物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

がんばれTOYOTA

2010年04月19日 | Weblog
 以前はポンコツの英国車に乗っていた。一度幹線道路で右折待ちをしているとき、突然エンジンがストップしえらいことになり、嫁が「もう絶対外車イヤやぁ~!」。それでトヨタ車に乗り換えた。車としての性能もさることながら、ディーラーの対応が素晴らしい。担当の営業マンの資質によるところも大きいが、メカニックもみな親切である。購入して間もなく、「機能面で仕様と違う」と電話で小さなクレームを言った。ところがそれは私の説明書の読み込み不足で、完全に誤解であった。先方も電話の時点でおそらくそれを分かっていたはず。それでも晩9:30過ぎに家まで来て、丁寧に説明してくれた。
 本社とは仕事で数年間からみがあった。管理者クラスから若手まで延十人くらいの方とお会いしたが、みな良い人たちばかり。一度こちらが相談を持ちかけていて、向こうが断らなければならない案件があった。そのときも丁寧に名古屋から責任者がわざわざ来てくれた。当方のお願い案件なので、メールと架電で十分済むにもかわらず。
 教育関係の仕事で、まったく面識のなかった同社の研修センターに“飛び込み”でアポイントを入れて、会社のメンバーで見学させてもらったこともある。一方的なお願いにもかかわらず、丁寧に対応いただきいたく感激した。
 私が尊敬する某経営学者が、役員時代から現豊田章男社長と親しくされており、「いずれアキオちゃん(同世代ということもありそう呼んでいた)が社長になりますよ。人格的にもすぐれているし内評も高い」と言っていた。もちろん詳しいところは分からないが、先日米公聴会で対応する姿勢を見たが、落ち着いてきちんとしていた。少なくとも日本国内で批判的な論調はあまり見られない。

 で、「トヨタファン」であるという私的感情を大いに込めて言うと・・・。
 
 今回のリコール件は、逆にトヨタ自動車の「強さ」を改めて浮き彫りにしたということ。もちろんブレーキシステムに関し、品質的な不具合はなくはなかったのだろう。でも数年前の三菱自動車のように深刻で悪質なものではない。それが政治的思惑によって米国議会からヒステリックなまでに追及されながら、社長・役員・会社一丸となり真摯に受けてたっている。一方日本政府は本件に関しまったく介入する気配はなし。静観というか見て見ぬふり。自国の企業一つ守れないなんて、政府は何をやってるんだ!?
 米国政府・議会からよってたかって潰しにかかられながら、孤軍奮闘する一民間企業TOYOTA。基地移設問題で米国政府からほとんど無視のような状態で冷ややかにあしらわれるわが日本国首相HATOYAMA。結局どちらが畏怖の念を抱かれているかは一目瞭然である。
コメント (2)
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