物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

【書籍】呼吸入門

2009年02月13日 | Weblog
 『呼吸入門』(齋藤孝著、角川文庫)を読む。

 「会議やディスカッションで上手く流れに乗って発言できないんですよ」というような話を何回か若手(社員)から聞いたことがある。
「言うか言うまいか一瞬躊躇したりすると、他の上司や先輩がスッと意見を言いはったりするんです。しかもそれが自分が言いたかった中身やったりすると悔しくてぇ(苦笑)」
よく分かる、流れに呼吸が合わせられず間が悪くなるのだ。

 本書に、「間のつかみ方を上達させる」筆者オリジナルのトレーニングが紹介してあった。「10(テン)カウント」というゲームである。
 何人かで集まって、いったんシーンとして、順番を決めずに一から十までの数字を一人ずつ声に出していく。少しでも誰かと声が重なったらアウトで、また一から戻ってやり直し。
 次に誰が数字を言うか分からないので、場の空気、他の人の息づかいをキャッチして、重ならないようにスッとタイミングよく声を発しなければならない。かなり集中力がいる。
 この時、誰かが言った声に被ってしまうのは、息を止められないということ、瞬時に息を溜めることができない。会話上手な人は、相手の一瞬の動きを見て、発言したり止めたりできる。

 なるほど、面白そうなトレーニングである。齋藤先生は自身が主宰する塾で子どもたちに実施しているそうだが、これを果たして“ええ大人”にさせられるかどうかだナ…。
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尊敬する社長のブログから

2009年02月12日 | Weblog
 ほぼ毎日愛読している、私が尊敬する某企業の社長のブログで「なるほど」という記事があった。サマリーを記録しておく。

<以下、引用・要約>
■人間バランスが大事であり「やるべきこと」と「やりたいこと」の両方を並行しないと脳に良くない。
■よく「資格取得のために会社を辞める」という話を聞くが、こういうのはダメ、悪い流れになる。
■「クラブ活動を目いっぱいしながら受験勉強しかも現役絶対合格!」、あるいは「人事分野で言えば、仕事も目いっぱいしながら社会保険労務士取得!」というところに価値がある。
■限られた時間の中に複数の高い目標を押し込めない人間は向上心もそこそこだし、ストレスにも弱い。
■タイムマネジメントなどと言われるが、人間の頭脳の回転速度は環境で決まるので、厳しい上司や仕事など、常に自分を追い込むことが、結局高みに近づくのだ。

上記のようなことを有限実行しているこの社長だからこそ説得力がある。
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「猪木vsアリ戦」を今一度振り返る

2009年02月11日 | Weblog
 先週末録画していたテレビ朝日開局50周年記念番組、「テレビ朝日が伝えた伝説のスポーツ名勝負 ~いま明かされる舞台裏の真実~」を見た。
 コンテンツは、
 ・中山律子 テレビ初パーフェクトゲーム 壮絶ライバル物語
 ・猪木×アリ 異種格闘技世界一決定戦 死闘の舞台裏
 ・7時間33分 パ・リーグ優勝決定戦の激闘 10.19 男たちの熱きドラマ 
という珠玉の3本だったが、当然視聴目的は猪木vsアリ戦。放映された映像、「裏話」もすべて既知のものだったが、それでも面白かった。
 1976年6月26日、当時小学校3年生だった私は授業が終わると学校から一目散に帰り、土曜日昼のTV生中継に熱狂した。試合直後は「世紀の凡戦」などと揶揄され、当時は格闘技についてそれほど深く分かってなかった私も、特に盛り上がりのない内容について非常に消化不良だった。ただお互いが発していたピリピリとした殺気は画面を通しても十分に感じ取れた記憶がある。そして後年、当日のルールや規制の中身が明らかになり、一転この試合は「名勝負」と評価が高まることとなる。
 現在でも、異種格闘技の選手同士が戦ういわゆる「総合系」で、ファイトスタイルが噛み合わなかったり、互いに手探り状態で地味な展開になっても、「おもしろくない」とか「退屈だ」とか短慮することなく冷静に観戦できる日本人格闘技ファンが多いのは非常に喜ばしい。そういったファンの玄人的視点が醸成されてきたのも、元を辿ると33年前のこの試合が原点(経典)なのではないかと思ったりする。
 またこの年、猪木は1月にウィリアム・ルスカと、10月にアンドレ、同じく10月に韓国でパク・ソンナンと、そして12月には単身パキスタンへ乗り込みアクラム・ペールワンとそれぞれ「格闘技世界一決定戦」を戦いすべて勝利しているという事実にも着目したい。
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サラリーマン川柳

