ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

33歳で感じる「ひと段落」感

2017-02-12 05:50:13 | Private・雑感
20歳で大学のゼミに入り、社会のことを考え始めたり仕事をして自活したりするようになって13年。「最近、ようやく一周してひと段落という感覚になっている」という話を昨日夫としていた。何がやりたいのかもがいたり、こうあるべきだと職場で戦ったり、頑張れ頑張れと勉強したり。そうやってここまできたけど、今の状況を認めて、ある程度満足して、焦りから少し解放されて、落ち着いている。そんな感じ。夫は、「それわかる。俺も、自分が頑張るより後輩育てたほうがよっぽどここでいい仕事ができるようになるってわかってるから、そっちをやらなくちゃと思う段階にきてる。仕事も、一年前に辞めるイメージが完全にできたから、すごく客観視できているというか距離感保って付き合ってる」みたいなこと言ってました。

33歳。大学院を卒業してから就職して、転職は都合4回、引越し6回。結婚もして、だから転勤転職も多かったわけだけど、加えて出産も2回もした。人より忙しく転機を越えてきたと思うけど、ひと段落がようやく今かぁ、と感慨深い。
今の職場は音楽が身近にあって時々ピアノとか弾くこともあるのだけど、昼休みに最近ギターを練習していて(借りれるから)。高校時代、大学時代に、ただのぼやっとした憧れのままに練習して、楽しんでいた純粋な、軽いノリに、今の感覚は近いなと思う。

こういう感覚、同じ世代の人達はけっこう感じるものなのかな?ある意味、枯れてるんだよね。ユーミンのベストアルバム聴きながら、昔の恋を気軽に思い出したりできる。そのことを楽しんでいる。罪悪感などない。
ひと段落を楽しんだら、また次がきっとあるから、そのときはそのときで頑張ればいいかな。