先週末録画していたテレビ朝日開局50周年記念番組、「テレビ朝日が伝えた伝説のスポーツ名勝負 ~いま明かされる舞台裏の真実~」を見た。
コンテンツは、
・中山律子 テレビ初パーフェクトゲーム 壮絶ライバル物語
・猪木×アリ 異種格闘技世界一決定戦 死闘の舞台裏
・7時間33分 パ・リーグ優勝決定戦の激闘 10.19 男たちの熱きドラマ
という珠玉の3本だったが、当然視聴目的は猪木vsアリ戦。放映された映像、「裏話」もすべて既知のものだったが、それでも面白かった。
1976年6月26日、当時小学校3年生だった私は授業が終わると学校から一目散に帰り、土曜日昼のTV生中継に熱狂した。試合直後は「世紀の凡戦」などと揶揄され、当時は格闘技についてそれほど深く分かってなかった私も、特に盛り上がりのない内容について非常に消化不良だった。ただお互いが発していたピリピリとした殺気は画面を通しても十分に感じ取れた記憶がある。そして後年、当日のルールや規制の中身が明らかになり、一転この試合は「名勝負」と評価が高まることとなる。
現在でも、異種格闘技の選手同士が戦ういわゆる「総合系」で、ファイトスタイルが噛み合わなかったり、互いに手探り状態で地味な展開になっても、「おもしろくない」とか「退屈だ」とか短慮することなく冷静に観戦できる日本人格闘技ファンが多いのは非常に喜ばしい。そういったファンの玄人的視点が醸成されてきたのも、元を辿ると33年前のこの試合が原点(経典)なのではないかと思ったりする。
またこの年、猪木は1月にウィリアム・ルスカと、10月にアンドレ、同じく10月に韓国でパク・ソンナンと、そして12月には単身パキスタンへ乗り込みアクラム・ペールワンとそれぞれ「格闘技世界一決定戦」を戦いすべて勝利しているという事実にも着目したい。
コンテンツは、
・中山律子 テレビ初パーフェクトゲーム 壮絶ライバル物語
・猪木×アリ 異種格闘技世界一決定戦 死闘の舞台裏
・7時間33分 パ・リーグ優勝決定戦の激闘 10.19 男たちの熱きドラマ
という珠玉の3本だったが、当然視聴目的は猪木vsアリ戦。放映された映像、「裏話」もすべて既知のものだったが、それでも面白かった。
1976年6月26日、当時小学校3年生だった私は授業が終わると学校から一目散に帰り、土曜日昼のTV生中継に熱狂した。試合直後は「世紀の凡戦」などと揶揄され、当時は格闘技についてそれほど深く分かってなかった私も、特に盛り上がりのない内容について非常に消化不良だった。ただお互いが発していたピリピリとした殺気は画面を通しても十分に感じ取れた記憶がある。そして後年、当日のルールや規制の中身が明らかになり、一転この試合は「名勝負」と評価が高まることとなる。
現在でも、異種格闘技の選手同士が戦ういわゆる「総合系」で、ファイトスタイルが噛み合わなかったり、互いに手探り状態で地味な展開になっても、「おもしろくない」とか「退屈だ」とか短慮することなく冷静に観戦できる日本人格闘技ファンが多いのは非常に喜ばしい。そういったファンの玄人的視点が醸成されてきたのも、元を辿ると33年前のこの試合が原点(経典)なのではないかと思ったりする。
またこの年、猪木は1月にウィリアム・ルスカと、10月にアンドレ、同じく10月に韓国でパク・ソンナンと、そして12月には単身パキスタンへ乗り込みアクラム・ペールワンとそれぞれ「格闘技世界一決定戦」を戦いすべて勝利しているという事実にも着目したい。