新入社員の前で少し話する機会があった。
今月いよいよ配属を迎えるにあたり、キャリア論を2つと、それぞれの関連書籍を紹介。ジョン・クランボルツの「プランド・ハプンスタンス」と、エドガー・シャインの「キャリア・アンカー」。
前者は「計画された偶発性」理論のこと。 キャリアは偶然の出来事。予期せぬ出来事に対し、最善を尽くし対応することを積み重ねることで形成されるというもの。後者は、キャリアを選択する際に最も大切な他に譲れない価値観や欲求のこと。自分の「キャリア・アンカー」を見極めて、個人はキャリアを選択すべきであるというもの。
間逆の考え方だ。
でもこれから配属される新入社員には「プランド・ハプンスタンス」を強く推奨する。会社の中の初めての仕事なんて偶発性の塊。「自分の希望してた職場と違う」とか「出身学科や勉強してきたことと全く関係ない仕事や」とブーたれる前に、目の前の仕事を一生懸命せえということ。
会社生活20年。幾度かの偶発的人事異動に折り合いを付けながらここまで来た先輩としての本音である。
若者たちは頷きながら熱心にメモを取ってくれてたようだ。少しでも心に届いてくれてたら嬉しいんだけどね。
今月いよいよ配属を迎えるにあたり、キャリア論を2つと、それぞれの関連書籍を紹介。ジョン・クランボルツの「プランド・ハプンスタンス」と、エドガー・シャインの「キャリア・アンカー」。
前者は「計画された偶発性」理論のこと。 キャリアは偶然の出来事。予期せぬ出来事に対し、最善を尽くし対応することを積み重ねることで形成されるというもの。後者は、キャリアを選択する際に最も大切な他に譲れない価値観や欲求のこと。自分の「キャリア・アンカー」を見極めて、個人はキャリアを選択すべきであるというもの。
間逆の考え方だ。
でもこれから配属される新入社員には「プランド・ハプンスタンス」を強く推奨する。会社の中の初めての仕事なんて偶発性の塊。「自分の希望してた職場と違う」とか「出身学科や勉強してきたことと全く関係ない仕事や」とブーたれる前に、目の前の仕事を一生懸命せえということ。
会社生活20年。幾度かの偶発的人事異動に折り合いを付けながらここまで来た先輩としての本音である。
若者たちは頷きながら熱心にメモを取ってくれてたようだ。少しでも心に届いてくれてたら嬉しいんだけどね。