュメントもある。

・原発では1日3500人が作業に従事。

・原発から3キロのプリピャチの町。5万人が居住していたが廃墟に。
観覧車もある遊園地は5月1日オープン予定だった。その直前の4月26日に事故。

「原発とともに生まれ、原発の恩恵で育ち、原発の事故で死んだまち。これがこのまちで起きたすべて」・・・・・・


     「原発とともに生まれ、原発の恩恵で育ち、原発の事故で死んだまち。これがこのまちで起きたすべて」・・・・プリピャチの町は原発のための「人工都市」だったかもしれませんが、福島でも福井でも原発のある地域は古からの営みがある地域です。簡単に「捨てられない」地域であります。

また、旧ソ連は広大な土地があり、移住する「代替え地」も豊富でしょうが、日本は国土も狭く、数万人、10万人が移住することはなかなか大変です。

あらためて、原発からの撤退をすすめなくては、と感じた講義でした。ありがとうございました。


            ★


     昨日は共産党の井上参議院議員も質問に立ち、SPEEDIデータもしめして、福井の原発が事故を起こせば、京都府、滋賀県など広域に被害が及ぶのであり、原発再稼働問題では、こういう地域も「地元」であり同意が必要であることをせまりました。

まさに、一定の「国民的合意」を得てすすめてきた原子力行政は、「国民的合意」が崩壊したもとで、推進することはできないのです。


     NHK・・・・枝野経済産業大臣は参議院予算委員会で、福井県にある関西電力大飯原子力発電所の運転再開を判断するのにあたって、福井県だけでなく、京都府や滋賀県の理解を得る必要があるという認識を示しました。

この中で、枝野経済産業大臣は、原子力発電所の運転再開を判断する際の地元の範囲について、「原発事故が起きれば日本中が影響を受ける可能性があるので、どこから先は関係がないとは言えない。あえて言えば、原発により近いほど万一の場合の影響は大きいし、地形や天候などで影響を受ける可能性が高い地域が

地元としての要素が強いと重く受け止めなければならない」と述べました。
そのうえで、福井県にある大飯原子力発電所の運転再開について、「京都府や滋賀県は事故が起きた場合、影響を受ける可能性が高い。京都府と滋賀県の知事からはさまざまな意見が提起されており、2人の理解を得られないと地元をはじめとする国民の一定の理解を得られたとはならない」と述べ、福井県だけでなく、京都府や滋賀県の理解を得る必要があるという認識を示しました。
また、野田総理大臣は原発の運転再開について「地元の理解も含めて、国民の意向を踏まえた判断だ。何でもかんでも再稼動するという姿勢ではないことは、是非、理解してほしい」と述べました。・・・・・


     時事・・・・首相と3閣僚、3日に協議=大飯原発再稼働
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題について、野田佳彦首相は3日、藤村修官房長官、枝野幸男経済産業相、細野豪志原発事故担当相と対応を協議する。政府関係者が2日、明らかにした。・・・・・・


  国民の声を聞けば、再稼働はありえない。もし、再稼働判断なら、消費税増税とともに総選挙で是非を問うべき、日本国民と国土の将来を左右しかねない問題です。

本日、大飯原発再稼働問題で井上参議院議員が質問します。廃品回収、教育関係者との懇談会・・。

2012年04月02日 | Weblog
     緊迫する大飯原発再稼働問題。本日、日本共産党の井上さとし参議院議員が国会で追及します。

井上議員からのメッセージ・・「予算委員会の集中審議で質問に立ちます。大飯原発の再稼動の問
題で野田総理らをただします。16時ごろからの予定。NHK中継がありますので、ぜひご覧ください。」

           ★


      昨日は地域の廃品回収でした。

なにしろ冬に戻ったような寒さ。みぞれまじりの雨が降る中、トラックの荷台に乗って回収ポイントを回り、新聞や雑誌を集めてまわります。体が冷え切ってしまいました。

     大量のコミックがだされていたのでみると、84年発行の漫画家つのだじろう氏の作品。

ちょうど高校時代ぐらいにブームになった作家です。一緒に荷台に乗っていた30代のお父さん方は知らないようでした。

当時、作品に疑問があったので手紙でやりとりしたら、何度目かで「もうあなたとはやりとりしません!」とお怒りの手紙が届きました。「高校生相手に大人げないな」と思いましたが、その件以降、彼のコミックを買うこともありませんでした。高校時代のひとつのページを思い出させてくれた廃品回収でした。
参加されたみなさん、寒い中、お疲れ様でした。

     その後は、教育関係者の懇談会で西村きみ子市議とともに県政や市政のお話をして、いろいろ職場の状況や要望をお聞きしました。

     懇談会の後は、地域訪問活動。「こんな生活状況で消費税増税なんてとんでもない」「原発はおそろしい。福島の後始末はあと何年くらいかかるのか」など意見や質問もたくさんだされて対話もすすみました。地域をまわり、市民のみなさんの声を聞くたびに、政治の責任を痛感します。

ガンバリマス。