2009年02月10日 | Weblog
「チェンジしろ!」 怒鳴った部長が チェンジした
                         (道上さん)
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【書籍】『電池が切れるまで』、『「電池が切れるまで」の仲間たち』

2009年02月09日 | Weblog
 『電池が切れるまで―子ども病院からのメッセージ』(すずらんの会編、角川文庫) と、『「電池が切れるまで」の仲間たち―子ども病院物語』(宮本雅史著、角川文庫)を続けて読んだ。

 前者は、長野県立こども病院に長期入院した子どもたちが綴った詩や作文、版画をおさめた詩画集。重病・難病に負けず、親や医師、院内学級の先生たちに対する感謝、友だちへの思いやりが綴られている。後者は筆者がその続編として、詩画集に秘められた物語を紹介している。
 続けて読むと、前者でその作品が掲載されていた子どもたちの何名かが、その後病院で亡くなっていることを知り、何ともいえない気持ちになる。彼らにとっては「生きること」が、「ごく普通の生活を送れるようになること」がかけがえのないことだったのである。
 一つ確実に言えることは、彼ら彼女らはこの世の中にしっかりと自分たちが生きてきた足跡を残せたということ。間違いなく密度の濃い人生だった。
 「足るを知れ(今の恵まれた状況に感謝せよ)!」、20代後半、時の上司から言われた言葉を改めて思い出す。
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フィールドアスレチック

2009年02月08日 | Weblog
 日曜日、家族で貝塚市の「奥水間アスレチックスポーツ」へフィールドアスレチックをしにいく。自宅から車で1時間弱、キャンプ場や渓流釣り場、ゴルフのショートコースなどが一緒になった複合アウトドア施設である。
 フィールドアスレチックなんて何年ぶりだろう、おそらく小学生以来か。小高い山の中に全部で36ポイント、普通にまわれば所要時間は1時間半ほどとのこと。子供たちは初めてなので、特に二男はどの種目も恐々の様子。結局2時間半かけて一応すべてクリアーした。
 それにしても自然の中で活動するのは気持ち良い。最初は山道を歩くのも動作が不自然な感じだったが、各ポイントをまわるにつれて段々と慣れてきて軽快に動けるようになってくる。ただ、揺れる吊り橋を渡ったりロープを登ったりと、普段使わない筋肉を使うもんだから後半から早くも軽い筋肉痛が出だした。まあ翌日以降に出るよりはましか・・・。
 基本的に都会大好き人間だが、たまにはこういうことしなアカンね。
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ちょうど1年

2009年02月07日 | Weblog
 今日でこのブログを始めてちょうど1年になる。
 最初なんとなく書いてみようかなという感じで、gooブログのサイトから作り出したら思いのほか簡単にできた。しばらくは2日に1回くらいのペースで投稿しながら、こんなん読んでくれそうな人・意見をくれそうな人3人に教えたら、わりと面白がって読んでくれた。そうして段々と親しい人たちに紹介していった。
 昨年6月くらいからはほぼ毎日更新している。愛読者?もいてくれたりして現在一日に200~300件くらいのアクセスがある。年間にするとのべ8~9万件くらいになるのか、結構な数字やなぁ(そのわりにはコメントが少ない…泣)

