ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

ふらりNHK「激震マスメディア」

2010-03-22 23:37:44 | Private・雑感
テレビを付けたら、NHKが「激震マスメディア」という番組をやっていた。
討論番組で、顔ぶれは
<ゲスト>
●日本新聞協会会長   内山斉  (=読売新聞社長)
●日本民間放送連盟会長 広瀬道貞 (=朝日新聞元会長)
●ドワンゴ会長     川上量生 
●ITジャーナリスト  佐々木俊尚
●学習院大学教授    遠藤薫  
●NHK副会長     今井義典 

遠藤さんって教授が話を始めるとチャンネルを変えたりしながら、
ふらふらっと見ていた。
新聞・テレビの偉い人たちと、ドワンゴの社長の意見のあわなさ、
というか前者のふがいなさ、ビジョンのなさ、押されっぷりはひどい。

川上社長が、「どっかの掲示板からコピペしたようなJCASTニュースは、
質にしても、記事の数にしても新聞社のサイトより劣る。それでも
JCASTの方が人気がある。それは、新聞社のサイトのニュースは
”違う国のこと”だから。新聞を読む人たちの国のニュースしか載っていない。
ネットの世界の人が必要なニュースも載せなくちゃ」
と。

それと、NHK副会長の今井さんの「自然の映像など、コストを掛け、多面的に
取材をして正しいことに近づいていく。こういうコンテンツを提供するのが
NHKの使命だ」と言って、そのあとの佐々木さんの話。
「コンテンツにお金をかけるのはいいんですよ。今の新聞やテレビは、
それ以外のところにお金をかけている。企業を維持するためとか。
それが読者に受け入れられてないということ」
というような話で返していた。

まったくその通り。
一度、ITベンチャーの社長みたいな人に、新聞社の社長をやらせてみたらいいんじゃないかな。
まあ、今のネットメディアのような会社を目指す、とかではなくて、
普通に新聞発行というスタイルを維持するにしたって、
低コストで良質なものに、すぐに出来る気がする、なんちゃって。

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