ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

やっぱり好きになれないお遊戯会

2020-02-25 03:46:00 | Private・雑感
昨年7月まで住んでいた伊勢に旅行してきました。メインイベントは、年長さんの長女の同級生たちが出るお遊戯会を見ること。地域のイベントホールを借りてやるので観に行きやすい。ついでに私の職場を覗いたり、同僚に会ってお茶をしたりもできました。


そのお遊戯会。去年はちょうど、三女の出産日と被り、見に行けなかった。なので2年越しのお遊戯会。「ああ、やっぱり私はここのこども園のお遊戯会は好きになれないな」と再認識したのと、「どこが、なぜ嫌悪感を抱かせるのだろう。翻って、私は何を幼児教育に求めるのだろう」などと考えさせられました。

例えば年中組のお遊戯。男子は戦隊モノ?のシンカリオンに似せたコスチュームで、のその主題歌と思しき歌に乗せて踊る。女子は、黄色、水色、ピンクのお姫様の服で、ディズニーアニメの美女と野獣やシンデレラに扮して踊る(いずれも歌はなし)。
これは男子は男らしく、女子は女らしく、を押し付けるような出し物への嫌悪感がある。
では、年長さんの女子が、「夏祭り」の歌に合わせてポンポンを持ちながら踊り、隊形を変えていくチア風の出し物はどうか。なかなか踊って動けてすごいな、とたしかに思う。音楽に合わせて合わせて体を動かすことは好ましい教育のはず。でも、この違和感はなんだろう。
年長さんの最期の出し物は、劇「アラジン」。学年で45人近く子どもが居るから、アラジンAが6人、Bが5人、ジャスミン8人、などとならざるを得ない。みんな凝った衣装を先生が作ってくれて、セリフは舞台の前に置いてあるスタンドマイクまで喋りにくる。
・・・このやらされ感!衣装もパフォーマンスの内容も、先生がかっちり決めて、それを子どもたちに当てはめる感じが嫌なのだ!と気づいた。やらされ感というか、いや、子どもたちは楽しそうにやるのだが、それが目的ではないはずでしょ!という迷走を感じます。

こないだの夏まで、一緒に園庭で遊ぶ姿を見ていた同級生の子どもたちは可愛かった。懐かしかった。お母さんたちも懐かしがってくれて、伊勢の居心地のよさを感じた。同じくまた、このこども園への違和感を思い出したのでした。



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