 これをやってて「時間が少しゆっくり流れるようになった」。

 社会人になった頃から感じていたのは「1年が経つのが早い」ということ。新年を迎えて気が付くとそろそろ翌年の年賀状の準備にとりかからなければならないような、そんな感じ。その“感じ”は20代から30代と年々早くなっていった。50過ぎの先輩からは「40代なったらもっと早く、俺みたいに50なったらさらに早なるで」と言われ、(そうなんやろなあ)と思っていた。
 要するに1年の間に結構色んなことをやってるのに、記録にも記憶にもとどまっていないのだ。
 ブログを開いて、たま~に過去の記事を読み返すことがある。そうすると「まあ、わりとナンヤカンヤやってるよな」と自分で納得できる(もちろん嫌な出来事も多々あるがそれも含めて)。読みながら、やってきたこと、思ったこと、感じたことをレビューすると、不思議なことに「アッという間に時間が過ぎてしまった」という感覚が緩和される。トーマス・マンが小説『魔の山』の中で表現した「山の上」と「下界」との相対的時間感覚のズレみたいなものか…(よー分からん!?)
 もちろん最初からこんなことを期待して書き出したわけではないのだが、年々“光陰矢のごとし”的に過ごしているオッサンにとってはありがたい効用である。
 すきま時間を利用してあまり推敲せずに書いているので、まとまりのない乱文雑文も多いが、“2年目”も肩肘張らずボチボチとやっていこう。
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三角関係

2009年02月06日 | Weblog
 金曜日、会社の友人Tちゃん、中学校の同級生で関係会社勤務のN君と飲む。TちゃんとN君は高校の同級生である。
 われわれの「三角関係」が発覚したのはつい先日。「それなら一緒に飲みに行こうや!」ということで瞬く間に今回の企画が成立した。
 Tちゃんと会うのは1年半ぶり、N君とは中学卒業後25年間会っていなかった。TちゃんとN君も高校卒業後23年ぶりということで、一同に会した時にどんな空気になるか、結構ドキドキしていたが、再開後10秒くらいで「まさかこの3人が共通のツレやとはなあ」などと感慨に浸りながら全く違和感なく飲む。それぞれ二人ずつがその二人限定の話題でしゃべっていても、それを聞いてるもう一人も何か楽しい。「今後も定期的(飲み会)にやろうや」ということで三人握手をしてお開き。次回はいつ頃かなぁ!?今から楽しみである。
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下校の音楽

2009年02月05日 | Weblog
 「ストレンジャー」を改めて聴く。『シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン』が流れてくると中学時代を思い出す。
 この曲は、中学2年の時の下校の音楽に使われていた。
 当時の放送部のメンバーのセンスが非常に良かったのか、毎年の下校の音楽は素敵だった。
 私の記憶が正しければ、
 ・1年生:『ベス』(KISS)
 ・2年生:『シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン』(ビリー・ジョエル)
 ・3年生:『青い影』(プロコル・ハルム)
だったはず(2、3年は逆だったかな!?)。
 洋楽ファンならいざ知らず、一般の人、ましてや中学生なら知らないだろうというレベルの渋い選曲である。
 夕暮れの校舎。クラブや遊びに疲れ果てて、それでも友人とワイワイ言いながら下校したあの頃が懐かしい。
 ということで3曲続けていってみよう!


Kiss - Beth



Billy Joel - She's Always a Woman -



Procol Harum - A whiter shade of pale


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【CD】ストレンジャー 発売30周年記念エディション

2009年02月04日 | Weblog
 『ストレンジャー発売30周年記念エディション』の中古盤を購入。
 記念盤限定のライブCDとDVDが欲しかったのだが、もともと同アルバムCDは持っていたので、買うか買うまいか迷っていた。が、最近よく見るトヨタエスティマのTVCMで流れている『素顔のままで』の“使われ方”が絶妙で、思わずアマゾンでクリックしまった。
 今は見る影もなく太ってしまったビリーの昔の写真集が付いている。若っかぁ~!超有名なビリーがベッドに座り仮面を眺めているジャケット写真の別バージョン(ビリーが真正面を向いていたり、仮面を足元に置いてたり、といった複数のカット)も掲載されている。
 オマケのライブ盤の選曲もグー、『ソングズ・イン・ジ・アティック』に匹敵する出来の良さだ。
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【書籍】「話して考える(シンク・トーク)」と「書いて考える(シンク・ライト)」

2009年02月03日 | Weblog
 「『話して考える(シンク・トーク)』と「『書いて考える(シンク・ライト)』」(大江健三郎著、集英社)を読む。

 大江健三郎の11編の講演録が納められている。

 一番最初のテーマが「中野重治について」。全く興味がない。(読むのやめよかな?)と思いながら読み進めていくと、中ほどに読書論をテーマとした講演録があった。
 “リリーディング(再読)”についての著述が興味深い。
 子供の頃の読書というのは、たいていは初めてその本を読む、新しい本を読む、ということがほとんどで、一体どのように中身が進んでいくのか、つまり「言葉の迷路をさまよっているような読み方」であった。しかし人生を生きてきて、多くの本を読み重ね、ある一冊の本が持ついろんな要素、多様な側面の、相互の関係、それらが互いに及ぼしあって造る世界の眺めがわかってから、あらためてその本をもう一度読む、すなわちリリーディングすることは、はじめてその本を読んだのとは別の体験なのだ、というような趣旨。
 “リリーディング”か。個人的にはあまりしないなぁ。
 少しやってみるか、芥川賞作家の言ってることだし。

 それともう一つ、言葉やフレーズの会得について。
 氏は本を読んだり人から聞いて面白いと思った言葉やフレーズがあれば、それらが含まれる前後の文脈ごと書いたり口に出したり、あるいはその言葉やフレーズを中心にして物事を考えたりするそうだ。そうして自分の言葉とするらしい。
 なるほど、このように自分のブログがあればそれはトレーニングできるなぁ。
 少しやってみるか、ノーベル賞作家の言ってることだし。
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IKEA鶴浜

2009年02月02日 | Weblog
 週末「IKEA鶴浜」へ。一度オープン直後に行こうとしたのだが、近隣の幹線道路が同じ目的の車で大渋滞しており、辛抱できずに引き返してしまった。「ほとぼりが冷めてから改めて行こう」と今回出直したわけである。それにしても大正区の端っこという立地で、また他に何もない所によくぞこんなメガ店舗を出した(誘致した)ものである。
 建物の内装は最小限に抑えていて非常に簡素である。しかし売っているものが北欧を中心とした輸入品でデザイン的に変わっているものが多く、また安い小物(ハンガーや靴ベラ等)はきっちりと陳列するのではなく、カートに無造作に入れてあるだけで、それが逆にオシャレな感じだったりする。それらを見ながら店内を練り歩くだけでも楽しかった。
 結局圧倒的な物量を前に迷ってしまい、ホーム・ファニシング系のものは何も買わず(買えず)。もう少し家で何をどのように活用するか作戦を立ててから改めて来ることにした。ということで今回の「戦利品」はスウェーデン産グロッグ(スパイスと砂糖入りの赤ワイン)2本・乾燥パン3袋・板チョコ3枚のみ。
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イタリア料理「ブガティーニ」 (味の「宝石箱」やぁ~)

2009年02月01日 | Weblog
 土曜日はオフクロの誕生日のお祝い会で、一家、両親、弟夫婦と四天王寺近くのイタリア料理「ブガティーニ」へ。
 ここは彼女がよくいく店で、前から「私の誕生日にいっぺんみんなで行こ」と誘われていた。弟もちょくちょく行くらしく「マジで美味い、期待してていい」ということだったので、昼飯も少なめにしてのぞんだのだが、本当に美味い!コース料理でメニューを限定するより、二皿ずつ色んなものを注文して8人でシェアして食べた。全メニューはずれなし。こういうところは料理名がやたら長くて覚えられないが、写真のエスカルゴとしめじのバジリコソースあえと、ミノをトマトソースで煮込んだのが最高だった(彦麻呂のようにセンセーショナルな表現ができないのがくやしいが…)。
 6●歳にしてこういう所で友人たちと食事しているという我がオフクロ。女性の「うまいもん」に対する探求力にはいつも脱帽である。
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